味の色どり万華(まんが)

恵比寿のバーガーマニアでチェリーバーガーとローズマリーレモンバーガー頬張ったァーッ!!

カスタードめし311

ショッキングピンクの不可思議なるアジサイを見かけた朝はアンニュイきわまりないア・タ・シ。

だからかなァ。だからよォ。アタシにとっての美しさを保つ秘訣、それってやっぱりバハガアじゃなヒのぉ~。やあね。

アーッ!、とびっきりの笑顔でほっぺたをトノサマガエルして見せるバハガア・ランチ!。

本日もキメてみせるわよッ(水を口いっぱい含んで微笑む含み笑い)。

舞い踊りながら到着したのは恵比寿駅から徒歩数分の【バーガーマニア恵比寿店】百名店!。

このお店ったら、他にバーガーマニア広尾店(1号店)、白金高輪店もあるのだった。運営してる会社はマニアコーポレーションだべ。

この恵比寿店は今年が10周年目、白金高輪店は1周年、そしてバーガマニアは創業16周年を迎えるのであったー。

本日のお目当ては、この店と広尾店のみが限定販売していると聞くチェリーとパティがおりなす甘じょっぱい「チェリーバーガー」。

甘辛MANのボクちゃんが好んで食べる甘じょっぱいバーガーっちゃあ、パイナップルをトッピングしたもの、BBQソースたっぷりのもの、テリヤキとかネ。

なわけで、アメリカンダークチェリーJAMのバーガーと聞いちゃ黙ってられるわけニャーばい!。押すな押すなでご到着ッて段取りなわけなのヨー。

ホントに険しくそーだったー。

▲チェリーバーガー (広尾、恵比寿店限定)

1639yen+パティ605yen

ふぅぅむ、なるほどひれはれ。バーガーマニア創始者が夢見た “NYブルックリン空気感” の再現とやら、ナニゲにバーガーの佇まいにもそこはかとニャく表れているよーだス。

マジかって、ほら、このバーガーったら見た目1本スジがピシッ通ってるヤンケイ。

とかく闊歩する姿勢の悪さが指摘される日本人。やっぱ、こーはいかないんでなーキャ?!。

本日は御日柄も良く、305号線に面したお店の窓は全開!。

入店する人々も陽光とそよ風に魅せられ次々に入口そばの席をご所望!。

でもこの時は開店直後、ごらんの通り席はガラガラ。ボクちゃんは写真手前のケチャップがチラ見する席に陣取ったって末路!。

▲グァバジュース

ランチドリンク275yen (単品671yen)

陽光を受けテーブルに塗られたニスが冷ややかに美しい光沢を放つ中、グァバジュース到着!。なじぇコレにしたかというと、チェリー色に染め上げてみたかったから…とだけ言っておこうキャ。

でも失敗。チェリーバーガーと同類型味覚になっちゃった~。もっとビビッドなコーラかなんかでガツンとカップリングすべきであったジョー。

バーガーを待ってる間、まわりをキョロキョロる。

この写真はボクちゃんが座ってる席の真横。ボクちゃんが座ってから約15分後、2人組が陣取りまスた!。

この画像は上写真の後方あたり。ボクちゃんが座ってる席の右斜め後ろってことになるんだべヨォー。

クラフトビールの文字が見えるジョ。このお店はクラフトビールにも力を入れてて「ピルスナー」「ペールエール」「スタウト」「ヴァイツェン」「IPA」など、小粋な取り揃えが豊富。

もちろんドラフトビール、ワイン、カクテル、ウィスキーなども飲め飲めッ。

ブルックリン出身の超有名人っちゃー、エディー・マーフィーにマイク・タイソン、ノーマン・メイラー、ウディー・アレン、バリー・マニロウ、ビリー・ジョエル、キャロル・キングにシンディ・ローパー、数え上げればきりがニャあ~。

音楽、映画、スポーツ、ありとあらゆるスタイリッシュな文化の集積地区ブルックリン。

目の前に置かれたバーガー見ていると、次第に自分がセレヴになったよーな錯覚を覚え始め、激しく貧乏ゆすりを始める両膝を髪振り乱し抑え込まねばならぬ始末であったというのに!。

