キャシュチャードめし193
本日快晴。午前11時、気温28度。空には秋らしいウロコ雲。
本日、自由が丘パン屋巡り第2弾だス。
いっちゃん最初は自由が丘ベーカリー。
店構えを撮影したかったけど、オールガラス張り店舗でネ、そのガラスにお向かい工事現場がマンマ鏡絵で映えがモー最悪!、で断念どス!。
ななな、何ちゅう燃ゆる夕陽丘のピザかい!。
ピザトーストと命名されているけど薄い生地フニャフニャ。
パンの底は油びたしでベッタベタ!!!。この店は米粉パンだから、だと思われリュね。
米粉はグルテンの壁 (油分を支える役目を担っている) がないキャら、油分が一気に底面にまで通過したんでせうねー。
マ、いっか。問題はそのお味~。どれどれ、指を油で汚しながらもパックパク……。
▲ピザトースト 290yen(税込)
イイイイイ、イエエエエエアーッ!!!。
♪ シ、ラブズユ、イエー、イエーッ!!!。
どどどどど、どえりゃーウメェーッ!!!!。不思議なことに全然油っこくない!!。
米粉生地に敷き詰められたトマトソースに混じるはコーン、玉ねぎ、ピーマンと細切りソーセージの薄切り。
そのあたりはもっちり、周りのフチはピザ感ただようカリッカリ。
ハイビスカスに添えてこのピザパンを恋人に送ンなはれ!、と絶叫したい気分だ!!!。
リピ当確。
▲メキシカンチリコンカン 280yen(税込)
〈スパイスが効いたひき肉と彩り野菜が、
おつまみにも軽食にも合うこと間違いなし!〉とプライスカードにあリュ。
文字通りチリの根幹をなすメキシカンだでよ。
アメリカ南部テキサス発祥の郷土料理がコレ。
ひき肉とタマネギ炒めて、赤いんげん豆をトマトソースで煮込んだものに投入!。
このチリコンカンは小っちゃくてカワユイ💛。
まるで、おヒナ様の洗濯物を積み上げた小舟が川下りするんですか?今。
みたいな風情がステキ。
このお店のチリコンカンは、米粉フランスパン薄切りの上に赤インゲンだのひよこ豆だのが敷き詰められてるネー。
その上に、ズッキーニ、パプリカ、ドライトマト、ピーマン、更にはチーズを乗せて焼き焼きしてる。
見た目もオシャレ、彩りキレイ。女子に支持されること請け合い。ヤロー共のひとくちスナックとしてもポイント高いんじゃなハ~いの?。
そんなッ。ったく…。やあね、照れちゃう。
などとブツブツ云いながら、我、自由が丘すずかけ通りを狂乱のスキップで快進撃す!。
やがて八幡通りへ差しかかリュ。
この辺りは初めてニャらな~、などとフト空を見上げてドシッとなる。
なななな、ナニコレ、何コレ。
頭上4~5m、ドラム缶の半分大のジョウロが!。
くッ、口を傾けて通行人らにシャワーを浴びせかけよーとしてるんじゃないかと夢想してしまう感じって分かるかな?どーよ。
こここ、怖ぇぇぇ……。
▲ブリキのジョーロ (店名) のド映えするオブジェ
建物を見ると、何だ造園屋さんかー。てなもんで、帰宅後チョイ調べたら勝地涼シャンの母上が営む花屋さんチューことなんだべ。前田有紀アナが退職後に働いてたってネー。
にしてもシュゴいオブジェら。インパクト大爆発のアッパレ節だヨーッ!!!。
▲ヘリオント
ジョーロにおびえ切りながら、流れ流れて辿り着いたさいはての地ではないチョット先。
固ったーいパンを売ってるヘリオントに到着しまスた。
店名ドイツ語。普通の人は読めないってば。親しみのなーい店名。
でもイーの。売ってるパンに親しみさえ持てればねッ。
ううむ……。脱獄するにはここからこのツタを伝って直下の荒れる岩礁へ…。
なんてことを、ふと脳裏にかすめるボクちゃんたら、そーとーステキかなぁ。
▲ジャークチキンサンド 600yen (税込)
〈ジャマイカの郷土料理。スパイシーなチキンを
キャロットラペと一緒にはさみました!!〉とお品書き。
ガックシ。店内、ほとんど目ぼしいーパンなど無し。
店員サンの明るい笑顔の手前、
手ぶらで出る勇気もなくナニゲにこのパンを手に取りご購入。
なんか、調理パンは出来立てだって云われちゃったもんだから~ん。
GONZOのピザ、バインミーの美味しさが脳裏に残っていたんでコレをチョイスしちゃったのかなー。命取りだったあー。
ドえりゃあ固いパンだべ。前歯が折れるかと思ったべ!。マジ怖ぇぇぇ……(汗)。
少しずつ舐めてフニャ化しながらボソボソかじる作戦に切り替え。
何やってんだか。
ジャークチキンはカリブ海の島国ジャマイカの名物料理。
何種類ものスパイス、ハーブに付け込まれた鶏肉料理なんですヨぅ~。
ここのは、フリルレタスをヒラヒラはみ出させながら、黒く焼け焦げたヨーなチキンをキチンと覗かせる粋な計らい。
チキンは香ばしくて中は柔らか、辛くてさわやか。ニンジンラペにもよく合ってるネ。
ラペはほぼ酸味なし。味付けも薄すぎるネ。チキンとのバランスとしてはOKでない?。
ゴロッと2個入ったチキンはモモ肉使用で旨味、脂感アリ。
お値段は内容と見合わないの、シクシク39 (ウケ狙い。計算づくの汚いヤリクチ)。
アゴがハズレそーなほどのソシャクを強いられながらフランスパンをいただく苦行の旅、それは果てることなく続くのである。
▲穂の香
果てなく続かなかったんで、テクテク歩いてホノカにすぐ到着。
入口正面の階段に色とりどりのダルマが…。
魔除けだろうか…。
ほのかというよりは “重いのか”、といった風情あらわ…。
ほとんど朝食昼食用に売れてしまったパン。残り物に興味そそるものはほとんど無し。
唯一コレなら買ってもいいキャと…。
秋の枯れ葉に身を包むコイチュを食べるのも一興ではないキャ?、と。
▲アーモンドクロワッサン 440yen (税込)
何て誰かが置き忘れたシューズなんだろー。
チミもよホく目を凝らして見たならば、きっとこのワッサンがシューズに見えてくるはず。
コレは生地を折りたたみ、重ねて層を作るサクサクのクロワッサンとは違って、
小麦粉とアーモンドプードルを混ぜた生地を作ってから、
上にアーモンドクリームを薄く塗り、
更にその上にスライスアーモンドもメッタヤタラに塗り、
いよいよ焼きあがちゃったんだなー、と思っちゃう。チャウチャウ。
しかもだネー、生地の中にも所々にアーモンドクリームの甘さを感じちゃうぞ!。
食感はクロワッサンを圧縮したよーな不思議なものだけどサー、
食べ出すと止まらないヤミツキ感が濃厚ラよ!。
アーモンドプードル (アーモンドを粉末状にしたもの。風味やコクが増す) を生かしたクッキーに近いパンかなと思われるぜよ。
ハマる人はハマる。こればっか買うかも。それっていいかも。カモネギだね。