味の色どり万華(まんが)

大鳥神社そばのゴー ブリング スライダーでスライダーと呼ばれるミニハンバーガーをペロッと4個!!

カスタードめし292

▲小粒でメチャウマな【スライダー】が勢ぞろい!

【スライダー】の大きさって?。

ボクちゃん的には、100gパティのチーズバーガー1個食べた満腹感を上写真スライダーで得ようと思ったらサー、5~7個は食べなきゃ、かナー。

えええッ?!、そんなにッ?!って思うよネー。

だけどソレってマジとっても使い勝手のイーお店だヨ。オヤツ代わりに軽ァるくバーガーなんてステキどすえ~。

マックの普通バーガーのパティが45gだから、このお店の大半のバーガーはそれよかグッとカロリーは低い。まさに究極の都合のい~オヤツ!。

それに、コンビニのサンドイッチよか総合評価でズッと安上がりだと思うしー、オサレな店内でイケてる音楽聴きながらー、は実に気分上々の~♪だべ!。

つつつ、遂にやって来ちゃったネヘヘーイ!、スライダー専門店の【ゴー ブリング スライダー サンドイッチ ハウス】にーッ!!!。

山手通り大鳥神社交差点からすぐ。交差点ド真ん中からもお店は見えてるジェー!。

▲交差点脇に置かれた立て看板(4月現在)

しっかし残念過ぎるネーミングだよ、こりゃ!。

ただでさえ「スライダー」なんて日本人には知名度ほぼゼロなのに、名詞を短く省略するイマドキの風潮と全力投球で逆行しちゃってる店名じゃないキャアーッ!!!。残念過ぎ~。単に【スライダー】だけで良かったんヨ。

まして、スライダーに加えて「サンドイッチ」なんて付け加えてあるもんだからー、食パン使ったサンドイッチがバーガー以外に有るのか?ってカン違いされちゃうジェ。

だって、見たまんまハンバーガーのミニなやつが「スライダー」であり、なおかつ「サンドイッチ」だなんて、日本人誰も納得しないヨーン!。

店構えはこんなにイケてる外観なのにネー!。ポスターのズラリと取り揃えたメニューの数々もすンごく魅力的だッちゅうーに。上記の要素がもっと飛躍すべき当店をイマイチ足止めしてる原因だと思うジョよ~。

◆直訳……GO=行く、BRING=運ぶ、SLIDER=何かを滑らせる時の持ち手

★訳………滑るようにスイスイと〇〇を運んでゆく

なので、この場合は 「次々に楽々とバーガーを食べ進んじゃえるくらいに小さいバーガー!」って感じのニュアンスになるのラ~。

つまり、【スライダー】とは【大人用ハンバーガーの3分の1の大きさのバーガー】って感じなのでッス。

マ、英語圏の外人サン達には何ら問題ない店名。だっから頻繁に出入りしてる姿アリーの、大半がテイクアウトでアリーのだべ。

▲入口入ってすぐ、右手のカウンター(5席)

じゃ、バーガー食べたいけどダイエット中だし~って人向き?。そーそー、1個でやめとくなら罪悪感まあまあ芽生えず~。

色んな具材のバーガーをいっぺんに楽しみたいんだけど?って人向き?。

イエス、イエス、ド・イエスだよソレーッ!!!。だっから来たのサ、ボクちゃんはー。

本日この頃、色んなバーガーをいっぺんにパクつく夢の叶う日、しっかも代金そこそこ!。

いっつも苦悩の挙句にバーガーたった1つだけをチョイス、アーアー、アレもソレも食べたかったニャ~(ホホにキラ光る涙。さっき目薬)の後悔ナッシングな本日だああーツ!!!。

▲入口すぐレジ横のイケてるメンバー達

このお店 (以下、ゴブリンと記す)、営業時間は8:00~17:00(月~金)、

土日祝は8:00~18:00とサイトに出てるけど、定休日なしか!と小躍りしていたらドエリャア目に合うからド注意が必要だべ。

不定休が月に何日かあるんだネーン。遠くからはせ参じる場合は前日の確認TELをオススメちゃん。

ボクちゃんは、世間で云うランチタイム前の11時20分に初訪問!。ゴブリンのお得なランチタイムは11時から。なのにボクちゃんの入店時にはお客さんゼロ。やっぱ11時って空白タイムなんだネ。

トーゼン、おひとり様だからカウンター席か6人掛け相席テーブルを勧められたー。

目に鮮やかなサボテンのグリーン、この店が入っているグリーンランドビルにちなんでるのキャ?、ストローもそーだし。ともあれ何とも美しき光沢のサボテンだー。するとその時、

カウンターでボクちゃんを横目で見てるニンジンMANが、アイコンタクトで

“こっち来いや、早くっ、早くッ、シッ!”

