味の色どり万華(まんが)

都立大駅の【カーリーノブ】で納豆のカレーなんか食べちゃったァーッ!

カシュタードめし480

夏こそカリーだ!、うんにゃ冬こそカリーだ!などというバカげた都市伝説があるものの、ド夏バテのボクちゃんとしてはだナー、ここは一発暑気払いの香辛料大行進作戦なのかなと。

なわけで、此処に立ち尽くし独りお店の開店を振り子のよーにゆっくり左右に揺れながら待つボクちゃんたら茹でカカシなんだから~ん。アジャァ~。

看板にゃ「自由が丘」ってあるけど、ここはれっきとした由緒正しき都立大駅から徒歩1分の高架下だべ。

自由が丘駅まではちょいと離れチるんだが?。などと不審に思いググッってみたら自由が丘から此処に移転してきたのネ~。

オーナーのノブがけだるげにボクちゃんをお出迎えだべ~。マ、そのお顔ったら夜更かし人間の典型なんでなヒ?。

マ、いいけど。な~んチってカウンターの左端に座らされたヨーン。さすが人気店、このあと一気に満杯になるんで一番乗りのボクちゃんを端っこに座らせたんだニャ。

ナニゲに振り返れば壁際にゃノブの芸能界オトモダチのサイン色紙(いろがみ)がズラ~リ。

本日アータクシが1時間ほどサシでお話(お客さんひとりも来なかったから~)させていただきましたオーナーの斉藤善信さんは元俳優さんでしたのオホホ。高橋のぶという名前で映画「口裂け女」とか「グラッフリータ刀牙」とかに出演なさっておりましたのねオホホ。

その右手の壁にはノブが放浪したインドのイメエジなのか、訳分からん写真や訳分かる写真が混然一体で構成されてるヨーン。

左の壁を見やると、かわいそうに…。

ボカァこれほどやせ細って肉をそぎ落としたギターを見たのは生まれて始めてだジョ。

こんなとこに飾って晒し物に等にせず奥のフトンで休ませてあげれば良いのにだべ。

うっすら涙を浮かべながら気を取り直して正面をきっぱりと鬼の形相で睨み返せばだネー、色んなかっくらうべき酒がずらぁり。

薬膳カリーにお酒って合うのかニャー。

▲2種あいがけカレー〈スパイス5倍〉

★アチャール(青唐漬け)100yen

などとオシャレでとびきりスマートフォンな独り会話(フォンとにスマートな会話)を楽しんでたらカレー来たッ。

カレー辛さは2倍、3倍、5倍から。オウチカレーの中辛なら3倍だって!。ルーとかライスの量にオーダーあれば言って欲しいとのことだっぺ。

ウ。

この様相……ヒジョーに大阪万博パビリオン的な…。

立ち上ってくる香りが食欲をそそる~!。

マサラカレーったら複数のスパイスを組み合わせた混合調味料『マサラ』カレーのことなのよネ。ちなみに『ガラムマサラ』は20種以上の香辛料をブレンドしたもの。

カーリーノブはオリジナルのガラムマサラを使ってっからオリジナリティーが強く感じられてステキきゃほほほッ。

いずれにしてもスパイス狂にゃー絶対神てとこかしら。やだ泣けてきちゃった~。

バスマ上のキャロットラペとアチャール。

アチャールはカレーと一緒に食べるとだネー酸味と甘みが加わっていっそうオイピイ!。

アチャールって青唐漬け。千切り大根が青唐の辛さ染みたつけ汁に浸かってたんでー、酸っぱくて辛いッ、ピリリンとパンチが効いてるジョッ。

特筆すべきは暗黒昆布の佃煮ッ。和風アクセント全開ッ、カレールーと対照的なしょっぱさに目からウロコの半魚人ッ!。

上空から見おろすとカレー皿との取り合わせもさわやか~。

ノブさんたら「最初は別々に2つのカレーを食べ比べてだネー、途中から全部混ぜして食ってみんかよ、ウミャーぜよ」って云うんだモン。

泣きながらそーしちゃったら、アラマア旨い。オヤマア美味いッ。

豆の粉のセンベイ「パパド」も粉々にしてルーに混ぜたッ。ココのは軽い塩味の揚げてないタイプ。柔らかめ。

梅フィッシュマサラカレー。

ひとくち食べてみると繊細な印象だべ。梅使いがなかなか絶妙でニャーの。

いいジョ、いいジョ。ライス大盛りにしたからカレー食べる醍醐味も充実ッ。でもスパイス5倍は思ってたより辛くニャー。でもでもだって、運ばれてきた時の漂うスパイスの香りがあまりにも素晴らしく、思わず

