カスタードめし399
早くも既に9月半ば。
常軌を逸した釜茹で地獄8月終盤、ほとんどのセミはろくに鳴くことも出来ずに一生を終えちゃったネ~ン(泣)。
気温は下がれど湿度はまだまだ鬼サウナ。滝汗で全身びっしょりしつつクツワムシ採ってたらだネー、突然なんの前触れもニャくコーヒー焙煎神が脳裏に現れちゃって次のよーなお言葉を述べられたのだよチミィ~。
「池尻大橋、目黒川沿いにあるスターバックス・リザーブ・ロースタリーに行くがよい。
世界にたった5店舗しかない焙煎工場併設のカフェで飲み食いしてくるがよい。
外人観光客と日本人観光客のはざまで揉み合いながら、必死にコーヒーをがぶ飲みしてくるがいい。それが今回のミッションだ、コブタよ」
とはいえ、実際にゃー池尻大橋駅と中目黒駅の丁度ド真ん中あたりに在るんだよナー、ココは!。
傍まで近寄るとー、アーそろそろ着くニャ~ってハッキシ手に取るよーに分かるジェ。だってやったら外人しゃんらが川沿いに多数流れて来るからー。
なわけよ。なわけで、来たッ。
恥ずかし嬉しの超低姿勢スキップでの道中は色々な意味で厳しいものがあったー。
多くの通行人から絶賛の拍手と侮蔑の声。中でも一番堪えたのは、チワワのママさんバレー選手がいきなりの高速スパイクでボクちゃんの顔面を直撃し果てたこと!。
失われてゆく意識の中、ボクちゃんが覚えているのは憎々し気にヒクヒクと震えるチワワの濡れた鼻の光沢。チワワって楽し気にスキップ走行する人が大っ嫌いだったんだネ。
サイドボードに記されてるのはだ、星とR(スターバックス・リザーブのロゴマーク)、
イタリアの美味しいパンとケーキを提供する『プリンチ』(販売は1,2,3F)、
世界中のTEAが楽しめる『TEAVANA』(2F)、
そしてスターバックスのクラシックカクテルが味わえるバー『ARRIVIAMO』(3F)。
ここに記されてないけど、4階はインスピレーション ラウンジの『AMU』。
▲STARBUCKS RESERVE ROASTERY TOKYO
まるでファンキーなチャペルを思わせるカワユイ佇まいラ~♬。
世界に5店舗しかないスタバの焙煎工場ともなれば、誰でも見学したいは正当心理!。日々押し寄せる外人観光客の人種はマジで幅広いジョエ。
▲リザーブ店内に掲げられる世界5店舗所在地を示す掲示板
〈シアトル、上海、ミラン、東京、シカゴ〉
チーフデザイン・オフィサーのリズ女史は云うで。此処には年間約100万人が来店するんだとー。
だってココ中目黒が、スタバの中でも世界最大のロースターなんだからと。
あまりの混雑時には耐えかねたお店側が順番待ち整理券砲を放つ!。来店志願者は、リザーブ隣接ビルに掲示してる二次元コードを読み取ってからサイトにアクセスすべし。いや、あくせくというべきかな。
で、外部システム(Airウェイト)に接続、自分の母国語を選択するってわけだヨーン。
もちろん、コチラのメールアドレスも受付のためには入力せねばー。受け付けてもらえた場合はだナー、こっちゃの人数を知らせてから「受付してヨーン」と画面をタップしちゃえ。
そーなってくると話は早い。やがて待望の呼び出しメールが奇跡のよーに届き果て、待ち確認画面を瞬きもせずに凝視しているとだネー、やがてステータスが「呼び出し済み」になるって寸法だべ。
そーなりゃモーこっちのもんだいッ。お店の入口に走り寄って受付番号をお店の人にチラ付かせながら入店してしまえば良いッ。
たったこれだけのこと!。たったこれだけで簡単に入店してしまえるお手頃感が嬉しい!。
▲日本文化への深い尊敬とクラフトマンシップがこの建造物に結集!
