カスタードめし203
本日は最高気温27度となる予報。本気かしらァ~?。
みんなも気象情報には十分注意してネー。
なんせ「女心と秋の空」っちゅーくらいだから。
サードアベニュー広場のスリーオブジェ。
これに木洩れ日の影、って今年初めて見たぁぁぁ~。
温かい木漏れ日さすサードアベニュー左側通路。
なんてしのぎやすいシイズンなんだ。
年間通してこーならイーのに!、と思うが慌てて否定。
四季あってのニッポニア。異常気象が定着、例えそれが三季になったとしても、
我々日本人は別解釈の天才。なんだかんだ、もっともらしく四季は消えず!の事実を創り出シュ!。
いいわね。
店名の下に “ FIND YOUR NATURE ”。
“ アナタの自然体な姿を見出してネ~ン ”
という意味と思われるが。
確かに、たくさんの種類が取り揃えてあるお店。ワタシらしくワタシにふさわしーパンを。
日々変わりゆくワタシ。今日のアタシったら一体どんな人ぉ~?、の答え探しにも使えるのサー。
とかなんとか云ってる間に、たちまちトレーは花盛り。
がぶ飲みアイスコーヒー祭りも夏の終わりと共に終了。
通常アイスコーヒーをば注文。
3個食べて2個持ち帰るツモリ。あくまでツモリ。
▲もちもちチーズブール 320yen 税込
〈溢れるほどのチーズを使用したチーズ好きのためのパン〉
確かに。あふれた熱いチーズは一気に流れ出し、噴火後の溶岩のよーに冷え固まったのラ。
それを見下ろすチーズブール山の火口は、フツフツとチーズを煮えたぎらせていたのだが、
それもいつしか冷え切った…。
ちゅーよーにワタクシには見えたんだナ、これが。
チーズブール山は非常にもちもち。それは保証でス。もちもちのオフトンの上にもっちょりチーズの掛布団!ってなもん。
下の敷物みたく固まったチーズは、固い!。噛めばバリバリと砕けるかと思いきや、ヒッジョーに歯切れ悪く嚙みちぎれない。
もたつく。煮え切らない態度。
肩透かしを食ったよーな噛み応え、ちょっとしょっぱいチーズ味。
他の甘いパンを食べる合間に、時々モゴモゴかじったりしてお茶を濁す。
悲劇!。
▲ウインナーロール 230yen 税込
Rベイカーのソーセージパンの美味しさは定評ありあり。
これは今回お初に食べたけど、ロールはとってもフワフワ!。
やさしいオクルミに包まれた赤ちゃんはこんな肌触りなのキャ!
と夢想しながら満足げにモグモグ。
うっすらパン生地に塗られたチーズ、その上にケチャップ、バジルはらはら。
スレンダーなソーセージは肉々しさ無し。フレッシュな新人さん、みたいなイー感じの固さと程よい弾力の噛み応え。
フレッシュマンらしく味の深みはないものの、既に美味しさは伝わるだけの大器晩成、期待値大、みたいな味!。
なんだそりゃ。
よくよく見ますと、そこかしこにパンの上に液体が流れ伝った跡がッ。
何だコリは?、パン職人の涙か汗?。
おそるおそる舐めてみると、どーやらドレッシングソース系の何か。
マ、これ振りかけた方が美味しいのネー、確かに。
席を立って「すんまへん。ナイフとフォーク下さい」「はいはい」
なわけでナイフカットしたよん。
切り口を見ると、パン生地がいかにフワリンチョなのかお察ししてもらえるでしょーか。
新人ソーセージ君の切り口も予想通り、うぶうぶピンク。フレッシュだあ~。
▲しば漬け白みそパルメザン 240yen 税込
ジャパン・ベーグル
ほお?。ベーグルなんすかコレ。と、
ネーミングの独自性に驚愕しながらトレーに。
手の平にスッポリ隠れるくらいの小ぶりパン。
見るからにトランポリン出来そーなパン生地だナー、弾む弾む。
もおの、すんごおお、くモチモチ。割ってみれば中は空洞部分多し。
なるほど。それで噛んでると時々歯が底なし沼に沈む感じがあったのネ。
もちもちのパンを噛んでると、時々しば漬けが味のアクセントをビシッとキメてくれリュ。
もちもちが空洞部分に落ちると、リズミカルに沈むホワホワ感。
奇妙な噛み心地をもたらす。ジェットコースターで味わった経験あるかも。
そんなおいしさの種類もあるんだニャ~。ちょっと感心。
んでもって、肝心の白ミソは?。
そう!。ネープルイエローの麹(こうじ)みたいなのがソレだあー。
これは甘じょっぱい。
じょっぱい、はチョイ強め。
ふたくち噛んでお水をゴクリ、が推奨か。