「オレってゲンゴロー?」って自分に問いかけちゃったほど!。

小さくカットされた黄色に染まるフイッシュはクセもなくカレーにメチャ馴染んでるネーン。

魚のカレーって匂いが出やすいんだけどー梅の酸味が効いてて生臭さゼロヨン!。魚カレーのイメージをいい意味でぶち壊してくれたヨーン。

▲2種あいがけカレー〈スパイス3倍〉

1700yen

★半熟卵100yen 納豆100yen パクチー200yen

今回は3倍にしたッ。そしてカーリーノブ定番のキーマカレーと梅フィッシュマサラカリーのあいがけ!。

定番以外はその時々で変わるんだって。今回も前回同様に梅でチィと残念ッ。

「本場スパイスカレーにゃバスマティライスでしょ。やっぱ」

隣で皿に残った78粒のバスマをスプーンでかっこむチブル(フレンチブルドッグ黒、ごめんねタロー3歳)の両目を固く閉じかっこむ横顔に一瞬虹を見た気がしたのはボクだけだろうか…。

「バカァーッ!」

ガンガーンと激怒しながらタライをこん棒で激しく打ち鳴らすオランUタン長老ゲノホ99歳!。

「お前とことんくだらん奴ッ!」

鼓膜を守ろうと両耳ふさぎ転げまわるボクちゃんとごめんねタロー憐れ。

このバスマったら他の店よか大きめ、長め。かなりのパサパサ度でパラパラ度。

なんでかってーと、推測では此処のカレールーがパシャパシャ系ゆえルーと混ぜ合わせてバスマ食べる時に一番おいしく感じられるよーなのを選んだんじゃなヒか?。

この定番キーマ、挽肉が柔らかくってあっさり系、重たくなくって食べやすいジェ。薄味なんだけどスパイスがガッシリ効いててものすごく香り高いッ💛!。

カルダモン(写真右下の黒丸なやつ)が粒のまま入っててスパイシー度アゲアゲ~♪。

やっぱ半熟卵トッピン’大正解ッ。あるとないとで全然違うッ。セミが鳴くのと鳴かない夏くらいに違うッ。

カレイとヒラメとじゃ話にならんッ。もっと上の人間を連れてこいッ、って話なの?これは。

イ~感じの黄身の濃さッ!。パクチーのエスニ感テイストを母性愛する卵にゃいつもながらに驚かされる。

とろ~り包容力がガラムマサラと相まって奥深い味わいを形成ッ。

今回は前回奨められた納豆のトッピングに挑戦したジェー。

「納豆なんてカレーに合う?。カレーを納豆と食べてるお客さんとか居るのホ~?」

とボクちゃんが不審な声で尋ねるとだネー、ノブったら「めちゃ合うジョ。合わなきゃトッピングなんてしないヤンケー。皆喜んで食べてるんだゾエ~」だって。

その妙に確信に満ちた声を思い出し、つい今回フラフラと~。

ウ。

ひとくち食べてオドロキ。旨ヒ。

カレーが円やかな味わいになりナットーネバネバーも何故かニャいッ。???。

これは妙にハマるッ。しっかし塩昆布も一緒に食べるとだヨ、自分が今食べているものが何か分からなくもなるんだネーこれが。

いいのかこれで。

あとで色々な人々から聞いたんだけどー、ケッコー納豆カレーってメジャーなのネ、知らなんだ知らなんだ。

納豆とパクチーがくんずほぐれつのカレーをモグモグしながら途中途中でストレートアイスコーヒーをチビチビッ。

ますます自分が今何を食べているのか、何をしているのか、よく分からなくなってゆく。

これが…もしかしたらビートルズのジョージがドハマリしたっちゅーインドの覚醒というべきものなんだろーかだぜ。

マ、インドを放浪してノブが辿り着いたカレーの極地、それを今回ボクちゃんがいただいたってわけだー。うーん、ナイスなひと夏の思ヒ出ッ。