味の色どり万華(まんが)

トーチドット ベーカリー大森で大田区屈指のパン食べたヨーッ!!!

カスタードめし228

いよいよ、当たり前のごとくに紅葉前線開幕ラァァァァァァ~ッ!。

街路樹でひときわ目を引く紅葉っていったら、黄金のイチョウ!。

紅葉ならぬ黄葉…。

やっぱ日本語の限界を感じるケースだニャ、これも…。

マッ、本日も日中は奇跡の最高気温19度。

だもんでサー、今日はかねてより気になってた

“大田区では3本の指に入るパン屋”

と云われてるトーチドット ベーカリーに行こうかなっと。

澄み渡る爽快なアオゾラ見てると、

ボクちゃんたらナジェか美味しいパンの焼ける匂いを感じるのでッス。

やあねったら、やあね。

大田区は大森。京浜東北線と並行、ひた走る池上通り。

MEGAドンキのそばに目指す【トーチ ドットベーカリー】は在った!。

ウッキャアアアアーッ!。

いさんで重量あるドアを開ければ、開店9時でイートインの数席はすでに満席!。

ウォッチャああああ…。回れ右して退店。

ぷ~らっか、ぷ~らっかとして再びの来店は昼過ぎ2時半!。

狙い通り、思惑通り、計画通り、か何か知らんが遂に席をゲット!。

店内お客サマわずか1名!。

バッグを席に置き、小さい店舗スペースだけんど温もりのある空間に身を投じる。

こうゆーのも身投げって云うんだべか。

流木組み木の右手壁に撮影OKのマーク!。

さすが総インスタ映え時代をよ~く分かってらっしゃるのネエ~💛。

ステキざあ~ますオホホ。

店内奥半分スペースは、流木に飾った円球灯の光を際立たせるよーに暗め。

それなのに空間が明るいイメージを持つのは、外から差し込む強い太陽光キャ。

お店のネーミング【トーチ ドット】ってどーゆー意味?。

トーチはタイマツ(松明)、ドットは、小さな黒丸の方の意味じゃなくって、

しずく

の方なのでス。

タイマツのシズクッていやーパチパチ拡散する火の粉キャ?。

それだと火事を連想するけど、火の粉がシズクなら燃えないネン。

タイマツは闇を照らシュ。自分の存在をアッピ-ルしゅる。

浮遊する火の粉は液体のシズク。

水は連なって連帯シュる。

“古き良き日本文化の継承”

をスローガンに、日本文化継承の灯を消すまいと頑張る心意気のベーカリー。

それでか、このお店の人たちは皆シャン礼儀正しー。

なある。かつて日本人は礼に始まり礼で終わってましたんヨね~。

トレーに好きなパン乗っけてレジで支払い。

おりしも日差しの温もりマックスの席に着席出来たことを天空のベエカリ神に感謝する始末。

さすが、“人が集まる店舗”をテーマに作られただけのことはあるイヤシの空間ラ。

まあね。

ホットコーシー(割引で320yen)、おなじみのエピ、あと、

存在性とインパクト破壊力最大級のモンスターパン、

KUKI-WAKAME!!!の購入に自ら舌を巻く!。

▲茎わかめと わさびマヨネーズ

280yen

〈緑の色が強烈ですが、今人気の茎わかめマヨネーズあえとパンの相性は驚くほど抜群です!

食事にぜひ~!!