世界にたった5店舗しかないロースタリーの中でも1から設計建築されたのは東京が初めて。外観設計は日本の建築家である隅研吾。
内観に響き渡るコーヒー豆の流れ出る音。
建物内部にチリや花粉が混入するのを避けるため、入口扉のぶ厚さは半端ニャあ!。
重い扉を両手で押し開けて2歩侵入すると、アラマア再び重量感タップリのぶ厚い扉。それをこじ開ければキミも晴れて内部環境の1要素だ~ (^^♪。
▲お店に侵入した人々のドギモを抜粋すること間違いなしの黄金ロースター!。
金色に鈍い光沢を放つ銅製のカッパーキャスク。目黒川の桜樹を模したソレは吹き抜け仁王立ち、4階にまでそびえ切る。
表面の凹凸デザインはゴツゴツした桜樹を美しくデフォルメしててオミゴトキャプテン!。その無数の円形くぼみはスタッフ総出でハンマーを振りかざし手打ち作業したという涙もンの労作なンだジョェ~。
最後は堂々たるスタバ・リザーブのロゴがきっぱりくっきり打ち付けて完成ッ!。
全階、キャスクの裏側から内部を観察することが出来ちゃう仕組みッ。
このキャスクの中でコーヒー豆は1週間ほど寝かされ、飲めるコーヒーへと変貌する前準備をするのだネーン。
キャスクの表は金色がかった銅製。樹木の凹凸や桜の花のデザインは全て手間暇かけた繊細な手作業!。
裏側に回れば、まさにファクトリー然とした驚愕の焙煎システムを目の当たりにすることにニャるッ。ニャるッ。
まさに、そびえ立つ金字塔。世界最大のスタバ・ロースターを見学に世界中から人々が集まって来るけど、これはその目玉。
そんなステキな空間にひっきりなしに出入りできる我が境遇に今さらながら大感謝~♪。
ただし、目黒川桜祭りの時だけは絶対に近寄らニャあ!。激コミできりきり舞い、翻弄されちゃうヨーン!。近隣飲食店もドメッチャ料金跳ね上がりまくりーん!!!。
まさしく錯乱前線開幕!。チェッ!ブラッサム!。
▲3階から見下ろすカッパーキャスクと周辺。複雑に交差するパイプを通ってコーヒー豆がスピーディーに各階へと供給されてゆくのが階下からでも階上からでも楽々と目視出来る。
スターバックスが採用しているコーヒー豆は厳選アラビカ種のみ。その抽出方法はバリスタひとりひとりの個人的テクニックで微妙に変化、様々な味わいをもたらシュ。
通常のスタバで使用される抽出方法はドリップ、コーヒープレス。このリザーブでは、さらにサイフォン、ブラックイーグル、クローバーなどが使われとるジョイ。
▲2階通路から見下ろす1階。手前に大掛かりなロースターシステム。その向こうに1階メインバー。
メインバーでは、バリスタ達がお客はんの要望をいち早く察知し、最も理想的な種を選び出すためにコーヒーをブロンド、ミディアム、ダークのローストレベルに分類してるんだって!。
ブロンドローストは、短めの焙煎時間でいち早くライトなコクとマイルド風味のコーヒーを。
ミディアムローストは、バランスのとれたテイストでコーヒー飲み口のまろやかさを。
そしてダークローストは、ハッキリしたコクとガッツリした風味を与えてくれるのヨ。
ソなの。まじ、ソです。
オリガミと呼ばれる天井を駆け巡るパイプ内をスピーディーにコーヒー豆が通過してゆく様はまるでレーシングカーを見ているよう。
加工前のコーヒー豆はまだ生豆の中にコーヒーチェリーが内包されたまま。
生豆を取り除く作業が「加工」。
その方法は、水洗式と半水洗式、乾燥式の3種。
どれをチョイスするかでコーヒーの香りや酸味、コク、風味は大きく変わるそーだべ。
▲2階から見る右手1階、そして頭上の3階
世界のコーヒー3大生産地ったらラテンアメリカ、アジアパシフィック、そしてアフリカ。
これらの地域をスタバのバイヤー達が丹念に見て回り、常に最高級のコーヒー豆を見つけ出し買い付けてるんだとか。
それらは一発で生産地が分かるほどのオリジナリティを持っててだヨ、大きく風味も違うんだそー。
▲3階から見るカッパーキャスクの正面。ずらり勢ぞろいはコールド・ブリュー。