でも、この白みそ+しば漬け、もしやしてパンのおにぎり版を狙いましたかあ?。
だよねーだよねー、このパン、間違いなく米粉パンじゃんかー♪。
クロワッサン・ダマンド 350yen 税込
トレーに取ろうかどうか、何度も迷った一品。かなり甘そーで、ふにゃ固そーで。
お値段もネ~ ……。
でも結局、チョイスしちゃったヨ。
決め手は、一瞬だけどクリスマス・イヴの七面鳥に見えたから。
「ウジウジしてんじゃないッ!。ボクちゃんがもらってあげるからッ!」
席に付いてコレを見て改めて思った。自分の選択に間違いはなかった、と~。
なぜなら、このダマンドは明らかに未来の電気自動車に見えるからだ!。
おそらく6輪車だろーか。
車輪に散りばめられたアーモンドのカケラがマッハっぽい加速を予感させル。
この角度なら未来のマッハ号であることがお分かりになってもらえるだろーか。
クロワッサンに車輪をつける発想は小学生でも夢見るものだが、こうして実際にパンを焼くまでにはなかなか至らないものだー。
その点、やはりRベイカーパン職人らは並外れた創作意欲をフルフツとみなぎらせている感が強い。
固く仕上がったクロワッサンは、かじるとバリバリ。厚紙を食いちぎるよーに食べ進む愉快さがありあり!。
遂にお出ましになった中身のカスタードクリームは、よく練り上げられていて濃厚な甘味。
これでタマゴを加えたなら、相当な美味しさにまで到達したことだろー。
加えないが。今、卵高いから。
パウダーシュガーがカスタードと手を取り合い、このクロワッサンをケーキに仕立てあげよーという野望ありました?。
だが、それはもーチョイで失敗。あくまでもパンなんだこれは、というメンツを保った形。
黙れ。お前にそんなこと云う権利あるか。
▲つぶあん塩パン 210yen 税込
〈人気の塩パンに十勝産の粒あんを使用。あまじょっぱくて、クセになる…〉
全く期待せずに、アンパンなら食ってもいいかー、なノリでチョイス。
そしたらコレが、大当たりの旨さ銀河系規模の大爆発★★★★★★!!!。
適切な、バツグンの塩辛さで完成したパン生地に、これまた適切過ぎる甘さの控えめアン。
この両方が、噛み噛み続きでトートー旨さ爆発のくす玉割れを引き起こす仕組みだニャ!。
なんちゅー旨さ!!!。間違いなく本日の最高で最強NO1でッス!!!。
Rベーカーさん、コレを絶対常設パンにしてええええええ!!!!!。
たまに出ます、なんてイジワルしたらイヤイヤ、イヤなんだようううううーッ!!!。
(激しいオーバーアクションで気絶!。
磨きかかるウソ気絶も今やサビつき感いなめず)
塩パンの生地は通常のアンパン的な固さ。もちろん旨味は断然コッチだべ。
食べ進んで無くなりかけると
「アー!どーしよ!、終わっちゃう!!」
と思うよーな、はかない至福を思い知るのヨ。
▲渋皮栗あんぱん 280yen
期待値以下に渋み薄ッ。
そーしゅると甘さだけが大手を振って口の中。ソレって大味なんだけど?。
それでイーのかい?、ですヨ。
その甘味の正体とは、パン生地の中をトンネル空洞にして注入した白あん(栗あん?)ラ。
これで、このパンは一気にアンパンとして正式襲名。
思わせぶりな焦げ茶のパン生地、特に特別な味付け無し。
モッチリだの、モッチョリだの、フワンチョだの、の食感もないので、印象的にはただのアンパンに栗が一粒配給されましたー、だけってことに?。
ただし、どんなものにも良い点あり。
このアンパンは視覚的に映えOK。
個性的だという点で目を引くので、購買意欲アゲアゲの能力所持。
すなわち、お店側の期待を一定範囲で満たしたワケ。
個人的ブログなので言いたい放題の主観ダラダラでありまシュ。
しかし、こうした栗の断面はいついかなる時も、ウマソー!となるわけなので、
何でもいいからマーマーマー、これを買っちゃえ!みたくなるのス。
帰りにグランツリーにあるフライング・タイガーに寄ったぁ。
何気に見下ろしたレトロな額縁の少女。ソレ眺めながら左へ移動。
ちょっと目を離し、再び額縁の少女を見やり
「ひええええええええええええーッ!!!!」
みんなコレを買いなはれ。ちびっこにはハロウィンで大受けとなるヨーン!。
2枚の写真を細切りにして配置、カマボコ上のレンズと組み合わせるチェンジング効果だネー。
心臓もあるニャ。手でプニプニ押して自身の心臓ドクドクを表現し、納得の退店!。