シッって……喋ってんのはアンタだけじゃんケー。

とにかく、笑顔がイケメンなレゲエミュージシャンのよーな男性調理師さんと、笑顔がステキな女性スタッフさんに入店前から決めていたメニューをオーダー、それからニンジンMANとしぶしぶ向き合うことに。

「だから云ってんだよッ。アレだろ、目黒は広いってんだろ?。な?。だからオマエがここ出る時にオレも連れてけって話だよ。なッ?、これでナシ(話)ついただろ、なッ?」

連れてけって、ソレ万引きじゃんかー。

「馬と鹿ッ!。オレは商品とチゲーんだよッ、生きてんだから。万引きじゃねーし」

「じゃ万引きじゃなく誘拐じゃんかー」

こうした押し問答が3時間近く続こうもんなら耐え切れなかったと思う、正直。

でも、さいわい2分くらいだったと記憶している。

▲ランチセット B

3スライダー&ポテトサラダ&ドリンク

1320yen (ポテサラをフレンチフライに変更は+100yen)

ちなみに、セットAは990yenでスライダーが2個、以下同文。

といいたいところだが、Bセットの下に書いてしまったので、ここは以上同文とすべきなのか???。

マ、いっか。

カウンターのキャロットMANが「逃亡の手伝いをしてくれ!恩に着るから!!」としつっこく耳打ちするのでウザッ。カウンターを諦め背後の大所帯テーブル(8名席)へ移動したのは正解。ここ落ち着く~。

ちなみに店の最奥には5名用ソファーがあリュのだー。

▲3Sliders & Potatosalad & Drink

左から、チリビーフハラペーニョ、自家製ツナ、プルドポークBBQ。可愛らしいポテトサラダは恥ずかしがって3人衆の背後だべ。

ゴブリンには温かいスライダーと冷たいスライダーの2種がありまッス。

★温ッたかいのは、ポークやチキン、揚げ物のフィッシュ、スパムやベーコンなど。

★冷たいのは、サーモンやエビ、ツナといった海鮮系。

▲ナニゲに壁にかかったドライフラワー(?)のブーケ

今回はじめてゴブリンのスライダー食べたけど、やっとスライダーなるものの実物大が確認出来てホッとしたジェ。

大男ではなく標準成人男性の手の平に収まるサイズのバンズだヨ。高さ(スライダーを真横から見た厚み)は約5cm、指で圧縮して3cm、といったところ。

「何だソレ。キッズバーガーじゃん」

そーそー、そんな感じ。だけど内容は子供ダマシじゃなくってアダルト仕様、ビールやワイン、モヒートなんかにもバッチリ合うんだヨーン!。

イメージ的にゃー、レゲエガールの女子会に出されるビールやパッションソーダのスナックってノリかニャ~。

▲プルドポークBBQ

330yen (セット外の単品350yen)

プルドポーク(直訳;むしった豚肉)って知ってるヨーで知らない。

豚の肩肉をじっくり時間かけて焼いて細かくほぐしたもの。アメリカ南部のBBQ料理の代表格。ちなみにBBQの3大料理はスペアリブにブリスケット、そしてプルド。

アメリカでは、本来は火で焼いて作るよか燻す(いぶす)か蒸し煮にする方が一般的。

ゴブリンのはどーやってんのかドシロウトには皆目分からないけど、これはオイヒイ!。

まず、ホロホロとした食感の肉に掛けられたBBQソースが旨い。甘辛のタレで甘さが控えめなヤツ。

なんかソースにキヌアだかアマランサスみたいなのが入ってるけど何だかよく分からん。

お帽子取って「ハァ~イ!」。

ごらんの通りバンズの裏には何も塗られてニャい。マ、BBQソースだけで十分美味しいからネ~。

それよかド紫色のキャベツのピクルス酸味が素晴らしいヨー!!!。これが甘酸っぱいからBBQソ-スの甘味が控えめなのは偉大なる納得!。

ホロホロの豚肉にモリモリの紫キャベツ!。日本のトンカツに千切りキャベツもなかなかだけど、こっちの方が豚肉とキャベツの絆が深いよーな気がしてならない。

オレの気のせいか?。

そーだそーだ。そんなのオマエだけ。

▲クランベリーソーダ

Cranberry Soda 

400yen (セット外の単品440yen)