右サイドにARRIVIAMOのバー、左サイドにはカードウォール
このフロアはカクテルが味わえるアダルトエリア。もちろん、そのクラシックカクテルはスタバリザーブやティバーナの香りと風味を最大限にまで引き出す独創的なものだジョエ。
気持ちの良い季節にはオープンテラスのチェアで微風を楽しみながらソレラを味わうのがオシュシュメ~。
▲ずらり並ぶコールド・ブリューの前がバーカウンター。背後はキャスターの有る吹き抜け。写真右端の男性バリスタのすぐ右手にもコールドブリューが設置されている(キャスター正面)。
ちなみにコールドブリューとは、コーヒーに熱を加えず14時間じっくり水で抽出するマシンのことラ。
この抽出方法だとカフェイン、タンニン(苦み成分)が溶けだしにくくなって味がとってもまろやか~になるんだから~ん💘。
ラテンアメリカのはナッツ、ココアみたいな風味が特徴。
アフリカはジューシーな風味が売り、アジアパシフィックは重たいコクと舌先で感じるなめらかさが特徴ヨーン。
▲2階のティーとティーリーフのカウンター脇から見下ろした1階メインバー
コーヒーの専門知識と淹れ方挽きかた方を熟知したバリスタ達がボクちゃんらの相談に親身に耳を傾けてくれるのラー。
客席をざっと見渡しても外国人の多さが目を引くよネーン。ココまるっきし海外の観光地だべ。
ちなみにいついかなる時に出向いてもだネー、人気あり過ぎ、このメインバーには坐れまへんのだヨー。
でも、今一席空いてるジョェッ!(目が飛び出るッ)。
壁に飾られたコーヒー紅茶の銘柄カードの数々!。うーんとね~、どれにしようかというとだネー、……………………。覗き込んでもチンプンカンプン。
バリスタ頼みにしないなら、トランプでもあるまいにデタラメに神経衰弱するだけだー。
お飲み物を自分でデタラメ指定?。どんな味どんな風味になるかも知らずに~?。そんな運任せ、キミには出来るかい?。
なわけでだ、ボクちゃんたらバリスタしゃんに聞いてみちゃったヨーン。飲みやすくって酸味が無くってマイルドなやつが飲みたいネーンって。
これにしなはい。これにしなはいね。と、オススメされたべ。
ウ。
このお店の名前が冠されたコーヒー名じゃニャーか!。「東京ロースタリー マイクロブレンド」!。カッキ~💛。
コチラのカードにも目黒川の桜がデザインされとりまフね。いい感じ~。
ひとくち飲んでみたら、あらまーステキ!、おやまーミゴト!。
確かに確かにクセが強くなくって飲みやすいッ!。アトクチがメッチャンコさっぱり!。
いくらでも自然に喉に流し込める素直さがこの液体にはあるヨーン!。
苦みが弱く酸味も少なく、ちうことはガツンとくるコーヒーが好きな人らの天敵キャもネ~だ。
▲1階から見上げる2階TEAVANAの楕円形カウンター
★珍ッずらしくガラガラな魔の刻をすかさず捉えて撮影ッ!
折り紙をモチーフにした天井が印象的なティー&ティーリーフのエリア。カウンターバーは3Dプリンターで設計されたもの。
このバーに座ってバリスタと相談しながら特徴的抽出法で完成するティーを選び抜くのも極上の楽しみ。ボクちゃんも当然そーしたんだけど、その時飲んだティーの話は次なる投稿記事の中でご紹介予定~。
ちなみにだヨ、ここで気に入ったお茶と出会えたならー、スターバックス限定のティーアクセサリーだのサーブウェア商品を買ってだヨ、自宅でも再現して楽しんじゃうことが出来るのヨーン。
▲PRINCI
2階へ立ち向かう階段の道半ばから見下ろした1階プリンチ。イタリアの食文化をそのまま堪能出来るベーカリー。
スタッフのTシャツの背中に「ミラノ」ってネ。そ~か~。プリンチってミラノ発なんだぁ~。
ココったら時間帯によって提供メニューが違うってことを忘れ果ててはダメダーメ。
朝はコルネッティ、昼はフォカッチャ・ピッツァ、夜はアペリティーボ。
「ピザなんでないのぉ~?(目に光る悔し涙)?」と店員さんに詰め寄るご婦人はだネー、
「ピザったら11時からなのヨーン」とスタッフに申し渡され励まされる光景も幾度か目撃したヨーン。
