カシュチャドめし279
▲そろそろ冷ヤシンスちゃんはオウチに帰るよ
寒い温かいを交互に繰り返し春を迎えることを三半規管という。
バカいえ。
もうあとちょっとで春だハハ!と充血した眼をしばたたかせながら呻く今日この頃、
皆様お元気にご活躍でしょーかー。
大井町アトレ2階のデリフラに来まチたー。
大井町の駅前、イートインあるブーランジェリーって此処とアールベイカーくらい。
アールベイカーは品数少なすぎで人気度はイマイチ。やっぱ種類の多さで選択は火を見るより明らかだー。
ランチタイム過ぎたのに、ひきも切らない来客数がそれを物語っとるキャワワワーン。
▲桜のモンブラン風デニッシュ
Sakura Mont Blanc Style Danish
356yen
〈ホイップクリームと桜餡をモンブラン風に絞り可愛く仕上げました。
栗は使用しておりません〉
ひとめ惚れでチョヒス~♪。見るからに美しく美味しそうなモンブラン。
てか、モンブラン風?。よく「臆病風に吹かれたか?」ってセリフをマンガやドラマとかで聞くが、そもそも臆病風ってフツーにそこいらで吹いてるもんなのキャ?。
吹かれたことあるキャ?。
それと同じでモンブラン風(もんぶらんかぜ)なんて知らんッ。
アマアマな桜餡がデニッシュ生地に絞られてて桜の塩漬けがトッピン’されているジェ。
桜餡には桜の葉のみじん切りも混ぜ込まれてるって贅沢さ!。それが蕎麦上に絞られててキュート💛。
割って中を見てビツクリ!。
下方にはネチネチとした柔らかい求肥(ぎゅうひ)が潜んでいた!。
キキキキ、キサマは忍者かッ!っと怒りあらわとなるも、そのギュウヒを覆い隠すかのよーに生クリームまで入ってるやおまへんかーい!!!。
なんという複雑な過程を経て作り上げられていたのかと思わず呻いてその場にへたり込んでしまった。
とはいえイスに着席状態でのへたり込み、周囲にはその変化を見抜く者おらず。
和菓子であり洋菓子であり、愛らしい乙女の夢をデニッシュにたくさん詰め込んで。
桜3月を予感させるイッピンだったジョーン。
▲シナモンアップル
Cinnamon & Apple Roll
269yen
〈はちみつ・アップルブランデーで味付けしたリンゴプレザーブを巻き込んだシナモンロール。カルダモンが隠し味〉
う~ん、残念ながらアップルブランデーなるものの存在を我がベロは遂に発見できずに終わってしまった。ザンネンッ。
焼きリンゴか煮たリンゴかさえ解明することも出来ず、ただ食べ進むこと5分、遂に力尽きた感いなめず。
このロールは当店ではランキング低ッ。味にパンチなくボケた感じ。もっと甘くってシナモンのパンチを利かせるべきだったんでニャーか???。
マ、一個人の意見ですので。全く最高!!!というチトも居るんでしょーし。
▲マロンクリームパイ
Marron Cream pie
306yen
〈マロンクリームとアーモンドクリーム、渋皮マロンを包んだサクサクとしたパイ〉
サックサクのパイでたまらん!。生地をキチンと折りたたんでマロンクリームを包み込んだもんだネ~。
中央にはパウンドケーキ生地をソボロ状にした感じのものが巻き込まれているヨー。次の次の割った写真でご確認くだはい。
生地はしっとりしてて甘味あるネットリさを有しマロンの味がしみじみ。
外見は御覧の通りのダンディスマイル、味わってみりゃーご婦人方を魅了してやまない舌鼓系であったああああああーッ!!!。
おいひいいいーッ!!!。と、貴婦人でもない奴が紛らわしく絶叫!。
割って見れば、期待通り、狙い通り、真ん中にオタカラの渋皮栗の甘煮!。
しかしソレは丸1個ではなく空しくも2分の1の神話であった。
パイ生地の焼き色強い部分は、いっそうパリパリ感がハンパない!。香ばしさも手伝って悩殺に拍車がかかってゆく。キャラメリゼされたスライスアーモンドまで乗せただなんてサービス大爆発、サービスブラッサムじゃあるまいにーだよ!。
チョイスして良かったあああああーッ!。ボクちゃんが生きてきたここ20年の中で一番の正しい選択、決断だったあああああーッ!。
どんな人生を歩んでるんだい?君は。
▲モッチドーナツ3兄弟
Red Bean Doughnut
★緑 ⇒ 抹茶餡(まっちゃあん) 100yen (本体93yen)