穴が開くほど見つめれば見つめるほど、美しきチェリージャムにほとんど失神擬態!。

チェリージャムを作る材料は、チェリーに砂糖にレモン水。たったこれだけ。

マ、ダークチェリーには砂糖、チェリーには砂糖よかラカンカもしくはグラニュー糖、みたいに微妙なアレンジはあるもののーだ。

作り方もいたって簡単!。チェリーを煮て、水が出始めたら砂糖入れて煮て、そのあとレモン水を足して煮るだけ。だいたい30分くらいで完成しちゃうのだべ。

バーガーにクリームチーズはドンピシャの相性!。それが分かってるのは大抵マニアックなバーガーファン。一般にはさほど知られてはいニャあ事実。

あとはソレが好みかどーか。ただそれだけ。ボクちゃんみたいなお子様はソレ大好き。

この写真を見てくれたまへ。

ブラックチェリージャムのダークピンクジュースが、ゆっくりと真っ白なクリームチーズを染めながら伝い行き、やがてソレはパティまでをも赤面させてやまなヒ!。

何という赤紫なるダークサイド!。何というグルメ展望!。それら赤紫集団はトマトをもたぶらかして仲間に引き入れてしまい、遂にはバーガー自体をチェリー色に染め上げてしまったのだ!。

じゃ、いいんじゃんそれで。これは最初っからチェリーバーガーだっていってんだから。

とびっきりクールなアメリカンダークチェリーJAMに寄り添うバンズ。それって天然酵母のイケてるパン。「峰屋」からのオーダーメイドでもあるのだジョェ。

バンズの裏にはチェリーソース、チェリーの下にはクリームチーズ。

これほど最強なコンビが奏でる大漫才、あるいは交響楽に対する拍手喝采、もしくはアイススケートペア・フリー部門優勝、があろーか?!。

このお店のパティ、肩ロースとモモ肉を調合して作り上げる100%国産牛だとかネ。

そいつぁーはもちろん、お約束の粗挽き。当然肉肉しさが感じられるジュウスィなもの。

野郎どもの領分で幅を利かす牛パティも、チェリー色に染め上げられたとなると様相一変!。

このお店のチェリーバーガー、女子にすっごい人気。オサレでバエバエ、のしかかってオイピイ!となりゃあねぇ~。もちろん野郎共も負けず劣らずコレに食らいつく。

チェリースッポンになるために。明日こそチェリースッポンと化した我が身を鏡に映し上げて至福の中で失神出来ますよーに、だべ!。

バーガーの美味しさに途方に暮れ、涙ぐみながら見上げりゃ天井には散漫なドライブーケの数々。

なるほろ。ドライフラワーを作る場合、真っすぐな形で乾燥するよーに逆さにつるして乾燥させるは基本。完成したら大抵そのまま逆さで飾る、という場合が多いそう。

乾燥させる場所としては、風の通りが良くって湿気の少ないところがベスト。

確かにこの場所って最適でフェ!。

ドライフラワーの花言葉って日本には存在しなヒ。ところが海外では「永遠」「感謝」「永遠の友情」といったステキな花言葉あり。

なあるほろ。お客様の入ってくる場所にソレを何故飾ったか、メガトンに納得ラ~。

店奥は入口付近とはうって変わった雰囲気!。照明が暗く、装飾もこんな…。

ネイティブアメリカン(アメリカ先住民、インディアンを指す)ドストライク!。

国旗の横にドライフラワーブーケ…。いかにも、白人とインディアンの「永遠の友情」を象徴する空気が漂っておりまフが。

ところで、インディアンの血を受け継いでるハリウッド俳優って誰だか知っちょるかい~?。

ジョニーデップにケビンコスナー。ジョニデはキモサベ役やったし、ケビコスはダンス・ウィズ・ウルブスだったしネー、みなはん自分のルーツは大事にしてんのネ~。

他にも、エルビス・プレスリー、ジミー・ヘンドリックス、アンジョリーナ・ジョリー、キャメロン・ディアス、そうそうたる顔ぶれで開いた口が塞がらなヒッ!。

でも、なんでこのお店がネイティブアメリカンチックな要素を取り入れてるのかは不明ラ~。

この日はスタマックの気分が良く、座った席の周囲に流れる空気感も良く、食べたバーガーの味も良く、でハンバーガーをもう1個追加注文しよーキャ?!という絶対的禁じ手に打って出てしまったことをお許しくらはい。

