カスタードめし194
4日前の夕方、喉と鼻に風邪系の違和感。就寝前、体温測ったら37度。
ボクちゃんの平熱は35.5度なんだけど、サイト調べで37度は平熱の範囲だってネ~。
翌日、翌々日、倦怠感と咳、軽い喉の痛み、でスゴスゴとお布団の世界へ。
アルゼンチン蜂蜜を1日に大サジ10杯服用。
毎回、森永のビヒダスヨーグルトに大さじ1杯を混ぜて飲み飲み。パブロンも併用。
アアッ十いう間に本日、完全復活あじゃじゃじゃじゃあーッ!。
道行にふろ立ち止まリュ。風情ある日本家屋に秋晴れ。
う~ん、絵になるねぇ、写真になるねぇ!!!
気温26度、風速2m、湿度50%。こうなりゃもーコッチのもんだべサ。
行楽の秋を満喫モード、フルスロットル!!!。
自由が丘駅前O広場から、カトレア通りをエッチラオッチラと北上すること約7分!。
太陽を直視出来ないほどの銀ギラ晴天、開店10分前の10時50分に到着れス。
カリフォルニア名物のブルースカイまで準備万端のヘンリーったら肉いヒト!。
レッドロブスター色のベンチまで用意してるぢじゃないの!、ステキ×2!!!。
▲ピクニック・サンドイッチ・ケースで運ばれてくるバーガーとドリンク
上の図を夢想しながら唯一人、入口の前で打ち震えていると優しいお兄ちゃんがドアを開け、
「こちらメニューになります。どーぞ (すぐ注文出来るよーに選んどいてネ)」
との甘い誘惑に惹かれてメニュー表を受け取り、まんまと注文品を選んでしまった!。
それは前日一日がかりで決めた注文品でもあるが。
此処は超人気店。1階席は7人掛けが精いっぱいのカウンターのみ。
3階テラス席はその日の都合で解放有無が決定 (つまりはアテに出来ない)。
ならば、あぶれた時にはこのベンチで?。通行人らの好奇な目にさらされながら?。
そんな狂おしさに身をゆだねた昨日がウソのよう。
「開店です、どうぞお入りください」
の声に思わず意識を失う。その場に倒れこむこと焼く0.5秒。
素早く立ち上がったので、誰一人ボクちゃんの気絶に気付く者はなし!。
そこが蜃気楼をも生み出す晴天の良いところ。
お外の赤いベンチ、見上げりゃコレよ。何とも爽やかなヤシの葉グリーンの日よけパラ!。
吸い込まれそーな青空のブルーに馴染んで来客の目をしょぼつかせる!。
何とクリアーな空気感!。気分はもはやカリフォルニアビーチ!。
ビーチボーイズと化した我(われ)、SMLの中からMサイズバーガーをチョイス!。
Sはパティ(ハンバーグ)1枚、Mは2枚、Lは……分かるよネ?。
その前に牛肉のパティか豚肉かを選択。
マジ?。豚肉選ぶ人も居るんだネー!。
で、チーズの有無を回答。アリでもソレは無料。
続いて、オニオンリングやポテトなどのコンボの有無を自白。
番号札を渡され、店内に置き去りにされる!。
左手、ドリンク用のシロップ、ミルク。バーガー用のナプキン、おしぼり、ケチャップ、マスタードなどがボクちゃんに微笑みかける。
最奥には、近江肉牛協会から贈呈された最優秀賞のブロンズ2ケ。
▲Wagyu 1630yen
ワギュウなんてネーミングだと、つい忍者の和牛重兵衛を連想しちゃうわね。
ドリンクはペプシとホットコーヒーで760円。
ペプシ飲みながらバーガー食べて、そのあとゆっくりコーヒー飲む作戦。
食べた後にコーヒーの注文でないと冷めるって?。
大丈夫、早食いだキャらー。
バンズ (パン)も正に選び抜かれたバーガー御用達!。固さ柔らかさ、味わい、それらが一切パティ・テイストのお邪魔にならないよう計算され尽くされている!。
それもそのはず、コイツぁーヘンリーの特製だったハ~。
写真左上、黄色いソースがボヤけているのが分かりまシュ?。
撮影している間もソースはジュンワリとあふれ出し続けアクチブ。
だもんで静止画像にならずボケボケになったっていうワイルドな顛末(てんまつ)。
あまりの旨さに、言葉と、ついでに脳みそも失う。何も考えられニャァ店……(ふるふると震えること約2分)。
ふとB型の鏡を覗き込む…。
やはりボクちゃんの姿は映ってニャあ…。やはりこれは夢なのかハ…。
激しく「オレらは旨ぇだろうがよ!アア?!」と毒づくフリルレタスのフレッシュさ!。
和牛パティは、肉を叩きに叩いた手製の半ミンチ?、とカン違いするほどのスーパーあらびき肉!。
噛み進めば、ところどころで半破壊の肉繊維に突き当たることになる。いいわ。いいわよ。
パティは和牛の特性を十二分に引き出せるよう、ツナギの小麦粉、卵いっさい三行半。
「ウメエだろ。オレらはそんな甘くないぜ悪いけど」
とバーガーが歯をむき出し、苦々しくボクちゃんを見据える。
まあね。………どうも…。
撮影用に、自宅から持ってきたハンケチクロスで赤子のバーガちゃんをおくるみ💛。
でも手に持って食べるときはトーゼン耐油性のワックスペーパー。
此処のはパティから肉汁が溢れ出ないタイプ。
ペーパーはソースをかわすのに使われるワケ。
そのソース、マヨネとケチャップと刻みピクルスで作り上げたオーロラソースだって。
ボクちゃんもっぱらケチャップで攻めまくり~♪。
ボクちゃん入店後、30分間でお客さん4組。
全て女性一人客。20代から50代ってとこ。
ウーバーさんは4人くらいだったかナ。
上の写真どーよ。バーガー自身がパティを噛みしめてるの良く分かるッしょ?。
これほど強い自己愛って見るの初めて。
このパティの所々に見られる焦げ目。これはワザとだそう。
いかにもステーキを食べてまス、な感じを持ってもらいたくて、だそー。
ボクちゃん、最初はパティ3枚でイクつもりだったのだ。
しっかし、クチコミ見ると3枚は多かったあああ、が複数あったんで初回は2枚で様子見することに。
ソレ正解。3枚食べる人は三枚舌な人。フツーはボクちゃんみたく二枚舌。
それってかなり舌触りのいい嘘。
じゃない?。違う?。
違ぇよ。
結果として、このお店は★★★★★★。
すンばらしい気分で退店出来るプロフェッショナルな場所。
個人的にはバンクシーみたいな人が食べるバーガーって空想。
愛情持って創作するって意味で。
一応、ボクもコビトカバが大好きな者のはしくれだから。
自由が丘には、他にカールスジュニア自由が丘レストランという大人気バーガー店が在りまッシュ!。
行ってみよっかニャああああああ~ん。
お店を出れば、最適化された青空に流しそうめん雲が多数たなびく!。
入口脇の傘置きポールてっぺんのスコッチテリヤ君にさよーならー!。