味の色どり万華(まんが)

ピッツァの聖地と呼ばれる中目黒聖林館でビートルズとピッツァ体感!

カスタードォウめし306

本日近頃なこの頃、やってきたのは中目黒駅から1分の路地裏にある聖林館どえス!。

ただし、1分というのは始発前で通りガラガラ状況で屈強な肉体を持つ者が全力疾走した場合に限られることを肝に銘じておかねばならニャい💛。

ということで、見よ。

青空のもと、ハリウッド映画で見かけかねないよホな鉄の牙城を。

国内外、ナポリピッツァのファンで聖林館を知らない者はさほど多くないと噂される当店。

人気の秘密は、ピッツァ生地の美味しさだけではなく、何といってもこの異様なる外観!。

そして内観。蒼ざめる鉄の建造物。

これこそ鉄に思い入れアリアリな倉田光吾郎の作品。これを差し引くと聖林館伝説のオヒレに少なキャらず支障が出るキャもーという重大要素。

例えるなら、ホワイトハウスが五番街に立つオフィスビルみたいな建物だったらどぉ?。

やっぱ視覚的威厳ってメッチャリンコ大きいッしょ。そうッしょ?。

平日開店直後、通常は20~30人ほどの行列が狭い道幅4分の1を占めてるヨーン!。

ましてや、土日祝日はなおさら。予約が出来ないお店だから、入店を果たすためには格段の努力と精進が必要なのラ~。

自他ともに認めるヘタレのボクちゃん、行列に並ぶ度胸も勇気も体力もニャひッ。

ゆえに、つねに、聖林館を目の前スルーな日々が長年続いたのでフ。

だがしかし、だがしかし!。待てばカイロの日和あり!。

本日12:55、まさかの行列ゼロに遭遇!。

「あ~、今日は休業日キャ~」とけだるく店前を通り過ぎよーとしてドシッ!!!っと戦慄!。

中でピッツァ職人にして当店オーナーの柿沼進シャンが窯の前でピッツァを焼いているではニャーか!!!。

アキャキャキャキャーッ!!!。こッ、転がるよーにお店になだれ込むッ!。

「席、ああああああ空いてますキャッ?!」

「空いてまシュ。そこのイスに腰かけて待ちなはれ」

スタッフ女子が優しくステキな微笑をボクちゃんの顔面に叩きつけリュ!。

▲マルゲリータ

2000yen

待つ間、頭の中をマルゲリータ映像が高速大回転トリプルルッツ!。

日本で初めて本格的ナポリピッツァを列島中に知らしめた功績で知られるこのお店。

初期の店名は『SAVOY』。

それが数年前に一大リニューアルされ鉄のヤカタ『聖林館』へと変貌。

国内外、マスコミ紹介多数。ゆえに外人観光客もひっきりなし。国内地方からも続々巡礼。

ピッツァに関して言えば、メニューはマルゲリータとマリナーラのみ。という超強気のメニューだったけど、本日ボクちゃんがそのメニューをば凝視した結果、さらにビアンカがメニューに追加されとりまスたッ。

小麦粉大高騰の影響キャ?!。値上げによる変化をかわすためのサーヴィスなのキャ?!。いずれにせよ、ファンには嬉しー朗報でフェ。

着席し待つこと90秒弱、遂にその時が来た。

「3階に行きなはれ。さあ、上がンなはれ」

3階ッ?!。やったああああ~!。もしも行き先が2階だったなら当然3階の様子は垣間見れニャいわけだからー♪。

ボクちゃんにとっての『♪ Please Please Me 』、まさに今がその時だヨッホーン!。

“ お願いだからボクを喜ばせてよーッ!”

