味の色どり万華(まんが)

三軒茶屋の【テンフィンガーズバーガー】でスモークサーモンとキノコのバーガーとか食べたってサ!

カスタードめし400

▲三軒茶屋 茶沢通り THE TEN FINGERS

世田谷区は三軒茶屋と太子堂周辺に走る衝撃!!!。

何と、ネクストミーツ社がバーガー専門店の【テンフィンガーズバーガー】とコラボ、遂に100%植物繊維パティの『NEXTバーガー2.0』の販売を開始したのであったあーッ!!!。

なんちうのが最近の当店話題だったべ~。

“50年代ティーンエイジャー御用達アメリカンダイナー ”

といったエナジーパワー全開フルスロットルの佇まいを見よッ!。

2024年7月6日、美しくもクールにリニューアルオープン!。

初日はバーガー100個に迫るテイクアウトの注文が殺到し、お店は嬉しい金切声で近隣のクツワムシたち大迷惑!。

今後はパスタランチの提供も始めるそーで増々のご発展が期待出来ちゃいますネ~ン。

三軒茶屋駅から徒歩1~2分という抜群のエキチカ度数もすンばらすぃ~♪。

▲スモークサーモンとキノコのサンド

★ランチセット1000yen

〈 お好みのサンド+フレンチフライ+ドリンク (+250yen) 〉

老舗峰屋の直径12cmオリジナルバンズがボクらを誘う!。

嗚呼!行かなーくちゃだよ、ホントにマジで!。そホして、この新鮮極まりないサーモンバーガーを頬張っちゃおうゼエ!。

いかした店内ったらサー、まるで『屋根付きテラス』!。屋内に座りながらにしてだヨ、気分はまるで屋外だべ!。

全開の窓からなだれ込む風と陽光に撫でまわされながら季節を体感できるSHOPこそミゴト!。

★激暑厳寒期を除いておくんなはれ

通りを歩きながら店内込み具合の確認マッハ9秒!。

幸せを数えたら片手にさえ余る 不幸せ数えたら両手でも足りない

なんちうこともあろーかと思われまシュ。まシュが、ここは一発こらえてチョ。

こらえながらも食~い~なはれ~、食い~なはれぇ~。

天高くボク肥ゆる秋へ向けてGO!だゼッ!。

店名【テンフィンガーズ】。当然、10本の指。つまりは両手の指。

10フィンガーズは10本の指でないと持てないバーガーの大きさ。

8フィンガーズは8本の指で持って丁度いい大きさ。

以下、6本もそれなりの大きさってわけなんだー(サイズ指定はこの3種)。

▲ハワイアンパインサンド

だけどもネ、フィルムペーパーにバーガー包むとネ、バンズが大ッきくてもネ、けっこう皆シャン片手持ち、つまり2フィンガーで食べてるよネ~。

「何だと、このクソガキャー。何が云いたい。アア?。何が云いてぇんだテメェはようー。あんまヘタ打ってっとタメなんねぇぞ、アア~?!」

十手をチラ付かせながらボクちゃんににじり寄るチンパンズィ岡っ引き。その時、目の覚めるよーな真っ青な海パンはいたフレンチブル2歳が20mプールに高速ダイビング!。

ハッと振り返ったパンズィが再び向き直った時、ボクちゃんの姿はその場から忽然と消えているのであった!。

とってもオサレなキャッシャー周り。チキンウィングの文字が大きく掲示されてるけど、今ソレってメニューにナッシング~。

チキンであるのは、ケイジャンチキンのグリル、鶏レバームースのブリュレ、スパイシー唐揚げあたりだべ。夜はお酒飲む人が多いからネー、こーゆーメニューも豊富に取り揃えられてるってわけだったー。

結局しょせんはそーだったー。

▲プルドポークサンド

翌週!。本日このお店に舞い踊りつつもやって来た目的はだニャ~、このプルドポークを食べたい一心であったのヨー。

プタさんの肩肉を低温でジックリとヤキヤキ、完成したら細か~くほぐしてソースで和えちゃった料理ヨーン。

きっとプレスリーも頬張ってたことでしょーネ。メンフィスの代表的なBBQ料理だから~ん。

え?。極貧だった彼がそんなン食えたかって?。そ~か~。そン時きゃダメダ~メだったかもネーン。

写真一番右端に座りまヒた。開店直後なので一番乗り!、席も選び放題ッ。

「1950年代のアメリカンテイスト」を掲げるお店にふさわしー壁のイラストレーションだべ。ウェイトレスの顔立ちったらまさにアメリカンパイそのもの。チラ見えの車はもっちろんキャダラック。

