カスタードめし441

今や列島は風雲受験シーズン一色、とはいえ部分染めッ!。なわけでボクちゃんたらついつい昔を忍んでもらい泣きエッエッ(ドヘタなウソ泣き)。
なわけで今回は生牡蠣のピザを食べに不動前【ピザチェック】に舞い降りたってわけなんだー。だってカキったら疲労回復、脳機能の活性化作用があっからネ~。受験生ならずともあやかりたいは人情紙吹雪ッしょ?。そんなことよか、
ピッツァって呼びたいとこ、ピザって呼ばねばなんねーだよ、なんせ店名がキッパリとピザチェックだから~。

お1人様、お2人様は2階。それ以上は3階へ、が掟。
オーダーしちゃったーい!のあと、すかさずランチセットのサラダがお客サマに配布されましゅ。やあね。
各種彩りビウチーな感じ~。オシャレ~。
食べてもほろ苦い大人味のゴマ風味がこれまたオシャレ~。イーじゃんイーじゃんてウカレポンチしてたらー、アッという間にピザが来ちゃったぁ~♬ (春より早いってこんなのアリ?)。

▲生牡蠣(なまがき)と菜花(なのはな)のクリームピッツァ
〈生牡蠣、菜花、香草バター、生クリーム、
モッツァレラ、パルミジャーノ〉
2750yen
ウ。
まるでゴージャス極まりないヒョウ柄の毛皮(イマドキはワシントン条約あっから着れないけどー)をまとったオイスター伯爵!みたいなー。この華麗なピザは季節変わりのピザなのでふ。

ふっくら、ふっくりとした柔らかげーなクリ~ムソ~スを基調としたビアンカピザどーよ。
「ビアンカ」はイタリア語で「白いピッツァ」。トマトソースご法度、ホワイトソースかクリームソースを使いまっふ。
これこそが魚介ピッツァにドンピシャなソースってわけなんだー。ホントにマジしくそーだったー。
海のミルクって呼ばれるカキにミルキ~な生クリ~ムなんて当然中の当然!。必然中の完全!。香草バターだってミルクから作られてんだからー追い打ちかけかけ日が暮れる、だわよねぇ~。

寒暖差の激しいこの時期、栄養満点なるお食事こそがイノチ。
カキはあーだし、菜の花は免疫力アゲアゲ作用めっちゃだし、緑が目に染みるバジルソ~スったら血をサラサラにして血行を良くしてくれるんだから~ん。
んでもってモッツァレラとパルミジャーノ!。コレはカルシウムの鬼!、デブるのを抑えてもくれちゃうしッ。
オリーブオイル、生牡蠣、菜花、クリームソース、モッツァレラ、パルミジャーノな1品なんてお見事キャプテンな健康食品だわッ。

んまぁ、こんなんでどーにかコレが栄養ドバッチリだって分かったかしら?オホホ。
やあね。で、お味は?。
むっほーい。そりゃ最高。マジ恍惚。カキの生臭さゼロ!。水でなく塩水で洗ったは明白ッ。香草バターで処理されたカキの食感とテイストは最高級のハナマルッ!。
硬すぎず柔らかすぎず、プリプリというよりモッチリなるカキの身の実態に限りなく迫れる臨場感ありッ。
菜花のかすかなソフト苦み。それが薄味の生クリームとチーズ2種をほろ酔いにさせ、ピザ生地のふわふわクッションがそれらをマルッと包み込んで混然一体の美味ランチに!。

ピッツァビアンカに欠かせない生クリーム。これさえあればトマト嫌いな人もピザを敬遠しないのサッ。
魚介類の具材ピザには決定版だしネ~、いろんなピザ屋さんに行っても必ずメニューにあるよネ~。最近じゃナカメの聖林館さえ、長年マルゲとマリナ2種だけだったメニューにビアンカ加えちゃったもんネ~。

このピザに使われたのは、クリームチーズでもホワイトソースでもなく生クリーム!。
その分クセがなくってまろやか~。「カキのゆりかご菜花毛布かけ」みたいなソフトフェミニン大爆発なイッピンだよホントッ。