鼻の下を1cm追加伸長しメニューを再検証した結果、第二弾はコレだあああああーッ!!!。

おおおおーッ!!!。混み出してる割には13分でご到着ッ!。

見た目、チェリーバーガーとは違い、ハンバーガーらしいヤツだべ!。ウムウム。

クシャッとしたバンズ帽の下にパティ、その下からストーンズよろしくピクルスのベロ!。

その下にミックジャガーの赤いシタクチビルときたもんだあああああああーッ!!。

なんちゅう食欲への水先案内人、罪作り度数NO1!。

恒例、バンズのお帽子取ってのごあいさつ。

出た!。しっとりふっくらモッツァレラの上にローズマリー香草!。その量も考えられたバランス良いもの。添えられたクシ切りレモンを絞りかけてみたらブッ飛びの美味しさがそこに降臨したヨヨーン!。

臭みの有る獣肉を食べる国でローズマリーは匂い消しとして活躍。日本だと匂い消しよか香りそのものを楽しむ目的で使われることが多いでショ。ローズマリーポテトとかネ。

バンズもパティもチェリーバーガーと同様にかなりな大きさ。

レタスもトマトもフレッシュでさわやかな歯ざわり、瑞々しくって水分もたっぷり!。

バンズ上(クラウン、バンズの下をヒール)の裏にはレモンの酸味が効いたマヨネーズソース!。これがとってもさわやか~。

▲ローズマリーレモンバーガー

1639yen+ピクルス220yen

キングの風格。ポテトのゴールデンアーミーにかしずかれ、王はジューンブライドの陽光にまどろむ。

このランチプレートに必ず付いてくるポテト、乱切りのタイプではなくホクホク食感で缶詰ミカン形。個人的にはこーゆー方がジャガイモ食べてる感が増し増しで好き~。

塩気もローズマリーの気分を害さないヨーに配慮されているのが分かり好感度二重丸!。

このお店ではパティの焼き加減をミディアムかウェルダンか問いただしてくれまッシュ。

ボQ(ボク)ったら大人ぶって硬めのウェルダンにしてしまう手際の良さも見せつつ余裕の横座り!。

レモンの酸味+マヨネーズソースの酸味+ピクルスの酸味。

色んな酸味がくんずほぐれつでこのバーガー、野菜と共に相乗効果大爆発、みごとなチームワークのワンバーガーとなり果てぬ!。

もちろん付け合わせのサラダもなかなか秀逸!。

ギッチリ詰め込まれた新鮮葉物が特製ゴマダレソースと意気投合、黄金のバッテリーとなり果てぬ!。アー、美味しいッ!。

一方、このバンズの素晴らしさも忘れてはならんジェ。さりげないけどバーガーに最適。シンプルでありながら生地の固さや焼き加減も絶妙だったァー!。

肉汁とマヨネソースが混じり合うと最高の旨味ソースが誕生するんだけどサー、それを極力したたり落とさぬよー援護射撃するのがこのバンズの役目なのだが…。

バーガーペーパーにゃ肉汁溜まりが凄ッ、それがどの店でも嬉し恥ずかし、悩みのタネ。

なのにこのバンズったら何故かベチョベチョになったりせず、しっかりと具材を上下から挟み込み続けるマジックを華麗に披露!。

観客席のチンパンズィらも半狂乱で拍手喝采!。乱れ投げる松ぼっくりも粒ぞろいの形が見事な物ばかり!。

▲アメリカーノ

275yen (単品561yen)

アンコールはやっぱりコーヒー。苦み、酸味、甘味、全てのバランスがとれてて量もたっぷり。かなりレヴェルの高いコーヒーでオドロキ。専門店のブレンドといっても十分通用しちゃうネ~。

しかもアッツアツでのオマチドオ。なかなか冷めないという格調高いマジックまで披露してくれたんニャ!。あっりがとホ~💛、リピ確実なマニアックでした~。