こッ、これが噂のラセン階段キャッ!。まっさかコレを登れるなんて、ついさっきまで夢にも思ってなかったジェ。

必然による偶然。それって “下手な鉄砲、数撃ちゃ当たる”とはチト違フ。

釣りの仕掛けを落とした直後、そばを遊覧船が横切った。

次々押し寄せてくる波で海底の仕掛けがあおられた。

鼻先で突如動いたエサに条件反射で食いつく魚。

大物釣れてめでたしメデタシ♪。

ラッキーな偶然をタビタビ引き寄せるにゃ、何はなくとも非凡な執念だけは絶対必要ラ。

ポールマッカートニーとジョンレノンの出会い、ポールサイモンとアートガーファンクルの出会い、しかり。

名乗りあうのって簡単。問題はその先。一つの運命に乗りあうだなんて…。

なんちうことを、ヘラヘラ悦に入りながらブツブツと階段を上がるボクちあん。

ハッ!。

「戦争は終わった」というメッセージが重ぉ~くのしかかるジャンケ~。

人類は歴史から何一つ学ばないってホントだネー。

かつて、“ 音楽の力で戦争を止められる ”と若者たちが本気で考え行動していた時代があった。彼ら彼女らは一体どこへ?。

居なくなったのはジョンレノンだけじゃないってことラ~。

ねじれて、よじれて、上昇してくラセン階段。

だけど結局、上がってくっていう方向性はまったくフツーの階段と変わりゃしなヒ。

最初、形状の異様さに「どーなることか」と思っても本質は本質。

人間は残酷。その定義は永遠?。愛は残酷。その定義も永遠?。

『♪ ALL YOU NEED IS LOVE』

恋愛なんて興味なヒ、愛なんて必要なヒって強調する人だって、慈愛は必要、自己愛も必要。そーゆーこってス~。

2階へ向かうラセン階段より1階を見下ろす、の図だがや~。

左手にピッツァ薪窯の炎明かりが見えるネーンだ。

右手の豊かに実った稲穂だの米俵だのは、お祭りの際の奉納土産か何かキャ?。

しっかしこの光景、なんか潜水艦の船底っぽく見えるのはボクちゃんだけでショーか?。

そう。お前だけ。たった独り、後にも先にも未来永劫お前だけ。

だんだんと…ダンダンダ・ダンと土用波のよーに上昇するうち、高所恐怖症が頭をもたげ始めてきたヨーン!。

こッ、怖ヒッ!。見ての通り一段一段の感覚が広くって隙間から真下が丸見えッ!!!。

足を踏み外す恐怖に身がすくみ目がくすみ、ミックスフライ好き!といった孤独ダジャレの応酬に独りほくそえまずにはおれニャいッ!。

のぼるにつれ腰は徐々に及び腰となり、遂にはブザマなへっぴり腰!。

二階のテーブル席観客らの嘲笑をどう読み解くのか。本日は日本嘲笑学会理事で極東冷笑機構副理事の…(以下略)。

下でいったん席に待機させられた理由が今、分かるネーん。

階段を上る人降りる人、かち合えるわきゃないんだからー、上階下階で確認の連絡取りあってるわけよネー。すれ違いのタイミングは完全にコントロールされてて安心ってわけヨー。

『♪ THE LONG AND WINDING ROAD 』

マルゲリータの皿へと続く 長く曲がりくねった階段

ボクちゃんは何度もビビリ上がって 何度もビエイ泣きした

ボクちゃんにピッツァをモグモグさせてよ

さあ、早くマルゲリータの生地へ導いて イェイェイェーイェー

いよいよ最上階3へと到達し憧れのフロアを踏む!。

巨大ホオジロザメの襲撃を命からがらかわし、港へと奇跡の生還を果たした者の心境だべ!。おそるおそるラセン階段を見下ろすと、はるか遠くフルサトが見える。

でこぼこ道や曲がりくねった道、地図さえニャあ、それもまたラセン階段といったような風情。

ふと壁を見上げると、オオ!そこにはポールマッカートニーが使って一躍世界的に有名となったヘフナーベースッ(左)が!。

ハンブルグの小さな楽器店に有ったバイオリン型ベースを見てポールが一目ぼれしたんだったヨネ~。左利きの自分が持っても、左右対称デザインだから観客が見ても違和感なかろーと思ったってサー。ニャるほろひれはれだヨー。