これにスパイシーなシソって味覚のバジルソースが絡んでくるんだから増々ピザの味に深みが出ちゃってサー、最後まで美味しく食べられたってもんよー、ケケケ。
お値段なかなか、だけどジャッジはあくまで完食後。そんでもって、つまり?。
満足。大満足ッ。コスパ良し、とか何とかって次元でニャいッ。良い食材はそれなりのお値段で当たり前、の言葉を胸に軽快なスキップしながら帰りましょったら帰りましょッ、な世界の到来!。

ただいま世間はまさに牡蠣料理一色な非情なる世界。そんな渡る世間に牡蠣は既に食べて鬼は外ッ。
そういった個人的な諸事情から、ワタクシ今週もまたピザチェックにお気に入りのピザを食べに参りましたのよオホホ。それは格別のマリナーラソースで頂くサラミのピザ!。
色々なお店にサラミピザあれど、ここのソースが一番好きッ!。もー好きすぎてギスギスした関係にまで発展か?!みたいなことはニャーけどニャー(爆)。

いつものランチサラダッ。冒頭のサラダと比べると微妙にアレンジ変化ッ。今回は中央にオレガノがハラパラッと。
モグれば、う~ん!、これってやっぱオレガノッ。タイムみたくさわやか~なほろ苦さッ!。このぐらいの少量だとフレッシュ野菜に香りを添えてイ~感じのうまうまさッ!。

▲サラミピザ
〈トマトソース、サラミ、モッツァレラ、パルミジャーノ〉
1450yen
オオーットット!。
来た来た、またもヒョウ柄コートのアンターまじでロッドスチュワ?!。「ヒョウ柄はサラミがお好き」ッて云うんでしょ、ネ、ネ。

山手通りの交通量を目測しながら食べるピザってスリリングッ。
ふっくら立ち上がらんとするコルニチョーネ(ピザの縁)、負けてなるかと背伸びするサラミ。あたかもパチンコ台の開けチューリップ!。
このピザについて、まず絶対に申し述べたいことはだヨ、見た目隠れちゃってて見えないけどもー、このピザのトマトソースはピザ界でもトップクラスだと思うフェッ!。

これこれ。ねっとりと液状化せずトマトの原型を留めながら…。
酸味控えめ、トマトの旨味と甘さが凝縮されててだナー、濃厚だけどしつこくない素晴らし過ぎなトマトソース!。産地の違う2種類のトマトをブレンドしたものとか!。
ピザが運ばれてきた時に立ち上った、あまりにも良い香りの正体がコレだっちゅーの。

そんなトマトソースを覆い隠すよーにモッツァレラが拡がり、その上に主役のサラミがショワシュワッ!。
このサラミはシコシコしててよくよく噛みしめるとビックリ仰天な旨味が津波るッ!。脂のくどさなどミジンコも居なくサラミ嫌いな人にも胸を張ってオススメだ!。
上から粉雪のよーに降り注いだパルミジャーノのシオッケも最高!。

サラミって牛と豚、夢の競演のタマモノだよネー。乾燥しながら共演してサー、香辛料浴びせかけられながら完成しちゃったやつじゃんかー。
このピザに使われてるサラミは恐らくミラノサラミだべ。細かーく挽いた豚肉のみ使用した霜降り状のものラ~。
モグるとサラミの硬さはミジンコも居なく、柔らかでまろやか~。噛むほどに楽しい塩気と旨味ッ!。

カンジンカナメの生地!。毎朝手ごね!。
2種の小麦粉をブレンド、使用する塩や天然酵母もすべてが国産。あまりに心地イ~もっちり生地は手ごねのやり方に秘密ありとみたッ。
マジでココのピザ生地のもっちり度合いはすごッ。生地を冷蔵庫で72時間発酵させるなんて聞いたこともないジェッ。大抵のピッツェリアは24時間。たまに48時間てなもんだからー。

低温で超絶スロー、スローで発酵させる根気よさ!。当店のピッツァイオーロ(ピザ焼き職人)斎藤氏はナカメの聖林館で修行したってことだけどー、セイリンカンの生地とは似ても似つかない生地だヨねコレ。
それってスゴッ。自分の世界を見つけたってことだかんネ~。まじ正真正銘の独立だべッ。

そんなことなどミジンコも考えず、おいしいショートケーキならどこだ?ということだけを考えながら飲むコーヒーは甘苦く美味ッ!。おかわりッ!って云いたい気持ちをグッと押さえ込みユラァ~ッっと立ち上がるボクチャンではあった。
完