カスタードゥァめし251
年明け早々、色々なことが起きてるネ。
気を確かに持って、自分らしくありたいと念頭に誓いを立てたけど
ハッキシ云って、そもそもボクちゃんに “自分らしく” なんてコンテンツ、
あったんだっけぇ~???。
いかんいかん。1月からブルーになってどーする。
とりあえずグリーンくらいにしとこ。
ソだね。ソだよ。
ソざます。
と、ソの3段活用、どうだったかな?。
大森ジャーマン通り。大森駅側から向かえばジャーマン通りを降りきる辺り。
そこに、この蒼ざめたコーヒー店は在る。
ひっそりと。目立たないように。
時折、気まぐれに吹く風を通行人が気にも留めないように、
この止まり木(パーチ)は在る。
▲パーチコーヒー 9時~18時 火曜休
昨日と同じように、今日も日は上った。
陽光の中、青ざめるコーヒー店は顔色を隠せたように見える。
なぜって。
人々が目覚めたから。一日を開始したから。
だったら、青ざめている場合ではないから。
その時間は遠い。
そう、閉店までは遠い。暮らしは途切れない。
かつて若き店主は、人々の停まり木になるような存在になりたい、
と幼木を育て始めた。
▲ソーダ入りレモネード
520yen
だからなのシャ。
今、ボクちゃんのよーなドラねこが止まり木に留まってレモネード飲んでるんだジェ。
うっくくく。
ぽってりしたドラが木の枝で弾んで見せても枝木はビクともしニャア!。
そこまで立派にそだったパーチに拍手喝采をよろチく!。
といいつつレモネをゾ。旨みゃあ!。
甘すぎず酸っぱすぎず、忘れたはずの失恋の横顔が心をずぎずぎ。
静かにボトムに沈んだレミョンの輪切りがCTスキャンの画像にも見えて爆。
▲卵サンド
500yen
そんなことばっかり云ってるから!。ホラ、もうこんなオイシソーな卵サンドが着ちゃったじゃないのー!、オホホホーッ(^^♪。
ザックリと厚切りのトーストにハムと卵がまな板の上のコイ!。
(ハムがまな板。一応云っとくと)
テーブルのコップを使って即興の日時計を作ってみた!。
これで時計を見なくても時間が分かる。
先人の知恵。凡人のチエちゃん元気かなー。もーだいぶあってないよー。
道路の横断歩道を使わないで、二車線道路を横切る人達が多数。
それがこのジャーマン通りなのサ。
日中は車両通行量がすんごく少ないキャら出来るワザ。
そんな人々を眼で追いながら食べる卵サンドはまた格別。別格ともいうべきか。
噛むとザクザク。ザクザクの直後に来る、パン生地本来の柔らかさ。
それを思い知らされたのはさっき。
このパンをヒトクチ食べ、飲み込んだ直後。
塩分(しおぶん)控え目な味付けの卵が、淡い酸味のマヨネーズにこんちは。
どういたしまして、とマヨネーズの社交的な笑み。
ふと思い立ち、ダブル日時計にしてみた。
腕時計はいつも片腕にだけ。でもこれなら…。
両腕に時計を巻く気分て、どう?。
オシャレかオシャレくないか。考えたことあるかな?。
店内はおひとり様男子が大半。みんな静かにゆったりとした時を過ごしてイリュ。
すこし日が差してきたのを見逃さずに退店。
だって…。これ以上居たら、きっとボクは蒼ざめてしまうことだろーし。
それに、ボクには重要な目的が一つあった。
それは、卵サンドを食べてみたいっていうささやか過ぎるほどの目的。
寒さで足の筋肉が疲弊してるけど、元気よくスキップで大森から蒲田へ!。
▲蒲田カフェ CAFE;10時~18時 BAR;18時~23時 木休
また来た。
工学院通りだか女塚通りだか、今じゃ地元の人さえ分かりかねるこの通り。
そこに蒲田なカフェは在るんだヨオーン!。
日当たり良好!。ボクちゃんの掛け声と同時、割れんばかりの拍手喝采はチンパンズィの皆さん自給2万サクラ。
こちらのパーチもなかなか。パーチらしいパーチ。
ことりさん達もパーチクパーチク。
日の当たる店内に立ち上るお茶の蒸気と香り…。
まさにこの世の楽園。ユートピアっ茶!。
▲NIPPONのたまごサンド
500yen
酸味の効いた赤のしば漬けが卵サンドに息吹を…。それはさきほどの店では味わえないジャポネ感。
で、卵にふりまかれた小刻みなる青葉は一体何なんすかね~?。
パセリかバジルの粉末?。
分からないなりに良く学び、良く食べること。
それがコツかな。サンドイッチを味わうコツ。雑念は味をおかしくするのだから~ん。
▲カフェラテ 700yen
▲プリンとコーヒーゼリーが出逢った 700yen
バリスタさんが描いてくださった水面アート。
こりゃスワンじゃないっすか!。白鳥の湖ってラテだった!というステキなオチ!。
ケーキ職人が目からウロコのコーヒーゼリープリンを添えて…。
大森から蒲田までの時速10kmスキップ走行。
冷え切った身体を温めるにはラテ2杯を必要とした!。
2敗目を飲みながら初対面のゼリプリはミスマッチな美味しさだった!。
固めに仕上げたコーヒーゼリーに90%液状のプリン。
コーヒーに苦みがあればもっと面白みがあったかもだネー。
でもいいの。いいのよ。初体験歓迎。ハツモノ上等ですものホホホ。
実はこのカフェ、夕方6時からBARに変わる。
まさにイナイ・イナ・イバアだが、蒲田カフェと名付けてしまったため、蒲田カフェとサイト検索すると蒲田の各カフェの一覧が出てきてしまい、まさにワラ山の中から針を探すはめになってしまうってことは同情にアタイするかのかニャッ?。
とにかくゴチソーサマだよ。おかげさまで夕飯のオカズのヒントを得ることも出来たヨ。
ありゃがとお~。
アンタほんとにこんなのを夕飯のオカズに考えてたんかい?と聞かれても、
「ええ」ためらわずに答えるこのパカッ!。パカパカッ!。
炊いたゴハンのテンマツ御粗末!。
ビタクラフトのなべ底はびっちりこんと米の跡!。
それほどに凄まじいお焦げぶりだったのキャ!。
ああこれねー。そうそうー。
蛇の抜け殻ですよね~。子供の頃、森の中で見つけたことありますよ~、へらへら。
そう言われてしまいそー。
だけどボクにはやっぱりニシキヘビに見えて仕方ないナー。
だってホラ。コメツブがウロコに見えるッしょ?。
そうッショ?。
だわよねぇぇぇ…。ですわよぉぉぉぉ……。