一番上部、額縁に入ったドラムシンバルに何かサインが一杯。誰のサインだかドえりゃあ気になるジョ。

しっかしまあ、この画像ったらお見事なまでに赤、白、黒!。

それってまさに『Let It Be』のLPジャケットそのものやんケイ!。

そう考えると、段々この画像、此処がロンドンの教会のよーにも見えてくるから不思議だべ。マッケンジー神父どこヨ。

マリア様ったら迷えるコブタのボクちゃんにも素晴らしい囁きを下しゃいまシュだろーかね。

「あるがままに身をゆだねるのよ」って。それって出てきたピッツァに身をゆだねなシャイってことだよネ?。

うん、分かった。

壁の左手の円形盤に描かれた文字こそ

『♪ SGT PEPPER’S LONLYHEARTSCLUBBAND』。

マ、歌詞の意味が分かれば、オーナーやスタッフしゃん達のゴアイサツに代えてってメッセージ分かるよネーンだ。

“ こうしてお目にかかれて光栄です

感動で胸が一杯です

皆様は素晴らしいお客様方です

ワタクシどものお家までお連れしたいくらいです ”

幾本もの鉄が作り出す縦線。そこから左右に飛び出す短く細い横線。

十字架のよーにも見えるけど、何より魚の背骨に見えるジェ。

自分がクジラのお腹に摂り込むこまれちゃったピノーキョ気分だからかもしんないけどー、なんだかこの建物の背骨の複合体が、ピッツァ職人の決して折れニャいガンコさを象徴してるよーな気がシュる~。

奇抜な発想をするんだね、コブタよ

サイケデリックな服装に身を包んだメンバーのレコジャ、そしてギター。

1960年代後期に巻き起こったフラワームーブメント現象。愛と平和をスローガンに、反戦運動を声高に叫ぶ若者たちが起こしたムーブメント。

ビートルズもそのムーブメントを全面的にまとったアルバム『サージェント…』を完成させたのであったネーン。

ケバケバしい色の洪水、それは精神の全面的開放を意味シュる。具体的にはマリファナでラリること。

ゆえに反戦は夢の中の感覚。つまりは非現実的なおとぎ話。

戦争は終わらない。

国境も人種も、わけへだてもない世界を、独裁者が夢見ることなどニャい。

これは教会のイスなのキャ?。

背もたれに十字架の空間。光を受ければソレは陽光で満たされリュのだが…。

戦争は終わらない。

さりとて、音楽がおとぎ話ではなく現実を正すことが出来たケースもアリュ。

ボブディランのソレ。だけど、ソレって音楽の力というよりディランの力と云う方がより適切キャもネ。

マ、フラワームーブメントのヒッピー達が叫んだ反戦は、結局のところ夢の中のお話で散った。

『♪LUCY IN THE SKY』の歌詞に出てくる “万華鏡の目をした少女”だとか “新聞紙で出来たタクシー”だとかに代表されるよーなこと。

ルーシーの頭文字L、スカイのS、ダイアモンドのD、合わせてLSD。ソイツはフラワームーブメントのヒッピーたち大のお気に入りのドラッグ。

もっちろん、ビートルズのメンバー全員もLSD経験済みを公言してたネッ。

当時、日本じゃ「ワルはストーンズ、優等生はビ-トルズ」ってお得意な短絡的レッテル貼りをしてたらしーけどサ~(爆)。

ビートルズの肖像と陽光の照り返し。

おりなす光と影。

イギリスに突如現れた「女の様に髪を伸ばしたクズのよーな男たち」。

その4人が、いつしか女王陛下から勲章を授けられるようになろうとは、当時避難GOGOだった社会のご意見番たちも夢にも思わなキャったはジュ。

のちにジョンレノンは、ベトナム戦争を支持するイギリス政府に抗議して、この勲章を返還しちゃったけどネ~。

人生の光と影。絶望と栄光。挫折と野望。

ヨーコと出会い、それまで自分は人生を遊び半分に生きていたと痛感したジョンレノンは一瞬で再生。結果、まるで別人のジョンに戸惑うポール。

「私がビートルズを去るのではニャい。ビートルズが私から去ったんニャ!」

ポールの嘆きはごもっとも。それが人生の光と影。急転直下。

聖林館のオーナーも、かつてはプロのドラマーを目指した時代があったそーでフね。

一日に100枚ものピッツァを焼くには相当な根気と体力が必要。

頭の中と五体が奏でるドラミング、その刻むリズムに乗って今日もひたむきに焼き続ける

その一枚、本日ボクちゃんもご相伴にあずかれるってわけラ~💛。

ききき来たぁぁぁぁぁぁーッ!!!。

つつつつ遂に来たぁぁぁーッ!!。どこに来た?!。山に来た、サトに来た、ボクちゃんとこにも遂に来たああああああああーッ!!!。

ひと目見て即座に納得!。シンプル過ぎるピッツァと聞いてたけど、まさしくソレ!。

マリナーラはチーズさえ使わない最も原始的なピッツァだって云われるけどー、コレってチーズ使ってても何故か最も原始的なピッツァって風貌がしまーシュ!(ド汗。)

