カッチュタードめし157
「真っ赤な太陽」とか云うじゃんケ?。でも、赤いのって夕日の時でしょ?。
真昼間のヤツを赤い太陽に描く小学生って、なんでだあ~?。
少なくとも、今日ボクちゃーまが品川駅前で見上げた太陽は真っ白、マッシロケだったあああ~ッ!。
11時23分!。品川フロントビルに到着!。
入り口前では、軟体イカ太陽丸がジッとボクちゃーまを見据えておるがな。
こ、怖ぇぇ…。
怖いといえば、本日初入店するパッパーレ・ナポリというピザ屋さん。
食べログのクチコミに、幾つか従業員に対するシンラツな悪評があるのだべ。
かなりの塩対応でせっかくの美味しい料理を楽しめなかった、とかネ。
それは、そんなクチコミを初めて目にした数年前からで、ずっとそんな調子で悪評は継続しておりまフた。
なわけで、ずぅーッと入店を敬遠してたのでしゅが、本日、急に魔が差して行くことに!。
これって『理由なき反抗』?。ボクちゃーまったらジェームス・デエンみたい?。
飛んで火に入るナッツの豚?。ナッツならマカダミアンをよろしくちゃん。
マ、とにかく。不快な対応されたらソッコーで逃げ帰ればイーだけかな、と。
品川フロントビルの裏手からエスカレータハでお二階へ。
いきなり、パッパーレの左脇壁面が目の前にダーイブ!。何という壮観さ!。
全長約4mといったところ?。
まるで自分が海の底に沈んでしまったかのような清涼感!。
それにしてもメッチャど迫力!勢いのある絵だべ!。左下の魚はマトウダイ(イタリアではサンピエトロ)っぽいにゃ。
よくよく見ると、この魚の群れはイタリア市街の建物を見下ろして回遊しとるやおまへんか!。
シュッ、シュールだああああああーッ!。
イタリア都市の水没を夢想したの?。ベニスをヒントにしたかニャ?。
冒頭に、なぜイカ太陽丸が立ちふさがったのか分かった!。この壁画にもイカが描かれとるではないの!。
つまり、本日ボクちゃーまが食べるピザはイカのピザではないのかなと!。そーゆー暗示だったとか。
そんな話はトンでもない話だ!と、黒のテンガロンハットをかぶった豚が、サラブレッドにムチをくれてやりながら鬼怒川温泉になだれ込む姿が一瞬だけノーリをかすめた!。
回り込むと店の看板と額縁の絵!。見果てぬ夢をハサミにつかもうと両手を伸ばすカニ哀れ!。わずカニ及ばぬ魚まで、アーアー魚まで。
入口左わきのディスプレイ。リアルな食品サンプル~ッ!。
このロウ細工を見た外国人旅行者は、10日人が10人「ノゥ、…Oh、ノゥ……」とつぶやきながら各地飲食店前でとりつかれたよーにスマホ連写するといフ。
おや?。転がったワインボトルの陰、何やら紋甲イカらしきヤツ。
おーッ。なんとも可愛らしくもあどけないモンゴウイカ!。イタリアっぽい色彩感覚でオッシャレ~。こりゃますます本日のピザはイカに違いにゃーだよ!。
入店時、オーナーさんっぽい男性が
「ランチタイムなんで1時間制限ですが、いいですか?」
いいざんすわよ。オフィス街のランチタイムは激烈バカ混みは必須!。ましてここいらは陸の孤島的、飲食店が少ないのでフェ!。
広い店内に一番乗り!。一番奥の窓際に案内してもらヒェまヒたッ!。
さッ、さらにッ!。水差しが各テーブルに配置ッ!。
ああああああ、ありがたいぃぃぃぃぃーッ!!!!!。
なんせこの猛暑、油の地獄!。顔にヌリヌリの日焼け止めが、汗拭きでソッコーこそげ落ちる東京砂漠!。ハンカチ何枚あっても足りゃしなヒ!。
どの店でも「お水のお替りください」とはなかなか言いづらい従業員テンテコマイの忙しさ!。
なのに、ココは!。この店は!。消毒液まで各テーブルに!。入り口にも消毒液が配置されてたのにぃぃぃーッ!。コロナ5類扱いになったアトもこの対応?。
お客様対応100万点だあああああーッ!。
