味の色どり万華(まんが)

梅屋敷プリンチペデルソーレの開店30分完売ピッツァを滑り込みでモグモグ!

カスタードめし328

▲ジェノベーゼピッツァ(ピッツァとドリンク)

890yen(税込)

この店のジェノベーゼピッツァったら何てステキなお緑しゃん!。石窯で焼き上げた生地は最高級にふっくら、焦げ目も見るからにウマゲでベロ出す食い手にシッカリとアピール!。

ナポリピッツァ特有の真ん中部分薄めも心地よくって食べやすい~💛。

そんな生地にジェノベーゼソースとモッツァレラチーズ、仕上げにチェリートマトを乗せて焼き上げただけっちゅーシンプル極まりない1枚なのであったが!。

しっかし、太陽神という店名のこのピッツァ、円形太陽と真逆、いびつなサザエのよーな形状生地!。

見ての通り、縁(コルニチョーネ)の厚みも形もイビツ。それが何とも言えぬ味わい。目で感じる “うまみ”。そーゆーフィーリングってアルアルじゃんけー。

オートメのオムスビよか人が握ったイビツさ残るオムスビの方がウミャあ~とかネ。

でも、チャア~ンと防波堤の役目は果たしてるピッツァのミミだニャッ。中央にオイルたっぷり垂らしてもフチからこぼれ落ちないもんネ、かろーじて。

ピッツァの縁=コルニチョーネ=絵画の額縁

生地中央を絵画に見立てたイタリア人の感覚

マ、この画像見て「そーいやコレによく似たキャラのヤツがスターウォーズに出てたな」ってピンときた人ったら相当な映像通だべ。

ソーソー、ダースモールが正解ッ。縁から出たツノなんてまさにソレ!。ツノから出たマコトの典型ッ!。

生地のぷっくりさ、表面は固くて内面はふっくら、を想像しやすいショットだんべ!。

このお店のピッツァ生地って他のピッツェリアと根本的に違う存在な気がシュる~。

ひょっとして石窯(石窯画像は19P記事を参照)だからキャ?!。

▲「オレって石焼ジェノベー!。旨いことなら任せてみろって」

石窯でも薪窯でも旨いもんはウマイんだけどネー、旨さの種類なるモンが確実にあるよーな…。そりゃそーだっチョ。石と薪とじゃ根本的にお育ちが違うもんネーだ。

石窯焼きの効果かどーか、熱帯びてシュワッちゃったミニトマト、食べたらあまりのウマサに眼をモノクロ(白黒)させちまったジェー!!!。

こんなピッツァ上のアリア、食べたことない美味しさ!!!。何て言うか…味にコクがあり過ぎて困っちゃうくらいの堂々としたグレートすぎるミニ!。もっと量を増やして「ミニトマトピッツァ」と銘打って目玉商品に出来るくらいのレヴェルであり、隣のうちのヴェルちゃんはポメラニアンのイケメンだと思うなボクー。

