味の色どり万華

自由が丘浅野屋で電車見ながらフォカッチャを

カスタードめし192

自由が丘トレインチの別館てとこ。浅野屋サン、何か死角にあるネ。

ボクちゃんは存在を長らく知らなんだ、アーアー知らなんだ、プンプンピン。

トレインチ入口の店案内カード見てりゃ分かンのにネー。相変わらず間抜けなお人。

二階のイートインへの階段から見える風景。

眼下にトレインチの回廊、その向こうに東急大井町線の線路のレールと、それを取り囲む線路用のジャリの数々。

いいね。

浅野屋のフォカッチャ、通常のものよか厚みアリ。

ベーカリーのフォカッチャは薄めの物が多いからフォカッチャ好きにはたまらんでよ。

上部に落ちそで落ちない赤のドライトマトに黒のオリーブ。

食べてみると、ドライトマトは見た目よかジューシ-だし甘味が強い。

黒オリーブは塩気が強いけど旨味も深いのでドライトマトとのバランスがイイ。

んなもんで、この二つは厚みのあるフォカッチャのテイストを一層引き立ててる印象だべ。

ボクちゃんが陣取ったのは、線路を見下ろす2階カウンター。

秋の日差しを浴びても光沢を放たないマットなお姿はたいへん清楚。

1本はらりと落ちたローズマリーも奥ゆかしさに火を注ぎメラメラッ。

▲フォカッチャ・オリーブ&トマト 

440yen

このフォカッチャ、四角形周りの一辺だけ焼きが強いッス。残りの三辺は柔らかくてすっごく口当たりが良い良い、よいやさっと!。

フニャフニャではなく、フンワリとしながらもシットリを維持の大和なでしこ。

▲有機栽培コーヒー Cold  440yen

浅野屋のアイスコーヒーもパンの田島と同タイプのお味。

コーヒーはコーヒーだけで楽しむべきだと云うタイプと、パンと一緒に楽しむコーヒーはそれとは別だと思うタイプ、どっちでも同じだと思う人、それぞれッス。

コーヒーの味に気を囚われずパンの味だけに集中したい人向けのコーヒーだニェ、コレは。

おおお~、東急大井町線の電車が通る通るぅ~♪。

右から左からとナニゲに視界に入るその心地よさ。

ボクシング選手のカンガルーがトレーナーからボクシンググローブを外してもらった時に見せるよーなクスクス笑い。

それを心地よいととらえるかどうか…。

▲浅野屋自由が丘店の限定商品 クリームブリュレ 313yen (税込)

“ リッチな食パンでカスタードを挟み、表面はブリュレのようにキャラメリゼ!”

といフお品書きを読みもせず、見た目だけでソッコー鼻の下を伸ばしてトレーに滑り込ませたという一品!。

どーでしょホ?。見た目、どことなくフレンチトーストでないスか?。

フレンチトーストの命は、何が何でもパンがしっとりしていること。

その点をコレは見事にクリア。

けど、卵液につけて焼き上げてないからヤッパこれは違うのネ、シクシク37(意図的な誤答)。

キャラメリゼって砂糖を焼いてる途中過程の製法、って意味だったよネェ~。

で、叩いたらカチコチ割れちゃう状態に完成したものがカラメル。確か、そー。

この食パンは、確かに表面キャラメリゼされてる。

この食パンは2枚に切られてて、中にカスタハドクリヒムが入っておるのだよチミィ。

クリームブリュレ (フランス語の正確な発音ではクレームブリュレ) は、カスタードクリームを蒸すわけだからパンでサンドは納得。

カスタードクリームの上部を焼くんじゃなくって、挟んだパン生地の上をキャラメリゼしたとこが浅野屋さんひねり技一本だネッ!。

あまりのお菓子感覚で食べながら可笑しくなり、幸せの水たまりにワレ今埋没ス。

で、どうでしょう。