カスタードめし273
池上通りから品川駅に向かう途中、ギョッとするオブジェを見かけ、ひと眺めしてみたヨーン。
骨が在るのは鹿島神社すぐそばの鹿島庚塚(かしまかのえずか)児童公園。
この魚の骨は「Ancient Sea Monster」と命名されておりまヒェた。
やって来たジェ品川。そしてアトレ。そおしてディーン&デルーカ!。
写真は駅のコンコースを行き交うピープルウォッチングに最適なカウンターも見える店内。
このお店ったら品川はもとより、上野、日本橋、八重洲、丸の内、大手町、有楽町、日比谷、新橋、虎ノ門、六本木、麻生十番、広尾、表参道、新宿、恵比寿、渋谷、中目黒、羽田、川崎、成城、吉祥寺、武蔵境、木更津、横浜、と首都圏近郊主要タウンのほとんどを傘下に収める巨大チェーンなのヨ。
知名度バツグン、勢力拡大の説得力は商品の底力。
このお店ったら、世界中から集めたグルメ商品を取り扱うマーケットストアとエスプレッソバーを合体させたミラクルランドなんだジェ。
ストアは朝10時から夜10時まで。バーは7時(土日祝8時)から10時まで、というありがたさ!。
しかしこのお店、外人旅行客がめっぽう多い!。
まるでハトがめっぽうをくらった時のような感じだ!。
座って見てると、来店者の6人に一人はYOUな印象。真向いのシティーベーカリーが15人に1人の気配なのにナジェだ。
向こうは総菜パンに主力商品がアリ、こっちゃは大抵が甘いパン。
だからコチラのお客さん、約95%が女子。20代後半から。
だけんど、ボクちゃん的には居ずらい感じはニャあ!。
なぜならば、この店は長居出来ない雰囲気。
駅の待合時間調整の場ゆえ、バタバタしててあたふたしてて落ち着いた雰囲気ゼロ!。電源もとれないしネー。
んなわけで、誰もボクちゃんなど気にも留めてニャいのだったー。
狭いイートインスペースはモーニングやランチの食事プレート、パン、ケーキなど、お好きなヤチュを自由に食べることが出来るセルフサービススタイル。
▲ハウスブレンド M
444yen
まずは席を確保、それからレジでオーダー。自分で商品トレーを席に運んだあと、お店のチトが飲み物を席まで持ってきてくれるのであった。
▲カシスオレンジドーナツ
426yen
Good Town Doughnuts
タイトルが「マフィンの食べ比べ」とはいえ、他のモンは全く食べなかったということではニャあ!。
見よ!本日のベロチンへのブランチ第1弾はコレだあーッ!。
アメリカンポップなルージュを思わせるカシスのグレーズ!。
ひと目見たらもートリコ!。思考開始0.5秒前にトレー乗せ完了という裏技中の表技!。
トッピングされてるフルーティーなドライオレンジだってジャポネのカンザシそのもの!。
つまり、このイーストドーナツったらバタくさい大和撫子だっただなんて、そりゃないジェ、セニョール、セニョリータ。
さすがにぃ。
もつろん、食べたらメッチャ旨いの激ヤバッ!。
ダンボドーナツのフランボワーズと同じスタイルとはいえ、こっちゃのは甘酸っぱさのパンチ破壊度数がハンパにゃあ!。
カシスのグレーズは柔らか。ちっとも不快な凝固感はナッシン’。
つまりは舌先でナメ上げれば、すくい取れるっていう柔らかさなのニャ!。
しっかし、この甘酸っぱさは超魅力な味覚!。強烈なKOパンチ。
ベロチン全体にジュッ、ワアアアアア~ンンン…と長い余韻を残すほど!。
ドーナツ生地は揚げてないかのよーな、引きの強いパン生地のよーな…。でも揚げてなきゃドーナツじゃないんだよねぇ…。
マ、いっか。これはリピ確実なるドストライクなドーナツ!。この存在のためだけにスタバやシティベカをリタイアしても悔いはないヨーン、ヨーン、ヨヨーン!。
▲生チョコレートデニッシュ
389yen
おおっと!お次はデニッシュ。降りかけられたココアパウダーによるマットなキャメル生地の色がなんともエジプト!、あるいはモヒカン族のインディアンレッド!。
砂漠の岩山のてっぺんに埋められていた埋蔵金銀が詰まった宝箱、ソイツが発掘された場所をヘリで上空から目視出来ましたでしょーか?。
生チョコレートの柔らかな口どけ。芳醇なるカカオの香りが味わえる贅沢きわまりないデニッシュだべ!。生地のパステルイエローが何ともあどけないサクサク感!。
アダルトな仮面の下に小悪魔の笑み!。コイツァー何とも男殺しッ!、
ひえええええええええええーッ!。
旨ひ。もぐもぐもぐ。
▲ミックスベリークリームチーズマフィン
417yen
ででで出たぁぁぁぁーッ!遂にマフィン第1弾!。何ともツヤっぽい貴婦人の登場キャ?!。
魅惑のピンク、あでやかなる桃色、アダルトな紫…。
思考停止、まるで操られるかのよーにフラフラ~とコレをトレーに乗せ…。
いッ、いつ乗せたか全く記憶がありまシェン!みたいな…。
別の角度から見るとまた装いが違って見える。そーゆーヘアスタイルとか衣装って大事だわよぉ~。そんなこと殿方なんてとんと感知してませんものねぇ~。