一番下にシロップが沈殿している極めて難易度の高いシステムだとも知らず、いきなりシロップ溜まりにストローの先を突き刺し一気に吸い込んでしまった若き日の過ち。

「あッ!、甘ッメェェェェーッ!!!」

スイーツ好きだけどコレは違う。甘すぎ!。こここ、こんなのよく出せるニャ!とぷんぷん!。青筋立ててブツブツほざきながらストローでかき混ぜ、ひとくち。

ん?。全然甘くなヒ。

何ぁにやってんだかパカチンが。こやって今日も暮れてゆくのかアホの日常。クッ。

食べてて分かったスライダーのいいところ。両指で抱え持ってガブリとやっても、小ぶりゆえに中身の具材が左右から飛び出してボロボロ落ち、収拾がつかなくなるって惨劇がニャい!。

あと、バーガーと圧倒的に違うのはバンズの軽さ!。それは天使の羽のよーに軽やか!。固くなくパサ付かず、しなやかで柔軟性の権化。

見ての通り心地よいシュワシュワなシワより。

上写真、2個のバンズの色を比べてみると明らかに違う色。これは光の加減でなくマッコト違う種類。

具材の内容でバンズの種類を変えている細やかな気配りと目配せ。本当に頭が下がる。

スライダーの真横に水入りコップを置いてみたので大きさを比較してくれえ~。カフェで通常出されるレギュラーコップの直径とほぼ同じ。写真では遠近法でコップが大きく見えてッけどサー。

オマエへた。

先週水曜日ここ来たら定休日でガーン!!!。その時に店の前に貼ってあったポスターの1枚がコレ。

「チレビーフ……ジャラペノ……。ウ。チリビーフハラペーニョか、もしかして」

なんか旨そう…。次に行ったらコレ頼もう…。

と決意も新たにしていたのであったー。

▲チリ ビーフ ハラペーニョ

380yen (セット外の単品400yen)

出てきたヤツをコメツキバッタのよーに激しくオジギして覗き込むと、ポスターで見たのとほぼほぼ同じ現物!。だッ、大満足なやつだーッ!!!。

その瞬間、頭上の久寿玉が割れ、細かく切った百科事典ページの紙吹雪の代わりに百科事典そのものが丸ごと落下、ボクちゃんの頭上を直撃!。失われてゆく意識の中、チンパンズィらの高笑いを遠く聞く。

手前はきめの粗いバンズ。後方のは滑らか。やっぱ種類が違う。

手前の方がやや粗い生地の食感だったって印象が残ったけど、あとでこの写真を見てイメージ誘導されただけなのかもしれない。

マ、いずれにせよ【スライダー】とは「滑ってゆくよーな喉ごし」ということだから、ノドに引っかからないタイプのバンズが使われているのはスーパー納得ちゃん。

ビーフパティの上にハラペーニョ。その上にたっぷりと乗った半切りチレが目に鮮やか!。

チレはメキシコ唐辛子。

ハラペーニョもチレの一種だけど辛さは弱い方。チレもハラペーニョもサルサ(ソース)の材料として多用され、焼いたり焦がしたり調理方法は無数。

このチレ、ナマなんだか軽く炒めたんだか、食べててイマイチよく分からなかったけどネー、よくよく見ると焦げ目があるから炒めたか焼いたかしたんだネ~。

黒コショウも加わりピリッとしたテイストがウマッ。白いサルサは唐辛子に良く合う薄味のさわやか酸味系。

バーガーにケチャップとマスタードが手放せない愚かなるボクちゃんが、全くケチャップやマスタードを恋しがらないという奇跡のソースに乾杯だあーッ!!!。

プルドポークBBQの甘辛、続いてのチリビーフハラペが辛スッパ。かぶらないチョイスは我ながら呆れ果てて物も云えないほどだべ!。

▲自家製ツナ

330yen (セット外の単品350yen)

