カスタアドめし236

遂に、例年より相当温ッたかい日もサヨーナラー(キッチンチェアから崩れ落ち、泣く)。
今朝なんか手袋してる指がかじかんで、
ネックウォーマーの隙間からの冷気に思わず
「アンタなんかプンよ」
と封印されていたジョークを引用する始末だったんですものオホホ。

ナニゲにプゥラリと雑色トーチドット・ベーカリーに立ち寄ってしまいまスた。
大森のトーチドットはよく利用するものの、コチラは今回が初。
店内空間は大森の倍って感じ。
薄ら明るいのと薄ら暗い陽光が入り混じる店内状況はどちらも同じだべ。
ずらり並べられたイヤシの小麦粉軍団のド迫力も同んなじラ~。
早速、選んでいただきましょホ!。

アラ!まあまあ! オヤ!まあまあ!
誰かと思えばボキュが3歳の時、明け方未明に視た夢の中で出会った3人組ぢゃあないのホ!。
ハアーイ!。

真ん中がクリ、左がスマG、右がスー。
つまり3人揃ってクリスマGスー!。
ものいわぬフレンズらはさておき、本日購入したパンをごらんくだはいネ。

手前がクロワッサンのクロックムッシュ、その背後には野菜のカレーパンに
茎わかめが2個(1個お持ち帰り)。
一番奥がごぞんじコロネ、そしてアイスコーヒーというラインナップだビョ。

▲コロネ (カスタード)
230yen
〈モーニング、ランチセット対象〉
コレ見ちゃうと、必ず幼稚園時代がよみがえるのアタチったら。
特に理由もなくヨ。やあね。
コチラ、定番のチョコでなくカスタードクリーム。
普通、カスタードといえば卵の黄色味が強いハジュなんだけど、
卵がほとんど使われてないんだろーか、色白サンでサッパリ味ヨーン。

チマタで見かけるコロネって、柔らかいパン生地が使われてること多いけど、
ココのは見た目と違って、かなりのムーニン、ムゥーニン!と引きが強い!。
いかにも頑固者といった6頭身バデイ、
しぶい焼き色の光沢放つ男の背中にシービレちゃう女性続出か!。

ミルククリームに近いやつが、引きの強いシッカリ粘りのある生地に注入されているのヨ。
見てこの引き!。左右に引っ張たら、硬直しあった綱引きみたいにピーンと張りつめ!。

▲茎わかめとわさびマヨネーズ
280yen
ごぞんじトーチの目玉商品!。
コレって大森ではたいてい昼前には売り切れだけど、ナジェか雑色の方は昼過ぎでもあることが多い!(その後、通い始めて知った事実だジョ)。
茎わかめは前の記事で紹介済みだから、ここでは省略させてちょうだいな。
悪いわね。お父様にもよろしくおっしゃってくださいな。

▲野菜カレーパン
290yen
〈モーニング、ランチセット対象〉
噛み応えがあってびっくりしちゃったヨーン!。
小麦の味も…ふ、深いッ。
パン生地だけ食べてもオイシーのに、スパイス効いたやや辛口のビーフカレーが入り、さらには濃厚なホワイトクリームまで。
本気?!。
その上、火を通した野菜(ナス、パプリカ、ズッキーニ)が彩りよくお顔を覗かせているじゃああーりませんか。
ワタシ、ほんとうに良いわ!。

食べてみて感動したのは、このパンたらグラタンを思わせるモッタリなホワイトクリームでね、スパイシーなカレーの辛味を中和してくださってるの。
ほんとうよ。ほんとうにそうなの。
カレーとグラタンは相思相愛にマッチして、野菜の甘味を引き出して複雑な旨味を。

並び立つ両雄のお姿にひれ伏すがいいわ。
ニャんだ右のは?!、知らニャーぞ!とお怒りにならないでぇぇ~。
茎わかめパンの裏側ですの。本邦初公開オホホ。
表の顔とあまりに違いますわね。まんまとしてやられた感がありますわね。