マ、いいわ。このマフィン、ポピーシードの生地にクリームチーズを入れて、イチゴ、ラズベリー、クランベリーを乗せて焼き上げられてるのよホンマの話がな。
なんとも爽やかな、エイプリルフールに騙されたオバカちゃんの屈託なき笑顔、って感じ~。
カシスオレンジドーナツの甘酸っぱさに迫る気は最初っからなかったみたい、この子。
控えめな甘酸っぱさが若さのゆえんね。うふふふー。
何いってるコイツ。気は確かか。
マフィン特有のボロボロ感みごと。そぼろボロボロ、思ひ出ポロポロ。
マルコポーロはひよこボーロを嫉妬しない、みたいな?。
ボロボロ具合はかなり。しっとり度数は100の15。
もしも生地がしっとりしまくりだったら、それは最早マフィンでなくケーキ。
だから、どうぞこのまま。なのだー。
買って良かった大正解な一品!。大変よろしいお味でスた。
▲クラッシュチョコレートマフィン
398yen
しっかし、OREOって人気あるんだねえ。ダンボドーナツにもコレが突き刺さってるのあったけど。
ボクちゃんもコレ買ったんだからOREOのこと、潜在的にホの字だったとかー?。
うーん、自己啓発への第一歩を踏み出したよーな予感…。
上空から見下ろすと感じがまた違って見えるニャ!。マヤ文明の遺跡に似たところなどない感じがボクちゃんを驚かす。
食べてみたら、コレってマシュマロとチョコレートのアメリカンマフィンだったのネー。
ビターなチョコレートクッキーをトッピングしてなかったら、インスタ映えだけでなく個性さえ希薄だったかもー。
降りかけられたパウダーシュガーがクッキーの黒を強いアクセントにしてタイトなイメージを演出!。
OREO好きでマフィン好きな人のための一品という予感がするー。
これって第六感かも。
▲バナナマフィン
398yen
ここからは後日来店のやつ。
バナナ大好き人間がこれを食べたら一発有頂天ドストライク。
トッピングされた半ドライフルーツ仕立てのよーな完熟バナナ。これは予想通りの美味しさ。慣れ親しんだ味覚。
問題はマフィン生地。ひとことズバリ言って、大爆発的おいしさ!。100万点のバラード!。
チビッ子らを即魅了する派手さはない。そのかわり、大人がひと目見たら
「これ絶対おいしーヤツ!」
って分かるミテクレ。よく見かける雰囲気ではニャあ!。佇まいそのものが貴婦人。
アダルト・イケイケ!。
ほのかに香る芳醇なバニャアニャの香り。
そして問題の生地はだネー、間違いなくバナナが練り込んであるヨーン。生地とバナナが一体化するよーに、練り込みに何かを使ったよーだネ。
その何かとは?!。このマフィンがしっとりとした湿り気を帯び、ボロボロ感なくケーキに近い距離にまで近寄れた何かとは?!。
それは焼き上がりに染み込ませたオレンジジュース!。それがこの生地をオイルベースにした張本人だ!。それは温めても、そのままでも、どっちでもオイヒイ。
結論!。これは100%バナナのマフィン!。バナナ好きの定番オヤツ!。
つまりは、アータクシのリピ大大大決定!。出来れば供給元と千年契約を結びたヒ!。
アヒッ!。
▲ブルーベリーマフィン
426yen
ブルーベリーをコンフィチュールにしてから、全粒粉入りの生地にタップリコンと混ぜ込んで焼き上げたっちゅうーシロモノ!。
ミテクレには特に惹きつけられなかったけどサー、こないだのミックスベリーがあまりにも美味だったので信頼買いしたってわけなんだー。
今回は「こないだ」の後日の再来店なのヨーン。
違う角度でドージョ。
マフィンでメンドいのはー、下の台座にへばりついてる紙をイチイチ剥がさなきゃーだから。疲れてる時は戦意喪失、指も汚れて傷心な日々だべ。
ところでこの生地、甘さ抑えまくりのモコモコボソボソ。
バター感なし、フォークを使うと収拾つかないほどボロンボロン崩れまくるデ!。
だがしかし!。点は二物を与えた、の例えとは異なるが、ブルーベリーが生地の中にメッチャ入ってて、それに関してはヒッジョーにオドロキ。まずまず満足出来まスたー。
BUT、これまでこの店で食べたマフィンの中では、生地が一番ボクちゃん好みでなかったキャ~。
▲シナモンロール
417yen
自宅にテイクアウトしたのでっス。お腹いっぱいチックだったのに、この子ったら大きめなんですの。だからお持ち帰りざあます。
ソざます。
最初の写真だと、まるでアイスクリームのような見た目の食感だったッショ?。
そうッショ?。
電子レンジでチンしたらこの通り。アアラ、まーまーまー!。
クリームチーズのフロスティング雪解け、始まりましたねト~ロトロ。
チョイとザラ付き感のあるナメ具合。
お味は塩気をハッキリと感じる甘さ。甘さは割と控えめ。
甘くスパイシーなシナモンフィリングを巻き込んだマフィンの生地は柔らかなクチドケ、ボロボロ感は100の50。
数回に分けて、このお店では様々なマフィンとの出会いがあったわけなんだけど、どれもハプニング的な出会いだったし、楽しめた。次回もこういう感じで迫りたいね。
何言ってやがるコイツ。ハプニング的?。お前が好きなのをトレーに乗せていっただけじゃねーかよ。全て計画的じゃねーのか。
ソざます。ソなのよ。