味の色どり万華(まんが)

自由が丘、パンの田島でコッペパンだネッ!

カスタードめし185

ちびっこ諸君!。

楽しかった夏休みの思い出は、もう頭の片隅にも残ってないかな?。

大学によってはまだまだこの時期は夏休み続行中だけどネ。

石川台の希望が丘商店街のはずれ、

雪が谷大塚側の高架下の計画的認証らくがき、どーよ。

やっぱ、コレが一番インパクトありだヨ。

何これ。

タコ?。だね。足が8本あるから。

数えたら7本だったからってサ、慌ててアト描きしたっしョ。

1本だけ細すぎ。ミエミエだヨー!。

こりゃ一発正解だべ。ハコフグだー。

魚ちゃんがかぶってるやつの別種。よく海水魚水槽で見かけるナー。

さっきのタコと違ってリアル。明らかにお手本見て書いただろー!。

は?。

………………(汗)。

独創的な人間性って、小学生低学年ですでに出てるって何かで読んだジェ……。

そんな過ぎ去りし夏を追走しつつ、本日も自由が丘に到着ヨホンだ。

自由が丘駅マ左、東急大井町線の踏切渡って左折。

ヒロ通りすぐに在りますのよココはオホホホ。

いつも同じ場所に在りますの。あらまあ、なんてご親切な。

この店名の字体、明らかに昭和初期の児童向けマンガ雑誌を意識しとろーがね。

少年画報だとか、マンガの『鉄人28号』だとか、そういったヤツ。

古本屋巡りでよく見たから知ってるジェ。

だっからサー、このお店入り口右わきに置いてあるコレもレトロ。

昭和レトロ。しかも戦前(太平洋戦争)?。あるいは開戦まもなくの頃?。

何というハイセンス!。何というシャレのめし!。

独特な卓上電灯もさることながら、自前のメニューチラシの古臭い演出!。

凝ってるねへへへ~。昔のガリ版てのを真似てるよネ、コレ。

そして、極めつけはこのクリソツなコッペパン!!!。

持ち上げてみたら、すっごく重い文鎮(ぶんちん)だあああああああーッ!。

すす、すごッ。持ち逃げよけなのか、ハンパない重量の鉄製だべ!!!。

入口を入ってマ左の光景。

温もり感じるお品書きが壁にずらハり。

手前にはナニゲに投げ出された当店人気のクリームコッペ。

演出巧みなレトロ光景の中、最新の近代機械だけが現実に引き戻す役割を…。

レジ前で貼ってあるメニューポスター見ながら、コッペパン2個とアイスコーシーを注文。

受け取り順のアンタだよ番号を告げられ、奥のイートインならぬ木造教室でプラプラ待つことに…。

薄暗い教室。疎開先の分校のよう…。暗黒の時代を思い起こさせる雰囲気ラ…。

懐かしくも温かいレトロ。とは真逆のイメヘジ…。

時の谷間に封印されていたアノ時代に、とつじょ迷い込んだ感じ…。

だからカモね。ここで食べる人よりテイクアウトする人の方が圧倒的に多いみたい。

とはいえ、今は昼過ぎだけど、朝は違うのかも。

▲海老とアボカド  三八〇円

ボクちゃんだけだったせいか、待つこと2分、

当店人気NO1のエビアボのコッペ!ご到着ぁーく!。キャホホーッ!!!。

受け渡し時、切れ目はこんなに開いとりまっしェンでした。

中身が良く見えるよーにボクちゃんが開けたのでッス。

コッペパンのゆりかごである包み紙。薄葉紙(うすようし)という呼び名なのだ。

パンを包むインナーラップとして昔からあるもの。

グラシン紙は高級感あるし、コレよかもっと光沢があるネ。

この薄葉紙の薄茶色ってサー、何ともひなびた木製机にマッチしてるよねへへへッへー。

お。

分不相応に大きな真ッ白ホットケーキを頭に乗せたお方が…。

せわしなく動き回っておりまっシュ。もちろんコッペパン制作中なのでありまス!。

ご苦労シャま!。ありがとーなの!!!。

▲コッペパンに合う田島ブレンドのアイス珈琲  単品なら二五〇円

んだけどコッペとセットにするとドリンクは一五〇円になるんだジェ。

これ、おいしいねぇ。ボクちゃん好きだヨ~ン♪。

蓋がシーリングされてるウツワは歩き飲みに最適だネッ。

ドトールってネーミングの通り、コレはソコの。

ボクちゃんドトールコーヒーに入ったことなかったから初体験の味。

なかなか美味しい。味に深みがないっていう人も居るみたいだけど。

とにかくコレはココのコッペに合ってる。おいしい。

▲濃旨ソースやきそば  三〇〇円

「辛子マヨネーズ付けますか?」って聞かれて思わず「いいえ」。

パカパカッ!。どーして付けなかったんだよォー!値段同じなのにぃぃぃ!!!。

ここのコッペパンは凄く大きい。そしてズッシリとした重量感でビックリ。

ひとくち頬張って、モグモグして、ゴックンして、10秒経ったら仰天!。

あまりの美味しいパン生地に、そして不思議な温かみのある人の手を感じる具材に、

ドはまりだあああああああああーッ!!!。

これが一番人気だとゆーのは全力投球で納得ラ、エビアボ。油使ってなくってヘルシー。

パンの最奥で照れてるアボカドさん達は、茹でた肉厚のエビさん達と相性グンバツ。

フレッシュなトマトとレタスも柔らかくて甘みのあるパン生地によく馴染む!。

これまで町でコッペパン専門店を見かけるたび、

“コッペパンだけでやってけンのかニャ~”と思ってまシュたよ。

そして、そんなお店はいつしか消滅していることが多かった。

強く確信するのは、このお店は絶対に無くならない。

おいしすぎ。みんながこの店をつぶさせない。間違いニャハーッ!!!。

エビは片栗粉と水で丁寧に洗われてるのがよく分かるべ。臭みゼロ。

塩ゆで加減もサッパリお風呂上がりの色っぽさアリ!。

ヤキソバ君のソホスは酸味のない昔のレトロ感漂うソースかニャ?。カラシマヨでバランスとれってことだったのキャ?!(嘘泣き)。

炭水化物に炭水化物の典型、やきそばパン。近年、韓国で人気。

ソバめし、ラーメンライスでもイーじゃん。ソーセージにだってベーコン巻くべえ。

こんなん立ち読みしてッと、タイムスリップして自分が昭和の街角にたたずんでる錯覚に陥っちゃうチャウね~。だからかな、

過ぎ去りしセミの空を懐かしがってサー、夕飯にはゴーヤチャンプル作っちゃったヨ。