生地の主張はガッツリ。具材は、モッツァレラにチェリートマト、そしてバジル。

以上。

ピッツァといえば、マルゲリータがその代表格。そしてソレが聖林館渾身の作品だべ。

生地は厚くって全体の焼きも素晴らしい~。生地の旨味は半端なく、生地上にしっとりと乗せられているモッツァレラのミルク感とよぉ~くマッチしているヨーン。

甘くてさわやかなチェリートマト、これを潰しながらトマトソースの乗りで生地と一緒に食べてみると、バジルの香りと相まって♪ She Loves you, year! year! year! 。

具材の味は素材の味、のみ!。

余計なことをしなくても、このピッツァ生地のPowerによって具材は最大限に生かされた。

正しく、ホトケ作って魂入れず状態だったジョンレノンにヨーコがホールインワンな感じ!。

オリ-ブオイルが惜しげもなくタップリ回しかけられ、ピッツァは輝く陽光、

『♪ Here cimes the sun』 I say。

そう、ジョージハリスンがエリッククラプトンに開眼したよーな金色の陽光よろしくネ~。

1階奥に陣取り、焼き手と共に今この時も更なる高みを目指す。

ピッツァの生みの苦しみに身を焦がす薪窯!。

この店の焼き手は、一枚のピッツァの完成までの過程に尋常ならぬ様々な要求をするといフ。

誰に?。何に?。全ての関係各位に。全ての材料に。もちろん自分自身に対しても。

『♪ Oh!,Darling!』

愛しいひと 君に捨てられたら 独りじゃやってけない

ボクの言葉を信じてよ 君を傷つけたりするもんキャ

信じてヨ、ダーリンってばあ!

一枚のピッツァにまつわる全要素の配分。

ソレが見事な調和を生み出し、極めつけのピッツァを作り出した!と称える人々が多いのも大いに頷けるところ。

「オー!ダーリン」の作詞作曲&ボーカルはポール。

愛する人に懇願する歌詞の割に、ポールの歌い方にはYESと云わない相手へのいら立ちが、男のエゴが感じられジェ。そこんとこ察してか、ジョンレノンいわく、

「オレならもっとうまく歌えたニャッ」

マ、そだよね。ヨーコに深い敬愛を示してたジョンゆえにー。

最高のエンターティナーが最高の要素すべてを揃えたからと云って、完成した作品が最高のものになるとは限らニャい。

だから人生面白いし、楽しいし、ワクワクするんだけどネッ。

結論から言うと、ボクちゃん的には聖林館のマルゲリータは最高峰のものではなキャった。

理由は「好みの問題」。ただそれだけでござヒます。

元祖はビートルズでストーンズじゃないのにストーンズ最高だなんて言う奴、絶対許せん!なんて馬鹿気た話ないよネー。ボクちゃんは裸の王様じゃないからココが最高だったって云えないだけー。

