味の色どり万華(まんが)

タケウチ製パンのコッペパンは昭和そのもの!

カシタードめし235

同じ通りの並びにスライド移転したタケウチ製パン。

このたび、めでたく再始動。

昭和レトロのコッペパンとして名高い、知る人ぞ知る、知らない人ぞ知らない、

お店のパンが帰って来ましたヨーン。

見てくだはいネ、このポスターのレタリング文字。

100パー不透明でない濃さだから、舞台裏丸見え的な。

こーゆー手書きの温もりも『ザ・昭和』の名残りなんでフね~💛。

音譜の黒丸をパンに、五線紙を棚に見た立ててるとこが面白いッ。

手狭な店内に溢れかえらんばかりの多種多様パンのオンパレード!。

何の飾りも広告ポスターもない、ソッケなくもシンプリィな無味乾燥な空間に、

ざわめくプラットホームのよーな小麦粉の一団!。

みなの眼差しは電車がやってくる方向にくぎ付け!。

そうニャ!。お客のボクちゃんこそが電車なんニャ!。

にしても、祝いの胡蝶蘭が浮いてる感じだニャ~。

誰も居ない、潮の満ち引きさえない波打ち際。

静寂の家庭…。

「ただいまー」

の声に応える母の声無し。

かつて父母共働きの子らが『鍵っ子』と呼ばれた時代があった。

自分一人きりで出入りするから常に鍵を持ち歩いてる児童。

ひとり戯れる砂浜。

友達と戯れる砂浜。

ビビたるお小遣いでもなんとか1コ。

友達同士でお金を合わせて何とか1コ。

そのパンの味はアタイ千金…。

遠く昭和を超えた今、繰り返される鍵っ子。

でももう、そんな呼び名はとっくに死語。

▲オムレツ 220yen

コッペパンと同じパン生地。

ふんわり小さめのオムレツが2枚。

レタスをザブトンにケチャップまとってオクルミされちょるネー。

オムレツの中の引き肉とおぼしきものはサッパリ味。

半月型のオムレツはジュンワリした食感、

円形に沿って挟まれたオムレツの食べやすいこと!。

▲たまごドック 200yen

やきそばパン 200yen

日本が生み出した日本独自のコッペパンは、今や外国人にも大人気。

その外国人たち、異口同音に焼きそばパンはキライだってサー。

理由。「炭水化物に炭水化物?!、ありえねー!」

そ?。アンチャラも、食前酒の後に食事せんで酒くらっとるじゃニャーですかい。

マ、いずれにしても今やコッペパンは日本人のソウルフード、永遠のスタンダード。

かつて、遠足や修学旅行などの学校行事を異様に恐れた子供たちが居た。

色々な意味で、自分チが貧しいことがみんなにバレてしまうから。

昭和から遠く離れた今、

同じように身をすくめる子供たちがいる。

あの頃も今も、子供たちは卵パンや焼きそばパンに目を輝かせる。

食べ終わるころには涙も乾いている。

泣いたあとの痕跡はまだ目じりに残っているとしてもニャ!。

ゆで卵を細かく刻んでマヨネで和えている定番具材のたまごドック。

マヨネーズは控えめだから具材が柔らかくなりすぎず、

マヨネの味を主張しすぎずで、アッサリした仕上がりになってるべ。

アッサリ、は焼きそばパンにも云えるネー。

食べ進むにつれ、口の回りが油でギラつきフレンズにヒソヒソ、クスクス笑いされることもニャア!。

もっとミッチリと焼きそばを詰め込んでくりい!がボクちゃんのお願い。

やあね。

渚のハイカラきゅうりパンと白身魚パン。

ロング楕円形とスクエア形コッペパン夢の競演だっぺ。

見物に来た紅葉一枚。

「うみゃそーじゃニャーか!」

▲きゅうりドック 200yen

白身魚フライ 240yen

当店人気NO1、きゅうりドック!。

ウワサきいて食べてみたら大大大納得!。

旨さ爆発!。確かにタケウチの売り!。ウリなだけに。

白身魚のコロモはサックサク。臭みゼロ!。

口いっぱいに頬張って噛むたびにド満足な充実感!。

▲きゅうりドック 200yen

薄切りキュウリと細切りキャベツが、こだわりの自家製マヨネーズで和えてある。

自家製マヨは絶品!。たしかに独自な味覚!。

シャクシャクした歯触り、キュウリのみずみずしー食感とキャべツのすがすがしー食感が何とも言えない幸福感をもたらシュ!。

たかがコッペパン、なのに200円もする。

なんて絶対誰も云わない。云ってもいけまシェん。

一流ブーランジェリーに一歩も引かないオイシサありだから~ん。

▲ツナドック 220yen

あらびきウインナー 220yen

終戦から10年、20年。

肉が憧れだった貧しき家庭の子供達。

肉に飢えた子らの憧れの君がウインナーだった。

のちにニュースターとして衝撃のベーコンも登場するが…。

その後、同じよーに未確認マグロ加工物体「ツナ」の登場を見ることにもなる。

ウインナーは怪獣、ベーコンもツナも怪獣で、

ウルトラマンで仮面ライダーで、マジンガーZだったのヨヨヨーン!。

▲カレーパン 160yen

全日本、すべての老若男女を唸らせるパン界の神。

揚げ色は薄くキツネ色。

小麦粉を炒めて作る昔ながらのカレールーが絶品!。