★黄色 ⇒ ハチミツ餡 100yen
★赤 ⇒ 桜餡 100yen
〈抹茶餡は、甘さを控えめの抹茶餡を包んだもっちりとしたドーナツ。
ハチミツ餡は、ほんのり塩味の効いたハチミツ餡を包んだ、もっちりとしたドーナツ。
桜餡も、ほんのり塩味の効いた桜餡を包んだ、もっちりとしたドーナツ〉
というよーに、とにかくモッチリなんだー、とお店側は強調。そこ大事。
おいしーかな?、頼ンまっせ~。
なんせ、見た目の鮮やかさと魔法の言葉「もっちり」だけでチョイスしたんだからねーだ。
モッチドーナツはそれぞれ1個売り。ボクちゃんは全部乗せにしたー。
割って見ると、意外に空洞あり。
「もっちり」に空洞なし、という言葉こそないものの、中身はプニプニ詰まってるもんだって先入観あったからネー。
マ、それはそーとして、コイツぁーマジもっちり!。
オモチとも違う、ギュウヒとも違う、なんかこう、歯がゆさを噛みしめる心地よさ系、といえば分かりやすいかも。
分かんねぇよ絶対。
一番、ハチミツがハチミツらしー味。抹茶もそこそこ抹茶の味がシュる。
桜はねぇ…。そもそも桜の味知らねーし。
▲ブレンド L 370yen
デリフラのブレンドコーヒーはMサイズとLサイズの価格差わずか30円。
なのに量的にはかなり露骨な違いあり!。Lサイズを買って欲しいのかニャ?。
他の店のMサイズが此処ではSサイズって感じ。
お味は酸味や苦みが抑えられてて大変飲みやすい!。ゴクゴク飲み干してしまう系!。
コチラのお店の主力常連客は女性、子供、お年寄りがメインなのでコーヒーが優しい味なのも納得なんニャ~。
本日はいっぺんに3個も買っちゃったあああああ~。いつもだと2個買ったあとウジウジしながら、よーやくもう1個追加、のパターンなのにね。
ふふ、人生って不思議だナー。
▲葡萄パン
Raisin Roll
250yen
〈ワインに漬け込んだマイルドかつ芳醇な風味のレーズンをたっぷり巻き込み焼き上げました〉
この生地表面のテリだよテリ。天井の灯りを反射してまぶちぃの何の!。
そのうまそーなテカリだけで購入チまチた!。
そおして、その第六感は大当たりだった!。むちゃらくちゃらに美味しいーッ!!!。
飲み込むまでに噛む回数バク上り、引きの強い生地が最高!。
レーズンをワインに漬け込んだら一体どんな味になるキャ、今まで一度も考えたことのない大人顔したボクちゃんを笑いますか?。
めまいがするほど笑うって?。アそう。
マ、ソレがこれほど美味しいだなどと、プッ。めっちゃ美味しすぎて涙も出やしない。
生地はもっちりで心地よいほどに伸びる伸びる!。
ここ数年で食べたレーズンパンの中でピカイチでござひまスた!。
はちみつ紅茶パン
Honey&Tea Roll
232yen
〈はちみつと紅茶の豊潤な香りをお楽しみください〉
とか書いてあるからサー、だまされたと思って買ってみた、食ってみたー。
そしたらこれが大爆発!!!。
おおおおおおお美味しいいいいいいいいいーッ!!!。
ハチミツと紅茶がしっとりと染み込んだ繊細な食感の生地。
その漬け込み具合が絶妙!。ハチミツと紅茶のかけあわせが巧妙!、それぞれのいいとこどりミゴト!。
きわめて女性的な味わいのパン!。男なんか蹴散らしてしまえ!みたいなー。
アア怖ッ。オオうまッ。
▲ドゥブルショコラフランス
280yen
おいしくないチョコだったらどーしよーブルブル、とアヤパンの惨劇が思い出されたものの、PTSDを乗り越えなきゃダメだよ!の心の声に従って購入すたー。
だから真っ先、こらえきれずにチョコ板だけ一枚指で抜いて試食、もぐもぐもぐ……。
オオオッ!!チョコすんごく美味しい!。やったああああああああーッ!。
しっかりした歯ごたえあるしなやかな生地のハミング、加えてビタースイートな固柔らかチョコのシングシング!。
リズミカルに食べ進むと旨さ倍増!。もぐもぐもぐ、ときどき冷めかけたコーヒーごくり。
チョコがコーヒーの酸味を引き出して増々楽しい!。
最後に店の隅っこクラブ、プチパンコーナーからこれを1個だけチョヒス。
値段は確か80yenだったような……、ハテ。とにかくチョコデニッシュをお持ち帰り。
お味は極くフツウーであったー。