「話のそらせ方を間違えたようだ、このガキャー!!!」

その声に振り向いた瞬間、風船ガムで大きな風船を作ったヤングチンパンズィら7匹が次々とボクチャンのホッペタにKISSの嵐!!!。

このジェノベーゼピッツァは実に絶品!。一度お食べに来る夢を視ることを強く推奨しますほど。あまりの美味しさに具材は一切いらないほど!。

「何だと?。さっきトマトが絶品て言っただろーがよ。それを舌先乾く前にいらねぇってのか?」

ボカスカボカスカ、まあにぎやかなこと!。

ジェノベーゼの季節は6~7月。

イタリア人の語る「ジェノベーゼ」って実は茶色いソース。

日本人の語る緑のタヌキは「ペスト・ジェノベーゼ」って呼ばれるナンチャッテ。

バジルをメインにしてっから緑色になるのでス。信号機の色も「赤、茶、黄」ならいいのに!。

辛口のウィルキンソン・ジンジャーエールが合うこと合うこと!。かたわらの赤ちゃんも思わず「アウアウ!」。

しっかし、毎度このお店の店主はゲセニャいッ。

開店12:00で待ち構えていたお客がザザッと入店。横並びのカウンター7席がたちまち満タン。

すると、12:30あたりには店主がシレッと外に出て入口に

夕方6時からお客が飲みに来てくれるからいいんだモ~ン、なのキャ?!。昨夜余った生地を処理するだけだから30分で入店終了なのキャ?!。

それにしても欲がニャいッ!。まさに

「生地も鳴かずば売れまいに!」

皿に広がりゆく黄金のオリーブオイルが「お前は幸運だったのだ、バキャめ」とささやく。

その通り。どうしよーもない上級国民意識が芽生えてやまないが、しょせんそれはJOKE国民意識と知れ!だビョン。

なわけで、どーしたものかと思案するでもなく、再び5日後にはシレッと再びカウンターに滑りあがる自分の姿を心の中に設置してある鏡で確認ッ。

▲サラダピッツァ(Bランチ、ドリンクとドルチェ付き)

1200yen (税込)

出てきたサラダピッツァ、見てビツクリ!。生野菜が惜しげもなくテンコ盛りで盛り付けられちゃってぇーッ、だ。

グリーンリーフレタス、サニーレタス、エンダイブ、クシ切りトマト、千切りニンジンに紫タマネギ、薄い輪切りのキュウリやコーン、そんなヘルシーな連中がワラワラ、ニャんだニャんだと生地を覆っててコルニチョーネが脇役に回っちゃうほどだべ!。

まるでピッツァそこのけ、野菜サラダ主役ONLYのひとさらに見えかねない危うさが途方もなくステキかもだ!。ここまで野菜畑なピッツァにお目にかかったのは金輪際初めてだと云えるヨーン!。

ホンマかいな、ホエッホエー。

そんな野菜群にフリフリ振りかけられたドレッシングって?。ふふ、小僧(教壇から二列目正面のバク2歳オス)よく聞け。ビネガードレッシングなんだヨ。

マジかいな、ヒエッヒエー。

これがこのピッツァの味のカナメ。まろやか~な酸味、さわやか~なチュッパさ。オイル感もしっかりあるんで野菜がドレッシングに馴染みやすいって、野菜らがみんな口々。

マコトかいな、ホレッボレ~。

ワシワシ噛めばシャキシャキ!。時折、しんなりな葉っぱがそよ風的味わい!。

キュウリは優しいピクルスさながら、野菜群のマスコット的アクセントを担当か。

そんなこんなで、味覚のベースとなる生地に塗られたトマトソースの甘さとチュッパなドレッシングによって、生野菜とピッツァ生地がギュゥゥ~ンと驚異のチイムワアクを実現!。

ド満足はなはだしーミゴトなサラダピッツァとの出会いに乾杯!という運びとなったニョーン。

本日のセットドルチェったらアータクシの大好きなコーヒーゼリーでしたの!。やあね。それもヨ、ただのコーヒーゼリーではなくってヨ、その3分の1がパンナコッタであったってオチ。まあね。

この店のコーヒーゼリーはハアドタイプ。プリッ、ププニュリッてな弾力ある噛み応え。パンナコッタ同じく。いかにも自家製って臨場感がヒシヒシ!。

甘いコーヒー色の蜜(正体不明)がかかってて、食べるとオクチすっきりサワヤカ!。

食べ終われば、目の前に転がるは自分自身のマンゾクという名の抜け殻(本来なら、“名残り” とすべきところをセミの季節ゆえ “抜け殻” とした)。

ホントに?。そんなに深く考えてるんだー……。

これにアツアツのコーヒーまで付いてこの値段?!。

何考えてんだか、この店主、ホントに奇特なお方、表彰されてしかるべきだああああああああーッ!。