揚げずに焼かれたカレーパン。それだけで安心感あるジョよ。胃が重くならニャーだから。
パンはパン粉が振られて焼かれてっから、パン粉の食感も旨味に一役買ってるキャも!。
お客さんもこのパンの底力を十二分に思い知らされているらしく、次々に捌けていきまスた。
もう残ってましぇん。無くなってしまいまフた(ホホにキラ光る涙)。

パンを買ったらセット割引価格になるアイスコーヒー(ホットともに320yen)を飲みながら壁際の時計を見やる。
ほう?。飾りでなくちゃんと作動してるのだニャ。なかなかやるじゃニャーか!。
この席はゆるやかなカーブを描くカウンター。
真逆方向にテーブル席が幾つか。
外のテラスにもベンチとテーブル席あり。
なんか急に冷えてきたジェ。HOTコーヒー追加ッ!。

▲チョコカスタードデニッシュ
310yen
なんなく、サリゲーなく、新たにパンを追加注文!。
母親に連れられた子供が、手に持つコレをボキュにチラつかせながら凱旋帰宅するのを見て
くやしまぎれにダッと席を立ちオーダーした形。
いでよオオカミ!、みたいな?。

黄色い池でたわむれるオタマジャクシ…。
そんなビジュアル効果がボキュを購入に駆り立てたってわけなんだ。
アーアー、ほんとに全くそうだったー。

サクッと歯切れよく、それでいて生地のずっしりとした重みがパイ生地にかかる。
これはあなどれないな…。
とっさにそう感じ、遊び半分な気持ちを捨て、真っ向から挑みかかる気持ち。
これ大事。
真剣にがっぷり四つ。おかげでコレの美味しさをたんと味わうことがデケた。
まったりとしたカスタード、苦みの弱いチョコチップ、ザラメを振られたデニッシュはパイになりたい野望も忘れ、開き直っての美味しさ提供。
そのいさぎよさ哀れ。
でもねえ…。
何もケーキでなくったってイーのよ。安物の菓子パンで十分。
喜ばせたかった気持ちが声に乗れば、子供はそれを感じ取るキャら。
突然、黄金宮殿の食卓が貧しき家の貧相な食卓に変わっても
そのことに気づきもせずに食事を続ける人。
そういう大人になった人がどこかにいる。

▲シーフードのピザ
330yen
〈モーニング、ランチセット対象〉
「一体アンタどんだけむさぼれば気が済むんだね」
村の農民らはそう言ってアタクシに詰め寄りましたの。
さあ。さいざますわね。アタクシにもよく分からなくてよ。
といったノリで再度シーフードのピザをも追加注文!。

甘いのと辛いのと二層構造。
あーあー、こんなコタツがあったなら!
なはんてガーベラの花飾りを頭に付けたチンパンズィらの溜息が聞こえそーネ。
ピザパンはトングで持ち上げた時ビックリすた!。
ヒッジョーに重い!。具材はイカにエビ、アサリ。
厚みのある生地には濃厚なバジルソースがタップリンコ。
大量にかかったチーズは中にまで染み染み!。
味は濃い目、しっかり焼かれた噛み応えあるピザパンだヨーン!。

▲クロワッサンのクロックムッシュ
330yen
〈モーニング、ランチセット対象〉
続いて話は大きめのクロワッサンに。見た目、ちとシーフードピザと紛らわすィー。
中に小さめ薄切りベーコン入りのクリームソースを挟み、上からタップリのチーズをかけられ焼かれてイリュ。
しっかり焼かれたチーズ、いい色に焦げてカリカリになっている部分があってウレピイピョン。
本体のクロワッサンは周りがカリカリでサクサク、底面までシッカリ焼かれていて全体に良い固さを感じるニャ~♪。
中はしっとり、バター感も強いッス。
そんなクロワッサンにクリームソースとチーズをぶつけてるわけだから、仕上がりは濃厚コッテリ。
上からお約束のパセリ粉末が振られ、色と香りのアクセントも心地よく。
寒い季節にピッタリ、エネルギー充電完了なガッツリぱん!。
にもキャキャわらず、アッという間にペロリンとは何事か!。プンプン!。