カスタードめし248
武蔵小杉のグランツリー内をプ~ラッカしとったらだね~、雑貨屋さんのお皿コーナーにこんなん有りまスた~。
で、案の定ソッコーでハンバーガーへの遥かなる思いがフツフツと…。
そーだそーだ!、やっぱり今からコレからこれっきり、ハンバーガーをむさぼり尽くしに行かなくっちゃー何とする!。ハ!、なんとショッ!!!。
サムゾラの中、大森のラモーンに来たジェーッ!。
セックスピストルズなどと共に熱いパンクロックの時代を走り抜けていったラモーンズ(1974年~1996年)。
そのラモーンズをこよなく愛するオーナーしゃん経営のヘルシー志向のバーガー屋こそがココだあーッ!。
オーナーさんたらラモーンズのベースマン、ディー・ディーと同じヘアスタイルなさってますやんけーッ!。
そなの。そザマス。入りましょッ。入店するザァマスッ。
オホ!。店頭のコレ、さっきの皿上ミニバーガーの二段バージョンなんだあ~。
やっぱバーガーのオブジェはダブルデッカーだよネー。
アマゾンなんかでダブルデッカー貯金箱3000~4000円くらいで買えるけどッ。
ボクちゃんなんかサー、そんなのが部屋に在ったら24時間バーガーキラー、パブロフの犬状態になっちゃうかんね~。身を守る意味でも絶対買っちゃいかんのだー!!!。
▲BBBQバーガー〈ベーコン&バーベキューソース〉バーガー
1680yen
むふぁッ。BBBQはBBQの間違いだな、と思ったチト多いかも。
かくいうアタクシがメニュー見てそー思ったんザンスの。たくみな罠ねウフフ。
BBQ(バーベキュー)に、ベーコンのBが一つ加わったのラ~。
焼き玉ねぎ、トマト各80yen、マッシュルーム300yen、をトッピング。
コーラ単品350yen
ラモーン王国。
その領土にそびえ立つBBBQ城…。
コカコーラ・ボトリングから見下ろされる高さではあるものの、やはりその標高は遠くヒマラヤに及ばない。恐ろしいことだ。
開店11時半と同時に入店、わずか数十秒でオーダーしたコケ孤高のグルメ、ボクちゃま。店内に先客はなく、BBBQは15分後にすんなりと提供された!。
しかし、提供と同時にテイクアウトのお客はんがズヴァッと2名、続いてシェヴァッと1名。食べ始めて15分後には店内3名がうごめき合う状態となり果ててしまった!。
なんといふド存在なマッシュルーム達なのだろホ…。
そおして、お決まりのケチャップバーガーの佇まいとは程遠いバアベキウ・サウスのド迫力。
あふれ出すBBQサウスの激情。ラモーンの激情とはまさにコレなのキャ?!!。
そおして…そおしてだね……この…このベエコンの存在感も半端ニャア…。
これらをこれから食べるのかと思うと、まさに千載一遇のチャンスを得た、
水を得たタマジャクシ、焼きマシュマロを得ないチンパンズィ、要領を得ないランウータンのジャンプ、といったところだろーかね。
オーダー時、オーナーしゃんに「アボカドはBBQソースに合う?」って聞いたら
「うううううううううううううううううううううううううーんんんんん………!!!」
と絶句し、やがて息も絶え絶えに
「どおなんだろぉ………やっぱ合わないかなああああ!!!」
と喉から振り絞るよーなうめき声。
苦悩するギリギリの選択をどうも。
なわけでアボカは見送り。結果的にそれは大正解だったんニャ。
ラクダこぶ切りのマッシュルームの体高が、その軍団が、アタクシのバーガー両手持ちを不可能にしてしまいましたのよオホホ。
これでアボカドまで挟み込んでいたなら……ああ、考えただけでもフレッシュな悪寒が!。見てくださいな、このチキン肌ッ!。
まるでシイタケのドンコのような……いやいや、それをもっと上回る肉厚のキノコ群!。
噛めば肉厚特有の醍醐味が口いっぱい!。
揚げてないキノコのシンプルな旨味がヘルシーに小爆発。それを数回。
にしてもサー、てっきりスライスで出てくるかと思いきや、この量!。この大判振る舞い!。
だからラモーンって大好きサー!。お客さんに寄り添うレディーファーストならぬボーイファーストも後付けサクサク!。
この…液体をはるかに否定する濃密なBBQソース、なんと甘味をデーツで出してるんだって!。
その甘さなんだあー!なんともいえニャい、味わったことのない奥深い甘味がBBQソースを神秘的なものにしてるヨーン!。
焼き肉屋のタレは梨で甘味を出したりしてるけど、コッチは甘さ強烈なデーツ。
アクの強いケチャップにも負けない、メガパティにも負けないデーツのソース!。
ラモーンさすが!!!。脱帽な一品でスた!。
普通のBBQソースの甘味って白砂糖で出してるのが多いジャンかー。そりゃ身体に悪いニェ~。
ラモーンは “身体に優しい素材を使って”、がお店のモットーだからアリガタヤン!。
しかもこのソース、トッピング100yenで他のどのバーガーにも付けられるんだヨーッ!!!。