カスタードめし176
本日am10時58分、ボクちゃんは武蔵小杉駅前の “こすぎパーク”に立っとりまヒュ。
いまにも降ってきそーな雲行き。予報はきっと当たるでショ。
目の前には、朝7時から営業を開始してる孤立建造ラテグラフィックが仁王立ち!。
早く入店しないと雨パラチョに!。
このお店の客層、90%以上が女子。グラフィックというだけあって、CAFE文化を美しく彩りたい!というコンセプトが前面に押し出されたスタイリッシュなお店。
飛ぶ鳥落とす勢いのムサコの中に在って、ひときわキラるシティー派CAFE!。
そーゆー噂だけど、この壁面見てもそー書いてあるし、いかにもグラフィカルなデザインに期待ワクワクだヨーン。
本日も、ボクちゃんのお目当てはピザ一択。
トリュフ香るピザ。
それ食べたさに女子の間にへっぴり腰で割り込もーという決死の覚悟なのラ!。
ピザが食べられるのはランチタイムの11時から。ジャストに一階入口へ。
出てきたお兄ちゃんに「相席はイヤ。二階の2人席ダメかニャ?」とお願い。
ピザ写真撮りまくりたいけど、相席だと周りにシャッター連続音が迷惑っしょ?、と。
アイアイーイ!とお兄ちゃん心地よく快諾!。やったあ!。予約無しになかなか入店出来ない超人気店だけに、今日のボクちゃんたら相当ツキがあったネーン!。
いそいそと外階段を上がってくと、すでに二階ドアを開いてお姉ちゃんがニッコリ、COMEIN!とお出迎え。お~、連携とれてるのねヘヘヘ~。
階段側の窓際2人掛けに座んなはれと云われ着席。
何と先客は赤ちゃん連れのヤン奥様1人。雨予報で皆シャンたら出遅れてる?。
やったあ~!一刻も早く撮影したいヨー、と早々にオーダー済ませお水汲み汲み。
注文はQRコードで、お水もセルフ。イマドキだね~。
ラテグラフィックは、オーストラリアはメルボルンのCAFE文化に多大な影響を受けてて、そこのカフェLIFEを日本に再現したいと思ってるんだそー。
オシャレな女性誌みたいなメニューパンフレット、あるいはメニュー雑誌、にそー書いてあるッペよ。
メルボルンのCAFEは小さな子供から大人まで日々にぎわっている。CAFEの数はパリより多く、CAFEがまさに人々のコミュニティーハブなんだと。
う~ん納得!。
自由が丘にもあるラテグラ、ほとんど空く時がないらしい。早朝から皆さんPCやりながらお茶や軽食を楽しんでるとか。そのままランチになだれ込んだりするので当然入り込む余地がマレ。
▲トリュフ香るバルサミコ マッシュルーム ピザ 単品1408yen
来たッ来たッ!。サイトで見てたのと同んなじヤツが今、目の前にあるジェ!。
トリュフの香りを知らないのでクンクンしてみる。
?。
…………、よく分かんないけどイイや。
さっそくビシバシ撮影。隣の席と間隔が近すぎるからネ、誰か来る前に一刻も早く撮り終えたヒ!。
まるで木の切り株の上に積もる腐葉土。それには森の木の実やキノコが混じっていリュ。
そんなおとぎ話がお似合いなピザっちょだべ!。感動した。
このピザの味付けについて説明するのは、ヒッジョーにむずかしー!。
極めてほのかに酸味を感じる。味自体は薄くも濃くもなく丁度いい感じ。
ハッキリと、これはこの味!と何一つ断言出来ないままペロッと食べちゃったヨオ。
初めての味覚はトリュフのお味かニャ?。
トリュフオイルって、森の香りだとか土の香りって呼ばれてるんだって?。
だったら、まさしくそんなお味だあべ!。とかなんとかテキトーこいちゃってぇ~。
ピザ生地の上に塗られている乳白色のものは何だろうネ。チーズなの?。ペコリーノ?。
マ、その正体、その要素ひとつひとつが何であろうが、全く分ンなくても結構平気なボクちゃん。いい加減なヤッチャな~。
アメリカンなクリスピーピザでもイタリアンなナポリピザ、ローマピザでもない、
いわゆるメルボルン仕込みのピザ、みたいなのを食してるってことで一応満足な単細胞野郎でシュ。アーハー。
イギリスの話になっちゃうけど、このピザ食べてるとクリストファーロビンだとかプーだとかを自然と思い出しちゃうネ~。
ハッシュタグ、森のピザってことかしら。やあね。
ラテグラフィックお手本のメルボルンって都市は街が緑あふれるガーデンシティーってことだから森が何たらは当然っちゃあ当然のフィーリングかもデス。