手前の4種総菜は日替わりサラダ。1度に2種選べて他のパンに組み合わせて食べるとベリーナイシュ。
プリンチ販売スポットは1階に2ヶ所。
▲トルタ ディ バナナ
796yen
ディスプレイのプライスプレートには「メープル」「キャラメル」「ダマンド」そして「タルト」と記載されてたジェ。
「ダマンド」とはフランス語で「アーモンド」の意。そう、このタルトにゃーアーモンド粉が使われてンのヨ~、へらへら。
バナナが持つ甘味と香りがねっとりと舌にからんで想像通りの味わい!。それに加えてだヨ、メープルだのキャラメルだのが加わって粘り気は一層強くなり~の、微笑み返しアリ~の、これぞスィーツ!。
▲フォカッチャピッツァ ソーセージ スピナッチリコッタ
1137yen
コレをショーケースで見た瞬間、条件反射でたちまち購入ッ!。だってコレってまさしく「イタリアンの定番具材模様」まんま!。
ピッツァ、ピンサ、フォカッチャと、生地は違えど使われるこの人気具材はチョー定番。
サルシッチャかソーセージかの違いもあれど、丸ぁるく真っ白なリコッタの相棒は変わらずお肉の側近。
フレッシュリコッタチーズを使用してるニャ!。さっぱりしててクセもなく、塩気は薄くて生クリームより軽い食感でフたッ!。うみゃいッ!。
裏っ返してごらんなはい。
コレコレ、イ~感じの焼き色が付いてリュ。かじればサックサク!。
トーストかじった時との違いはー、食パンにはワズカなる内部水分を感じるけどー、コレには水っ気がとんとニャいッ。のに旨いッ。
スピナッチ(ほうれん草)はヒッジョーに柔らかくってナチュラルにフォカッチャと一体化。
ソーセージはサルシッチャ、噛んだとたんにポークの旨味が口いっぱいに拡がっちゃう!。塩のみの味付けゆえジューシーさも直球で味わえるヨーン。
フォカッチャで塩気を楽しんだらば再び甘味処に復帰!。
タルト生地はザクザクとサクサク、2種類の噛み分け。かといって砂漠地帯の砂岩でなし、しっとりとした湿度を感じちゃう。
視覚的にはインパクト大あり。タルト生地の上に流し込まれたキャラメルが、ぎっしり整列したバナナの輪切りを化石のよーに封じ込め、眺める者らのヨダレを誘うネーン!。
メープルまで使われてっからコレ1個食べてりゃ大体甘いッ。
基本デザインの桜の花が様々にアレンジされて幹を飾っておりまフェ。
目黒川に面する壮大なガラス窓から差し込む陽光を受けた花々は、刻々と色彩と反射を変えてゆくのだー。
眺める階でも角度でも、その見え方は無限大に変化シュる。
ひとひらひとひら、散りゆく花びらも此処では散り落ちることがニャい。
吹き抜けの天窓に辿り着いたキャスク。天めざし伸びゆく旅も此処がゴール。
周りを舞い踊る桜吹雪の喝采に包まれながら今、誇らしげに一層の輝きを放つ。
「ナッツ?!。ど、どこにッ?!」
寝っ転がって貸本屋から借りてきたマンガ本を仰向けの顔にかぶって寝ていたチンパンズィ5歳がビーンと跳ね起きる姿が12m離れたせんべい屋3階から望遠鏡で確認された。
ゆうに2000枚を超える花びらの一枚一枚が手作業で飾られていったのだー。
COFFEEもTEAも繊細。それに負けぬようにと舞い踊る花々。此処では桜の散りざまを一年中楽しむことが出来るってわけー。
桜の散りぬるをわか。
▲トルタ クレマ ティー&ベリー
528yen
これが並べばショーケースの中は一足早くクリスマスの様相?!。
「トルタ」とはイタリア語で「ケーキ」全般。
この手の平ちょうどにスッポリと収まるタルトの生地には紅茶のクリームが。
その上をネットリとしたジャム食感にも似たベリーが覆い、さらには粉雪のように粉糖が振りまかれていリュ。
見た瞬間、買わずにおれるかモード全開ッ。焦るあまり、しどろもどろで「これチョーダイッ!」
ベリーの下層に眠る紅茶クリームの味わいこそ衝撃的!。アールグレイを感じる茶葉が思いっきり鼻を抜け、鼻は驚き右往左往。