どの店でも味わったことのないタケウチ独自のねっとりとした味わい!。

スパイシーさがないのは、この店が近隣の幼稚園や小学校にパンを下ろしてるせいニャ。

チビッコたちにやさしー気遣いでパンを作ってるんニャ!。

スパイシーでなくても全然オイシーじょよ。

日本で初めてカレーライスが食べられるようになった明治時代、使われていたのがカエルの肉。

全国の子供たちがカレーを身近に感じるよーになるのは昭和20年初頭ラ。

カレーが学校給食に導入されたからー。

「昔」は古い。「昔と今は違う」。

違うけど違わないー。

日本人て、しつこい。くどい。

それに「歴史は繰り返す」理論がかぶさったらモー怖いモンなし。

「なんちゃって違う」は年号が変われど不変不変~♪。

五つの色の五つの輪。オリンピック。

高度成長の始まり。いざなぎ景気の始まり。

景気は絶対に低迷し続けニャい。

必ず回復して、再び一億総中流社会にニャ~る。

いつしか、そんな幻想に浮かれるようになった日本人。

そして、バブルは崩壊した。

▲ポテトパン 200yen

なまやさい 260yen

サラダパンと名付けずに「なまやさい」。ド肝抜かれるにゃ~。

さすが昭和40年開業、「ザ・昭和」なタケウチはん。イケてまっせ~。

ジャガイモを丁寧につぶして自家製マヨと和えてるポテトパン。

キュウリとニンジンの切り身が、ひとつずつチョコンと乗っかってる。

全部がマッシュポテト状態じゃなくってツブツブ感を残してるから、

柔らかいだけじゃなくってイモ食ってる実感ちゃんとアリ!。

コショウ、辛子なしの優しいテイスト。

トマト、半切り茹で卵、レタスにキュウリ、の「なまやさい」。

う~ん、ボキュもこれからは「サラダ」とか言ってないで

「なまやさい」って呼ぼうーかなー。

「なまやさい」って田舎的なヒビキ。

「サラダ」って都会的。

同じ者なのにぃ~、って理不尽な悔し涙にくれた人、どんだけですか。

▲あんドーナツ 160yen

カレーパンと横綱を東西分け合う存在。

甘い横綱、辛い横綱…。

甘いママ、辛いパパ。

どっちも辛くなった頃、「ガチャ」という言葉が生まれた。

昔の配給コッペパン、そのイメージは “パサパサでボソボソ”。

イマドキのは表面がクシャッと潰れるくらいにモッチモチ。

コレもそーでフねー。

厚みがなくってアンコも少な目。

オヤツであってスイーツではニャい。

わきまえたお姿ステキっス!。

油少な目、やっぱサッパリの生地表面。

細やかなザラメ使用こそが昭和あんパンの王道!。

欧米人は唾液が多い。日本人は少ない。

日本人が、モツモチでフワフワなパンを好むのは、そのせいなんだってサー。

フワモチのパン生地には水分が多く含まれているんだヨーン。

ガチ固いハード系パンが好きだって言ってる人も

ソレを主食としてるわけじゃニャーだから。

たくさんの足跡。戦後焼け跡から復興した日本。

ひたむきな企業戦士達は、それを支えた妻や子らは一体何を失くしたのか。

「落としましたよ」

優しい声はプラットホームのラッシュアワーにかき消された。

優しく声を掛けられたあとに甘いお菓子をもらった子が、

食べながら泣くのはどーして?。

打ち寄せる波は果てなし。

時代は繰り返す。

繰り返してはならないものまで、繰り返す。

アンコだけにアンコーる。

そんなのヤダ。

▲エビカツドック 280yen

ブツブツ切られた小エビが愛らしくも新鮮!。

ひとくち食べて思わずのけぞり!。

ううううう、旨すぎ!!!。

NO1のきゅうりドックを打ち負かして堂々1位ランキング!。

なにこの味付け!。

深みのある味で説明出来ないけど、とにかくウミャああああーッ!。

感心しちゃうくらい生臭みゼロったらゼロ!。

さわやかな揚げ物入りのパンて、そうそうないよネー。

コロモも軽いタッチで食べやすい。油っぽさゼロ!。

しかられたのキャ?。

ケンカしたのキャ?。

泣きべそかいてるアノコにも食べさせたかったあ~。

▲ハムパン 160yen

これでも、昔は子供達の憧れ。高級コッペだったそーでフ。

ハムにキュウリ。なんて贅沢な組み合わせ。

★★★★★なんてなかった時代のオ・ハ・ナ・シ…。

懐かしさを込めて購入。初心忘るるべからずの味がしたヨ~ン。

▲うぐいすあんぱん 130yen

白あん、粒あん、練りあん、そして一番不人気なアンコがウグイス。

ボキュは好きだなハ!。

なんかこう…甘いだけでなくって、ウグイスの味がするっていうか…。

この粒あん加減てシブいよネー。

歯ざわりバッチシ。ほぐほぐと食べよホ!。

タケウチのパン、引きも切らずに買いに来てまスたよ近所のミナサマ。

昭和に思いをはせながら、夕飯にはヤリイカとバクダンの煮物を作りましたヨッホーン!。

ゲソちっちゃ!。どしてチミはそんな短足なんだあ!。

イカを柔らかく完成させるコツ、それは煮るのに絶対時間をかけないことラ!。

弱火でじっくり煮るんじゃなくって中火で数分、火が通ればいいんだよホー!。