薬膳にも使われる松の実が、茶色クズの中でピーナッチョみたく存在感あーりあり!。
松の実は健胃、滋養強壮に効くから、夏バテのボクちゃんにはSO GOOD!。
トリュフはマツタケみたいに香りを食べるもの。だから風味一番っちゃあ、刻むに限るってことらしーのヨ。だもんで、トリュフちゃんはこのよーに腐葉土的茶色散りばめなーのネ。
にしても、このピザ生地のミミ(コルニチョーネ)のテクスチャーはどーよ。
マジで樹木。かじればパリパリ。おいひいの。とっても、おいひいんですのよ、ホホホ。
やあね。
実はトリュフ自体にはさほど味といえるようなものは無いんだって。その点もマツタケちっくだネ。この店のピザはトリュフ香るピザであって、トリュフのピザではニャい。
だから東京トリュフピザのBEST10には入っとらんですたい。ただ、これだけは云えまッシュ。
このピザはスタイリッシュ。美を愛する女子達を惹きつけるだけあって、とってもグラフィック。本物のトリュフを使わなくても、それ以上に視覚的美味がフルスロットルでないかい!。
ボクちゃんのよーなトリュフ豚さえもおびき寄せることに成功したのだから~ん!。
ピザを乗っけてる円形トレーの木目と見事にマッチしてマッスねヘ!。
生地上の乳白色はペコリーノ(チーズ)だネ、やっぱ。イタリア原産の羊の乳で作ったチーズ。長期保存がきいて塩気が強いって。
食べたけどなんかそんな感じ。ってすぐ洗脳され上手なボクちゃんったら。
しかし、心憎いほどに味覚的VISIONが女子を惹きつけてやまないッシュ。
見た目が風変わりでもあって、その上に美味とくりゃあ~、そり~ゃもう女子会大爆発ってなもんで。
正午近くとなり、店内には続々と女性群が…。
ボクちゃんの真隣に女子大生ふたり来た。ちょっと気まずい。席間隔近すぎ。
でもいーの。もう写真は全部撮っちゃった……って、アラマア、まだドルチェの注文がありましたわねホホホ。やあね。
で、上写真どーよ。軽いスナック?、クラッカー?みたいなライト感覚。
ライト兄弟の初回飛行のお弁当に持たせてあげたかったわねー。ムホイ。
折り返せばこの薄さ!。だから女子も罪悪感なしにモグモグ出来るってワケ。
やわらかいクラッカーみたい。メルでボルンな感覚。クロコダイルダンディーがビールのつまみにかじっても視覚的にゃあイーんでない?。
あるいはカンガルーのボクサーがサンドバッグ代わりに滅多打ちするとか。とにかく夢は無数に膨らんでゆく。
完食までわずか19分。味わいながら食してこのお時間!。早食い野郎の汚名はいぜん返上出来ずか!。
なわけで、ドルチェにはティラミスをオーダーすますた。ドリンクはお水のみ。
席が落ち着かないから長居する気ないもん。お茶はよそでする。
出た。ピザ皿の全貌。皆シャンがナイフでコキコキした無数の切込みが、まるで放射線状の年輪のように…。
すッ、すごいわ。大自然が織りなす壮大なスペクタクルとは全然違う女子力の結集!。
そおして今、ボクちゃんの数回の切込みも皿の歴史の中に…(全身に震えが走り鳥肌)。
▲自家製ティラミス 680yen
ホームメイドスイーツの中からティラミスを。3クチ目がティラミスの心臓部を直撃!。
その瞬間、目もくらむような濃密なカフェインの極上美味が、未熟ながらも初々しいボクちゃんのベロチンをマッハでノックアウト!。
それもそのはず、メニウの添え書きを見ると、“自社焙煎のBUSOブレンドをアクセントに” とあるでよ。アアア、アクセントどころか必殺ノックアウトパンチだがや~!。
こんな大人な美味しいティラミス、滅多にない!。なわけで680円は高くありまシェン!。
衝撃的な焙煎カフェインでスた。すんばらスィー!!!。
上機嫌で帰宅。
何万時間も考え抜いてみた。先ほどのピザをボクちゃんなりに再現出来るとしたら、それは果たしてどのよーな……。
これがその結果。全くトリュフピザに酷似したその円形!。
誰が見てもソックリ!。瓜二つ!。文句のつけよーもない!!!。
ラテグラフィックのトリュフ香るピザと見まごうザルそば。
まるで木の切り株上の腐葉土。
メルボルンに思いをはせながら食べる白ネギ香るザルそば!!!。
これもラテグラフィックから学んだCAFE文化の見事なまでの結実!!!。
て、気は確かか。