このクリームったら甘さは強いんだけどー、紅茶葉がそれに全く負けてないところがびつくり仰天!。何というかぐわしき香りであろーか!。
それに加えてベリーの魅惑的な酸味!。全くドレスアップされたスカーレット夫人の美しさときたら!。「どう?」
かたわらでコチラに背を向けているチブル(フレンチブル)3歳に問えば、チブルはこちらを向きもせず手に持つタンバリンをオアイソでガシャシャッ。それっきり。
見れば右ポケットからビスケットのクレオが飛び出しそうに…。
濃密な酸味。果肉がねっとりとJAM化したよーな自然さを感じるジェー。
辛子色した紅茶クリームと併せたのは大正解。互いが互いを引き立てあって美味しいのなんのって!。
両者の柔らかさと粘り気はまさに同等。ゆえに完璧なる調和を生み出してるんじゃニャーかい!。
許されることならコレいっぺんに3個は食べたヒ!。許されニャーが…。
あまりに濃厚な紅茶クリームがフォークにまとわりつきまくりッ!。
なわけで、最後は恥ずかし嬉しでフォークの先をくわえてパックンチョし、絡みついたクリームをちうちう吸い上げることに。
みッ、みともねえええええーッ!!!。でも誰もがこーするのでは?。
初来店時、目黒通りの『神乃珈琲』のロースタリーを目の当たりにしてドギモ抜かれたもんだけどー、ここのスケールはマジでケタ違い!。
3階から吹き抜けを見下ろせば頭クラクラ、アーやっぱボクちゃんたらトビになんか絶対なれニャいんだな~とサメザメ。
今さら聞けないキャスクの大きさ。人との比較でも分からない人は冷蔵庫にある○○〇で試してみてッ。
キャスクにまつわる複数チューブ。
焙煎前のコーヒー豆がジェットコースタるチューブと、焙煎後の豆がGO!GO!GO!なチューブ。
コーヒーの生豆はローストされる過程で水分が蒸発、焙煎された後は焙煎前よか重さが10~20%もダイエットるのだとかー。
「これからコーヒー豆が落ちてきまーす!」
ロースター前に佇んでいたスタッフしゃんが大きな声と拍手!。その直後、ザザザザーッ!っという軽快な音ッ!。
これからローストされるコーヒー生豆が怒涛の如くシリンダーに流れ込み始めたのだー。
間を開けながらザザザザーッ!の落下音は数回続いたのであったー。
それを目の当たりにしながらランチタイムに突入せんとする特等席のボクちゃん!。
ここだけ席が空いてて超ラッキー!と席を確保したのだがッ、豆の落下が始まるや周囲の観光客が.comでたちまちボクちゃんを包囲しスマホ連写開始ッ!。ボクちゃんの右も左も背中もオシクラマンジウ、激コミ満員電車状態にッ!。
ひえええええええええええーッ、✖✖✖✖✖!!!。
旨い話にゃ裏があるデ~。
国内外観光客にサンドイッチされてるボクちゃんの目の前2m、落下する豆を覗き込んでるマイクロロースターしゃんが居るジョエ~。
マイクロロースターとは豆を焙煎する人のこと。焙煎士。その人を “歩く小さな焙煎所”とも呼ぶんラ。
特に免許資格が必要ってわけでもニャーが熟練すればプロフェッショナル。
コーヒーの生豆は白っぽい。それが焙煎してゆく過程でどんどん茶色がかってゆき、しまいにゃアータクシが良く知る抹茶色の豆になるんですのオホホ、やあね。
その時の豆の面積は焙煎前よか随分広くなっているのだーとマイクロロースターしゃんが教えてくれたー♪。
豆の水分蒸発は、約120℃から130℃あたりから始まるとかー。この時、豆の中心温度は約100℃。
150℃に到達すると豆が焦げ茶色になり始めまっせ。そン時にゃ甘い香りが周囲に立ち上り始めるってことラ~。やがて160℃を超え茶色化に拍車がかかる~。
▲3階から見るキャスター正面
キャスター前のカウンター斜め正面に据えられるは3台のクローバー。その真隣、写真左手がブラックイーグル。
写真には写ってないけど、他にサイフォンやプアオーバー、コーヒープレスなんかも有るんだジョー。
★スターバックス リザーブ第1回潜入レポートはこれでオシマイであるジョ。
この続きの次回をお楽しみにネ~。