ウムウム。自家製と云うだけあって見慣れた缶詰のシーチキンツナとは全然違う見た目。

どっちかというとピッツァトンノのマグロ系だニャ。

カミキリムシが朽ちた倒木を噛み散らかしてるとこ見たことあるけどサー、こんな感じだったなーオガクズがサー。

なんともシックな味付けだよ、このツナ。薄い味付けで主張控えめ。

ツナ本来の味わいが前面に押し出されてて瑞々しいシャキシャキのレタスとの相性の良さに軽いやっかみ。

だけど、それだけでは何かひとつ足りない…。そう。その一つが紫キャベツのマリネ!。

これで一本スジが通った味に!。

おおッと待ったぁ~。ツナと一緒ににまぶされたタマネギを忘れちゃいッけませんジョエ。

割と大きめにカットされているのは食感を楽しめるよーにだネ。

玉ネギ自体は歯ごたえがあるのに青臭い苦みがなかったから、たぶんマイルドに仕上げてられたマリネだろーと思うジェ。

▲ルビー チョコレート ドーナツ

300yen

ったく。よせばいーのに、食後のデザートはお約束~♪と云わんばかり、

「ドーナツくだはい」と云うばかり。

ルビーかあ~、いいニャア~💛。生のアーモンドのスライスが何ともフレッシュ。紅白ならぬ桃白ってなかなかセクスィ~やんけ~。

ここはスライダー12種のみならず、ドーナツもまた7種類(最近1種がニューフェイス)の取り揃え。

スライダー同様にカロリーモンスターなラインナップではあるけれどー、ドーナツもまたスライダー並みのサイズで小ぶり。ゆえにドーナツ屋で摂取するカロリーとはチョイと違うんでニャーか?。

甘酸っぱいラズベリーソースとは違うソースだったー。確かにネー、ラズベリーは真っ赤。これはピンクだからー。ルビーなんだからー。

このドーナツの名称は「ルビーチョコレート」。チョコレートの原材料ってご存じカカオ豆。ルビーチョコレートはルビーカカオ豆という品種から作られるチョコレートなんだわさ。

で、このピンク色なんだけど、驚くべきことに着色料は一切使われてないんだって!。ルビーカカオ豆に含まれている天然成分のタマモノなんだとかー。ホント、世界って広いんだー。知らないことがいっぱいだあ~。

生地はモッチモチのフッカフカではなかったー。どちらかというと噛み心地シッカリ系。

柔らかい系に慣れ切った男に喝ッ!っていう度胸こそないが、それを目指す心意気だけは胸の内にふつふつ…。マ、そういうことにしておこうじゃないのー。

▲自家製タルタル&スィートチリのフィッシュサンド

350yen

ったく。てか、云い訳がましーがお腹が膨れ上がんなかったのヨー、いつもみたくトラフグのよーに。

なんで食後のデザート後の食事としてアンコールアワーに突入!。コイツをオーダー。調理師兼オーナー(と思われる)の笑顔が印象的~。

これをオーダーした時、時刻は12:15。店内はボクちゃん以外5名。いずれも20代~40代。

その状況下、コレはわずか10分経たずしてアッツアツのフライで提供されまフた!。

おいいしそー!ではなく、全く本当に美味しかったーッ!!!。

ホクホクの新鮮な白身魚、サックサクでアツアツのコロモ、その上にオフホワイトのタルタルソース、更にその上にチェダーチーズ。仕上げにその上、自慢のスィートチリソース!。

赤いのはトマトにあらず赤唐辛子だヨン。何で断言出来るかって云うと、チリソ-スにはトマトが使われるけど、スィートチリソースにはトマトが使われない掟だからだー。

このソース、スィートというだけあって甘い!。そしてピリカラが加わって強烈な奥行き有る旨味がたまらんッ!。

白身魚に甘辛のあんかけ、は日本のお家芸。こっちはハワイだかメキシコだかタイだかベトナムだかのお家芸なんでシュね~。とっても無国籍感たっぷり~。

さてさてお会計。「ホントに美味しかったぁ~」ってレジで云ったら、マスターったら

「5個も食べましたもんね~(笑)」

だって。サンケーウ!恥ずかしながら撤退しつつ次回の再訪に思いをはせるボクちゃんであったー。

なので夕飯はカレーうどんにしたー。カレーは自家製のポークカレーが冷凍してあったし、ウドンもまた冷凍してあったのだー。

それらに片栗粉を投入してトロミ。すると、たちまち爆発的な美味しさが降臨!!!。

薬味の白ネギとカレーの玉ネギ、夢の競演に酔いしれた一日の〆でありましたッ!。