キャデラックっちゃー、アメリカの古き良き時代(白人には)のまさに象徴!。聖地デトロイト。フォードにゼネラルモーターズ、そしてクライスラー。

オープンカーのキャデラック・エルドラドなんざー、やっぱジェームスディーンだとかプレスリーあたりがお似合いまくりっスね~。

▲スモークサーモンとキノコのサンド

スモークサーモンにトマトとモッツァレラのカプレーゼって組み合わせ、チョー人気だよネイ。そのバヤイは当然スモークサーモンはカルパッチョ。

スモークサーモンをバーガーに挟んで勝負する!。となりゃー、やっぱカルパッチョはタブーとなってアリオリソース的なものがバトンタッチでご登場だべ。

このお店のバーガーの売りはビーフパティだけではないジョ。フィッシュバーガーは付け足しメニューだなんて誰にも言わせないし、誰も云わないであろー、ミザル、イワザル、キカザル、天ザル好き。

とにかくコレは輝かんばかりの新鮮バーガー!。フレッシュサーモンに大喝采!。

お店のテラス側席の頭上に飾られたメニューカード。

やっぱし50年代アメリカンダイナーといえば甘ったるいミルクシェイクやバナナシェイク。真っ白な生クリームにチョコンと乗ったレッドピンクのチェリーこそマリリンモンローのオクチの友だビョ!。

スモークサーモンにドンピシャ合うよーに考え抜かれたに違いない最高なるオリジナルマヨネーズ塗られたバンズに鎮座するフレッシュ極まりないスモークサーモン!。

それは薄切りスライスで、幾重にも重ねられながらもシメジとトマトから圧縮され、苦笑いしながらフランクシナトラの♪フライミーツーザムーンをハミングしてっぺよ!。

特筆すべきはサーモンの新鮮さ!。淡い色合いは眺めているだけでも新鮮キラキラ。香りを嗅いでも生臭さなど100%ゼロリ、柔らかくて絹の舌触り。しなやか~、なめらか~💘。

まるでティンカーベルのポニ-テールの軽やかさ!。

しっかも想像以上に量があって面食らってしまったのだが、今は麺を食べることなど考える必要あるっけ???。

キノコのソテーは薄味で優しい味付け。トマトとレタスは目を剥くほどのフレッシュさ!。何もかもが生まれたてのピカピカンテイストだっちゃ!。

内側を軽くトーストしたバンズが加わって口に送り込まれると、そのたびにフレッシュな仰天という名の電車が脳内をグルグルと山手線!!!。

今まで食べたサーモンサンドの中でダントツいっちゃんオイピイイーッ!!!。

大ッきくて重いマグカップにビッシリとパッツンパッツンに詰め込まれたコーヒー。

その美味しさには思わずノケゾリ!。ヒッジョーにアメリカンに近い飲み口!。いくらでもお代わりがしたくなる美味しさだったビジョーン!。

50年代アメリカ。それはアメ車全盛の時代。

ドライビングカーのお客をターゲットにしたダイナー(大衆食堂)が道路沿いに乱立、やがてそれらは「ロードサイド」文化とも呼ばれる黄金期を迎えるまでに至ったんだジョエー。

なのにだネー、近年ではファミレスに圧され昔ながらのダイナーもロードサイドから次々に姿を消していってるんだとかー。

それを聴いちゃ黙っていられニャーのがボクちゃんの特性!。自分がこのテンフィンガーズに入り浸ることでアメリカの文化の日が消えないと云うのであれば、是非そーしたいと誓った所存。

「バカかー!オミャーはよーッ!」

オタマで金ダライを激しく打ち鳴らすオランUタン長老ッ!。

▲プルドポークのサンド

ランチセット1000yen

〈 お好みのサンド+フライドポテト+ドリンク (+250yen) 〉

★6フィンガーズ(80g)を選択

下のバンズ(ヒール)に塗られたソースこそ自家製マヨソース!。市販のマヨネーズと確かにヒトアジ違うアメリカナイズな酸味ッ。ソイツが柔らか~いバンズ生地にのめり込むようにマッチ!。オイヒーイ!。

プルドポーク好きなら思わず呼吸が止まるほどのプルドチャーミング!。

コトコト6時間、じっくり煮込まれた完璧なるプルドポーク。

煮込まれまくりで脂は落とされ、口当たりはサッパリなめらか。くどくもなく、見た目と違ってテイストも濃すぎずイ~塩梅!。

ポークの旨味は凝縮されてキッチリはっきりクッキリみっちりと残ってリュ!。手間暇かけて煮込んだ甲斐あってド旨いーッ!。

その手間暇かけた割には注文する人が少ないのが現状な(日本では)プルド。ゆえにメニューにない店がほとんど。これまでにプルド求めて出かけて行った店で

「ア、プルド?。もーとっくにやめちゃったんだわ」

って云い放たれること数回アリッ。ゆえにこのお店は貴重!。プルドポークバーガー食べたきゃ此処かナカメのバーガーファクトリーに行くっきゃないジョエジョエ~。

じっくり煮込まれて細かく裂かれたプルドポーク。ソレが濃厚でコッテリの甘辛オリジナルBBQソースで和えてあるのだジョイ。

それだけでもオイピイのに、さらに追い打ちをかけるかのよーに自家製マヨネーズ(100%植物性)で和えたコールスローが、我れオリジナルソースと融合せん!と合体しちゃうわけなのよオホホ。やあね。