どっちかといえば、やや苦手な生地の部類に入るかもだヨ。

この生地は、モッチリ度数が低い。ふわもち度数が低い。

前にも書いたけど、日本人がもちもち食感大好きなのは唾液が少ない人種だからー。

反対に唾液が多い欧米人は固くてしっかりした食感を理解し愛する~。

この店が欧米の人々に人気なのはモチのロンだべ。

日本人で「ココの生地が最高!」って云ってるチトは唾液の量が多いのかも。

それから、再び約束の地へ舞い戻って来たのはマルゲ以来半月後だったー。

必ずアイルビーバックのお約束、意外と早く果たされちゃったぁ~♪。

今回も平日の12:50という時間帯、待ち人2人一組のみで待つこと8分、着席バンザイッ。小雨そぼ降る山手通りが勝因だったキャ?!。

今回はマリナーラも食べておきたい、というオネダーリでの訪問。マルゲだけだと何か片手落ちな気がしちゃってサー。なわけでー、

ボクちゃんにとっての聖林館マルゲとマリナの物語、もうすぐすぐに完結しちゃうのラ~。

▲マリナーラ

1800yen

前回のマルゲリータ同様、ピッツァの生地は厚くって固ヒ。ミミまで固ヒッ!。

「ミミまで美味しく食べられた」って人のサイト書き込み多いけど、ボクちゃんムリ。

本国イタリアのピッツェリアで、ピッツァのミミ(コルニチョーネ。額縁という意味)を残すイタリア人の割合は約7割。

此処のお店ではボクちゃんもその類となってしまったー。他のお店では【ミミまで完食】はけっこう多いにも関わらずー。

この店のマリナーラ、神髄であるトマトソースが優しいテイスト。

トマトの持つ尖った酸味はベロが必死に探っても見当たらず、塩ッ気なしのジューシーなトマトソースったら初々しいチェリートマトに『Two of us』 のフレーズを親身に教えているかのよーだべ!。歌詞で歌われてる、

“ ボクとキミには 目の前の長~い道より もっともっと長ぁ~い思い出があるヨーン”

といったふう。

原型を失ったトマトと未だ原形を保つトマトの物語。

相反する二つを生地と一緒に食べる時、ボキュの頭の中にはツーオブアスがずぅっと流れていたのだべし~。

イタリア語でピッツァのミミはコルニチョーネ。コルニチョーネの別意味は額縁。

それに忠実だから、この店のピッツァのミミはキチンと額縁。

中のトマトソース部分が絵画作品と見て取れるネーン。

その作品はイコン画の様に時代がかってる色調だべ。

風化と剥離、みたいな生地のテクスチャー。マ、それはナポリピッツァの特徴ってことなんだけどもー。

天井のシーリングファンの羽が回っているのが見えるキャい?。

ビートルズは、確かに世界中の若者文文化をかき混ぜた。マゼマゼしまくった。

何もかもを根本的にいったん破壊して作り直した。

敵わない夢もあることを確実に念押ししても、夢を視なければ何も生まれないことも同時にほのめかしてくれたネーン。

ピッツァの一番の命は生地。そう言い切るのは当店のピッツァイオーロ(ピザ職人)。

ボクちゃん的には、当店で6年間修業した齊藤哲平しゃんが開いたピッツェリア『ピザチェック』の生地の方が、唾液の分泌量の少ない日本人向けだと強く感じまシュが!。

もち私見。

陽を受け黄金色に輝くオリーブ溜まりが美しヒッ。

まるで『♪ Golden Slumbers』。

ゴールデンスランバーは直訳で「黄金のまどろみ」。

要するに “ 特上の陶酔するような眠りに落ちてゆく状態 ”。

このマリナーラを眺めていると、遥か昔に化石となったピッツァが、長い時を経て今、作り上げられたばかりの状態で発見された、みたいな有り得ない奇跡を連想してしまフッ!。

この画像を眺めていると、いくらでも妙な連想が次々と頭に浮かんできて可笑しくなるジェ。

例えば、壁に飾られているこの4人のグラフィック肖像画、そしてギターを見てくらはい。

肖像画とギターそれぞれ共、このマリナーラと同じくなトマト色にオリーブオイル色、ルッコラの緑色あり。

ないのは水色だけなんだけど、おやまあ、陽光が皿に当たって水色が浮かび上がってるぢゃなヒのッ!。

でッ、出来たッ!。まさしくビ-トルズ肖像画の完璧なるカラー具現化!。こ、この事実、果たしてピッツァイオーロはご存じキャ?!。

満腹となりTOTO去る時が来ますた。

こないだお客様のご入場で撮影しそこなった入口すぐのドラムギャグ、やっと撮影出来たヨーン!。

ビートルズのドラムを真似てこのオブジェ。常に多くの人を楽しませてるんでショーネー。

「またねー」

「もう来ないんでしょ?」

「えー?。なんで分かるのホ~?」

「全てのステレオタイプ野郎の正体を聴き分ける犬だからだー。GET BACKなんて云うもんかー、絶対にナー!」