わさび感はあまりありませんので、苦手な方でもご安心を!〉

とお品書き。

このパンは、生地にたっぷり水分を含んでいるかのよーな味わい!。

生地はもっちり、しなやか、たおやか、おおらか、

そしてボクちゃんたら今日もほがらか!。

生地は弾むようで噛んでて心地いー。

自分がトランポリナーでいられるのはアトいつまで?、

みたいな錯覚さえ起こしかねないキワドサ。

でも待って!。

酸味と塩気がかぐわしい黒ゴマを伴って、ベロちんに押し寄せてくることウケアイ!。

茎ワカメってこんなに美味しかったっけ?、と目からウロコ!。

自分が半魚人化したことさえ気にも留めず、モクモクとこのパンに集中出来る自身の集中力にアッケにとられることシバシ。

コリコリな噛み心地が和風トルネードを生み、マヨネーズを拡散しながら市街地上空に舞い上がるスケール感!。

そんなことを夢見ることが出来る一品だ!。

これも追加注文してお持ち帰り。

ひとり部屋にこもり、しばし光を当ててみたりして美味しさの解明に努めるも、ムリ。

ただ食べただけ。

でも、そのただ、が食べただけに美味しかったと教えてくれる。

メッチャ意義あり。

時計じかけのオレンジに対抗するエピ。

それはバネじかけのベーコン観客を乗せたパン。

柔らかめのクキワカとは真逆食感ゆえ両者並び立つのか。

それとも、これはアタクシがただトレーに乗せただけにすぎませんの?。

だとしても、これらが絵になるのは確かじゃござんせん?。

▲大葉とイベリコ豚ベーコンのエピ

240yen

〈沖縄県産島唄ベーコンの定番エピ!〉

しっかり固いハード系生地!。噛めば噛むほど小麦を思い知らされる!。

食べやすい大きさに切られた角切りベーコンは肉感が強くてパンチあり!。

固い生地に負けないベーコンに島唄のネバーギブアを観た!。

たっぷりまぶした白ゴマの香ばしさ、大葉のしなやかな香りがパンのハイセンスさに磨きをかけ、ミガミガ。

パンに対しての具材の量が絶妙。どちらも引き立てあう日本人的DNAか。

にしても島唄ベーコンちゃんたら真っ赤なホッペだこと!。

噛めば噛むほどに味わいが増すカメアジマッシーの伝説にノックアウトされお持ち帰り。

うちの皿のフォルムに馴染もうとする前向きなエピに拍手!。

で、3日後。

我が身、やせるには早く太るには遅い日の午後、再びトーチドットに入店!。

店舗正面左にこの店のロゴ。

1本のタイマツに火、ではなく3本の矢に見立てたタイマツならぬ焚火?。

シズクであるドットがパンになって焼かれておりまシュ!。

ロゴのセンスで、そのお店のレヴェルが知れるって欧米で良く聞くけど、

まさにコレはその典型。

ハイセンスなお見事キャプテンなパンや従業員サン達の姿勢まんまだべ!。

今回も最高気温18度、風速3mの日に襲来だヨーン。

今回はコレ!今回はまさにコレら!。

割引カフェラテ(370yen)にオカズパンのピザ、甘いパンのスコーン、という前代未聞のミーモンモン!みたいな…。

外からの強烈な日差しに、我が人生の行く先に立ち込めるかもしれない暗雲、

たちまちのうちに消散!。愉快きわまりない瞬間だべ。

ほのかに香るシャケならぬサハモン。

早起きはサーモンの得。

スモークサーモンもチーズも固くなってるけどヒッジョーに美味。

かたくなっても美味しいよーに計算されてるキャらだね。

素材感が出るパン作りを心がけてるのが良く分かリュ。

固いソーザイに噛めば味に深みが乗るパン生地。

もりもりと噛めば、歯切れいい細切りタマネギがアラいやん御免あそばせ。

▲スモークサーモンのピザ

390yen

〈たっぷりのサーモンを自慢のカンパーニュに乗せました!〉

カンパーニュによく合うサーモンの噛み心地。

サーモンに皮まで付いてる。

コレが決定的な証拠となり、正体はシャケだとバレた形。

シャケも鳴かずば撃たれまいに、そのままの教訓…。

切り口を見れば、噛み応えのあるカンパーニュ生地だと断じて分かる。

やや薄めの甘味少ないパンを、手を抜くことなく全面的にキチンと焼いているので、カリッカリのサックサク!。

このお店はハード系のパンを中心にコレクションしてるわけだけど、

ドイツパンとはひと味違って日本人仕様のハードケイだから、

どっかテゴコロが加えられてるって感じ。

▲抹茶&ホワイトチョコスコーン

260yen

〈スコーン生地をお抹茶に、ホワイトチョコを+!

抹茶のにがさとホワイトチョコの甘さがくせになります!〉

甘いパンなのにサカナ臭い中に置きっぱにしていてごめんなさい。

気分、害しました?。

いえッ、別に。という先からソッポを向く緑色なヤツ。

割ってみりゃ確かにボロン、ボソッ、でスココーンだね。

口の中で崩れてゆくけど、意外とシットリ感も持ち合わせてて不思議食感。

見かけ倒しの抹茶色でなく本格的な苦みある抹茶が味わえるネー。

生地に練りこまれてるホワイトチョコはかなり甘め。

このスコーンたら煎茶、紅茶にバッチグなやつだ~!。

此処は旨すぎ食パンが有名なんだってネ。今度チャレンジしよっかなー。