気のせい、と言ハないでヘ~。錯覚だよ、と言ハないでヘ~。
このコップの飲み口のせいなのか、このコップで水を飲むとメチャクチャおいしい!。
よく冷えてるだけじゃなくって、このコップの底には魔性の者が住んでいる気がするのはボクちゃーまだけ?。
しっかし、メニューを聞きに来てくれた20代前半女子の好感度バッチシ。
感じイーの。クチコミとは全然違うわヨ。やあね。
▲ピザ・ランチセットの中から 週替わりランチセット¥1300を選択、
3種一択のうち、マルゲリータとビアンカではなく、この魚介とケッパーのロッソ!。
▲ピザセットの注文から3分で提供された前菜サラダ
かかってるドレッシング、初めての味覚。その味覚はベェリィGOOD!。
甘くて、酸味もあって塩気もあって、マイルドでやさしいお味!。パンをかじりながら食べると、その旨味が一層引き立つ!。ボクちゃーま、好き!。多分、ほかの皆様方も。
サラダをモグモグから5分後、今度は、大きくも小さくもない、丁度良い大きさのピザがご到着!。
温もりアリ。ピザのミミは程よい堤防かげん。焦げ目少な目。好き嫌いは別れまシュね。
モッツァレラチーズは各パーツのエッジを残しまくり!。そうい温度、時間、で焼かれました!。案の定、ほとんどチーズは ♪ 伸びっこ無ぁ~しぃ~よぉ~!。
ちゅッ、ちゅまんなァァァ~いぃぃぃ~、グジグジ。
ナポリピザのピザ生地をもっちり、フックラ、なおかつカリッ、と焼くのはホントにむずかしい。
生地を上手に発酵させるのも。
規定内の時間に生地を窯入れせねばならぬ掟の厳守もだハ。
このお店の生地は固いでシュ。
ナイフで切るのは、お年寄りや腱鞘炎(けんしょうえん)の人はムリ。
モチモチしてなくて固い、のが大好きな人も、モチロンたくさんいるでしょーネ。
人様の嗜好は千差万別、どれが正しいとかありましぇん。
ボクちゃーまの行きつけ店にはなりましェん、というだけの個人的オランウウタン現象、バナナおあずけチンパンズイもよろしく!。
特筆しゅべきは、この魚介類!。イカ、エビ、ホタテ、どれもこれも食材の旨味が100%引き出され、各々の味覚が見事に表現されとりました!。なんて旨いんだあッ!。
エビの食感はこーあって欲しい、ホタテの食感、イカの食感はこーあって欲しい、
そのすべての望みを叶えてくれまヒた!。
サイトを見ると、お店側は「ウチはピザ屋なんで」と、のたまう。
しっかし、顧客の9割が働くオネーサマ方で、オネーサマ方は圧倒的にランチセットのパスタを注文しておりまフた。
納得でありまフェ。こんな美味しい具材が乗っかったパスタ、どー考えても美味ですヨン。
ナポリピザ命のボクちゃーまは呟く。「パスタにすれば良かったかな~?」
ピザの裏側っス。見事に焦げ目なし。パンピザ、な雰囲気…。
セットの最後に出されるドリンク。激コミで制限時間ギリギリに出されたらドーすんのヨ!。の不安を解決する手段がコレ!。お持ち帰りOKにしまシュた!。
にしても味気ないなハ~、とシブシブとアイスコーヒーに口を付けるボクちゃーま。
ん?。
なにこれ。
と、確かめるよーに、もうヒトクチ。
モーレツに、うううううううう旨ァーーーーーーーーーーーい!!!!!!!!!!!!。
なんだコレ、何だ何だ!。
コーヒー専門店並みの特上ランチセット・コーヒーだああああ!!!!!!!。
ジャスト1時間で退店!。コーヒーが運ばれてきたのがリミットの15分前。
それが早けりゃ、モーちょい早く出れたのになー。
通路は入店前の無人と違い、打って変わってサラリーマンの大群!。床も見えない!。
とーぜん、パッパーレの前も、今か今かと待ちわびるオネーサマ達の渦!。
と、ショーウィンドウを見下ろすと、これまたさっきのとは別のモンゴウイカ君。
貝殻に入ってんの?。かっわい~💛。