甘辛のプルドポークに酸味と甘みの強いマヨが混然一体!。

噛めばプルドの心地イ~歯ざわり、加えてシャキシャキのキャベツとプチプチのコーンがミコシでワッショイ!。これらの祭り爆発ハーモニーたるやクラクラものだべ!。

バンズはシンプルな見栄え、味はほんのり甘くて柔らかい。なので軽~くトーストされてても具材にしっかり食い込む柔軟性があって手持ちでも食べやすいネーン。

おいしくモグモグ噛んでる間、目がヒマしてるんでプレートを何気に見てるとだネー、どーしても禁断のフライドポテトに目が言っちゃうのヨ~。

やーねえ~。やーじゃありませんこと?。オホホ。

1本だけッ!と手が伸び、イ~じゃん、もう1本くらいッ。そのあとは思考停止でリフレインが止まらニャいッ。

ひえええええええーッ!!!。

ふと気が付くと、入口端の室内灯にセサミストリートのカーミットがボンデージ状態でッ!!!。

こッ、これは紛れもなくBUDDIESで販売してるマペット人形に間違いニャいッ!。

★ポリエステル製 全長42cm 2980円

ボクちゃん推察するに、このイラストに描かれてるウェイトレスは実在のアメリカ女優ナンシー・ウォーカー。であると。

彼女の身長が150cmに満たないと聞くと、日本人的にはド肝を抜粋されるリアクションをせざるを得なヒッ。

かつて彼女は「ウェイトレスのロージー」としてニュージャージー州の「シルバー・ダラー・ダイナー」のテレビCMに出演、そのCMが全国的に大ヒット、店はその後名前を「ロージーズ・ダイナー」に変えたほどだったー。

マ、皆しゃんも検索してナンシーの顔写真見てくらはいね。すくなくともブルネットのこの髪型とは瓜二つでっせ~。

▲ハワイアンパインサンド

6フィンガーズを選択して1230yen

〈テンフィンガーズソース付き〉+ピクルス100yen

8フィンガーズなら1450円、10フィンガーズなら2100円

またまたぁ~。甘辛大好きヒュウマンなボクちゃんったら恒例のハンバーガー・イン・パイナポーでコレにしちゃったんだもおーんだ。

ネクストミーツ社が提供する「地球を終わらせないバーガー」1150円、それは100%植物性パティを使ったバーガー。えんどう豆+大豆のタンパク質コラボで和のテイストが魅力だって~?。

それにしよーか数秒悩み抜いたんだけどー、やっぱ100%ビーフパティのコイツと愛の逃避行をば決め込んじゃったあ~。

何故?。それがブー坊ってもんだからですのオホホ。まあね。

この店のバーガー、いや、サンドの共通する大いなる特徴、それは具材の新鮮さ!。

ひとくち食べりゃソッコー分かるその度合い!。レタスでガツン、トマトでドキュン、パイナポーでピキュン、とにかく大感激の「フレッシュとはこれ!」、進軍のフレッシュ!。

食べる前にバンズを上からムギュムギュ押して具材を潰してゆくと、各具材からフレッシュさの悲鳴が聞こえてきて思わず両耳をふさぐ人々が周囲の席そこかしこ!。

バーガー専用のバンズの条件、それは潰しやすい生地であることでフね。それが出来なきゃお口に頬張れないヤンケイッ。

だっからコレは大変合格ですの。一発合格ですのよオホホ。しかも甘味があってとっても美味しいっていう特典付き!。

夢中でモシャモシャ、シャクショクと噛みまくり~の飲み込みまくり~の!。

アッという間に時が経つ。とかく世間は角が立つ、にしてもだよ!。

窓際でオバーチャン2人がだネー、バーガー食べ終えてバナナシェイクをズゾォォォーッっとストローで大吸引しあっておりまフ!。

そういうデュエットって聞いてて心が波立つものネ。ソでしょ。ソでしたッ。

帰りはこの気球に乗って帰りたい!。

これを眺めた人々の幾千の野望は空しく踏みにじられるも、励まし続けるチワワらのカスタネット音はやむこともなく…。

サ、帰るべー。ごちそーさましたッ。