カスタードめし223
本日晴天。昼の気温は1時で17度。
うれぴい~。誰しも、うれぴい~ぴょよ~♪。
で、何だったべ。
ア、そうそう、ハミング2倍モードでスキップ急停止は武蔵小杉グランツリーなの。
そザンスの。
グランツリー2階にあるスタジオCLIPにやって来たヨーン、ヨーン!。
クリスマですか。一色ですネ。一色即発とはまさにコレ、まさにコレ。
ファッションと生活雑貨のアダストリア(株)が2020年にオープンしたCLIP関東初のCAFE併設店だって。
小さめの店内はディック・ブルーナしゃんの内装であるとかー。
子供っぽい、ととるか、リラックス空間ととるか、どっちにしても気になるのは噂のクロワッサンのお味ッ。
ゴチャっぽそーでシンプル。こうゆーのイイ。明るくてスッキリさわやか。
ベージュ色というよりアタシャ完全パンケーキ色に見えるべ。
狭い、小さい、を語るよか、くつろげるかどーかが重要。
その点でココ合格。
このお店、スタジオCLIPカフェのクロワッサンが一番好きニャ!。
あくまで個人的見解、独断でシュが、ここのクロワッサンが一番すんばらすぃ!!!。
んなわけで、今回は手始めにスイーツのクロワッサンを紹介しまシュ!。
CLIPは温かい家庭的雰囲気が醸し出される希少なCAFEなんザンスのよホホ。
それでいてヤボくない。どの店にも負けニャハCITY的なエッセンスも漂う。
例えばホラ、大きめのフォークの間を使ってさりげなくナイフ置き代わりにしてるジェ。
う~ん、ないない!。
▲ストロベリークリームクロワッサン
470yen
すッばらしースットロヴェリィ!。
その高貴さを演出するために、ワタクシ今回のお写真はトーンを1つ下げてクリムゾンレイキという深紅の色を前面に押し出してみましたワ!。
左に覗き見する不審者がおりますわね。ザーとらしく深紅のトンガリ帽子なんぞを。
▲フルーツTEA ベリー
530yen
もちろん、今回ワタクシがストロベリークリームクロワッサンの従者に選出いたしましたのがコレ。
フルーツティーのベリー。ベリーなのでござひますオホホホ。
ブルーベリーとイチゴは固い。だからお茶に溶けて汚さない。
スッキリ爽やかな爽快感!。甘さもかすか。まぎれもニャー大人飲料ブ。
バターをパン生地に幾層も重ねて作り出されるクロワッサン。
それはパンの中でも最高峰の称号を与えられる大人気のおどけ者。
えッ。ちげーよ。伯爵だか侯爵だかのご夫人?。
どのブーランジェリー、ベーカリーも、こぞってクロワッサンに力を入れてリュねッ。
願わくば当店の看板商品、いっちゃん売れてる目玉商品!にしたいのヨー。
バターが鼻に付く、くどい、アトクチにバターがベエロリンとクチビルに。
水を飲んでもクチビルをナプキンでぬぐっても、バターの面影がマブタの裏に…。
クロワッサンのそーゆーとこがキライって人もパン好きの中には大勢いるよネー。
そーゆー人ってフランスパン、バゲットの大ファンだったりする~。
だがしかし!。このクロワッサンはビックリ仰天するほどに油ぎってニャハいッ!!!。
普通に売られてるクロワッサンより二回りも大きいコレ。
そんな大きいのが油ぎってたらどーシュるぅ?。
もてあますし、かといってスタマック内蔵しちゃったら、胸やけしないですかフツーに。
コレは最初のヒトクチをかじった時、春の予感がしまスた。
この11月の下旬にですヨ。
ふたくちみくちと食べ進むと、春のイチゴ畑から匂い立つ香りが
パン本体からハラハラこぼれる薄い生地の断片ひとつひとつに女神のキッスを与ヘる。
そのキッスのバター臭くないことと云ったら!。
イチゴが完熟していたらクロワッサンの生地は台無しにニャる!。
イチゴが青臭くて固くても同じこと!。
柔らかすぎず固すぎず。そんなムリ難題をなんなくヤッてのけるCLIPってヒーローきわまりない?。
ソーヨネー、だよねーだよねー。
心地よい歯触りと歯ごたえで難なく口どけしてゆくイチゴ達…。
これがオウチで食えたなら…。
食えます。お持ち帰りやってるよココ。
なぜ爽やかなまま食べ終えたのか。どーしてベタベタが最小限なのか。
確かに、クロワッサンに必要不可欠な材料は全部使われてるだろーと思フ。
だって、まんまクロワッサンの味、食感だからあ~。
大きいけどフツーの女子で2個ペロリンだと思フ。
膨れ上がってるだけだから。見た目ほどの量はニャい。
イチゴを噛むとき、かすかなピスタチオのテイスト。そのカリ感。
ちょっとしたアソビが入ってるの、イイね。
使い込んだ皮のカバンの色ツヤって重厚なオトナを感じさせるもんだけど、
このクロワッサンの生地の色、どーしよーもなくアダルト。
それにコレは、食べているときにハラハラとこぼれ落ちる薄皮生地の量がとっても少ないったらありゃしない!。
イケてるわ!。
皿にバラまかれた落ち葉のよーな薄皮!。
ソレを泣きながら、最後にツバつけた指でいちいち貼り付けては食べて……
そんなことばかりを繰り返してる人達全てに捧げるべきクロワだわよコレって!!!。
生クリームなんだけど。
柔らかくない。やや固め。
でなければ、このパン生地に恥をかかせることになるんだジョ!。
そうだよ。
このクロワッサンは何もかも計算され尽くしてあるニェ。
CLIPはワークショップ『おけいこクリップ』なんてのも開催してるんだネー。
平凡な日常のささやかな楽しみごとをモア豊かに!。
“スタジオ”って意味には、「撮影所」以外に「芸術や美術の仕事場」って意味もありまシュ。
う~ん、んなわけでスタジオCLIP。
アイデア書き留めたメモの束にはクリップ!。
ステキな生地に、ウルワシのイチゴに、ドンピシャ合うナマクリームの固さは?。
研究の成果をヒシヒシと感じるヨーン!。
もちろんCLIPには撮影所という意味合いも含まれていると思われマッシュ。
ワタクシが最初にこの店を見つけた時、店の外観、壁はムーミントロールやミーの原画が描かれておりまスた。
今回の訪問では、見ての通りクリスマスに塗り替え。こんなふうに、その時々で壁画が変わってゆくのも訪問客には常に新鮮な初対面、だべ!。
インスタ映え狙っての撮影もバッチシ。
クロワッサンが乗っかったお皿も白。白い壁に絵を描くよーに、白いお皿をキャンバスに見た立て、色とりどり具材のクロワをモチーフ代わりに。
やあね。ニクいわ。泣けるわよ。
ミゴトなケーキ要素とクロワッサンの融合!。ミスマッチ跳ね飛ばすドンピシャ組み合わせ!。
この2階フロアにイートサロンは3つ。
スターバックス、フレンチトーストファクトリー、そしてこのスタジオCLIP。
スターバックスはひとりモクモクと、系。FTFはスイーツ女子会系。
ここは生活雑貨、レディースファッション、家具、ポップアップスペースなどに訪れた人が利用するクラブ的なCAFE。年齢層は30代40代といったところでフ。
Wifi、コンセントも完備されてるけど、なぜかココでは利用している人の方が少ない。
すっかりくつろいじゃってサー、上等なボンヤリをしていたいのかもしれニャいなー。