カスターァドめし312
今日の朝はネーだ、武蔵小杉のラテグラフィックで朝食を摂取しよーって企てなのホ~。
だってラテグラフィックっちゃあ、オーストラリアはメルボルンの食文化を日本に紹介したくてたまんないッてお店じゃなヒのホ~。
だっからアタクシ、メルボルンの人々が毎朝フツーに食べてる「アボカドスマッシュ」なるものをココで食べよーって目論んだわけー。
アボカドスマッシュ、あるわよね?。無いわきゃないわ。無いとおかしい~。だってメルボルンだから~。なわけで確認もせずに飛び込み1番!てわけ~。
朝と云ってもすでに9:48。さすがに大人気店だけあって席が空いてるのは2階テラス席のみ!。
テラスにゃ幸いお客ハン無し。今のうちに孤独なグルメを楽しまねばー、でメニウを見たらばやっぱり有った!。ただしネーミングは「アボカドスマッシュ」ではなく「スマッシュアボカド」。
まあね。分かる。「アボカドスマッシュ」だとテニスプレイヤーが皮むきアボカドでスマッシュを打つ感じがするもんネーだ。マジやったら面白惨劇だけどー。
▲スマッシュアボカド
748yen
オオオ!、急に日が差してきたヨヨーン!。
陽光にすがすがしく映え輝くスマアボ、パン2枚構成の作品だヨーン。
まず1枚目にはアボカドのスライスがドミノ倒し。
その上からデュカナッツがパ~ラパラ。オリーブオイルも回しかけられて良ーい良い!。
2枚目はポーチドエッグと焼きレモン。ソルトをパラパラかけてシンプルに。
いただきま~す!でモグモグッたら、いきなりニコちゃんマーク点灯ッ!。
オリーブオイルが塗られたライ麦パンのよく焼けてることッ。カリッカリ!。
カリッカリな食感にムニムニュ食感のアボカド。
ザクザクガリボリ食感のデュカ。
ホムントロ食感のポーチドエッグ。
ハフショリのレモン輪切りを加えたら、さーさぁ!グレート食感大祭の爆発ラーッ!。
陽光浴びるこのヒトサラ、実に幸福そのものでないキャ?!。メルボルンの人々ったら激しくアボカド食べまくるんですって?。
特に「スマッシュアボカド」は朝食の定番!。スマッシュ(すりつぶす)したアボカドをトーストに塗って食べるスタイル。
日本でいえば、スマッシュしたゴマをゴハンになすりつけて食べる、って感じかな。
感じじゃねぇよ。
アボカド上のクラッシュされたデュカってどーよ。
デュカってサー、主にエジプト料理なんかで使われるナッツを複数のスパイスと塩で和えたものなんラ~。
ナッツはカシューナッツやヘーゼルナッツ、ペカンナッツなどなど、コンビネーションは無数。
デュカを一緒に食べてるとだネー、レモンの酸味がアボカドの濃厚さを強調してくれるのが不思議とよぉ~く分かっちゃうナー。
やっぱオーダーして大正解だったヨーン、ヨーン、ヨーン!。
塩やスパイスで和えまくったナッツったらネ、粗く突き砕いた状態なもんだからネ、噛むとザックザクな感触を存分に味あわされるヨーンだ。
そいつをトロリンコ柔肌のアボカドとジョイントさせちゃうって趣向なもんだからサー、食べてるボクちゃんとしては異国情緒をたっぷり味わえてしまうというトリックの落とし穴にズヴォッ。
なかなかミステイクでビビッドなコラボレヘシオンだネッ!。変わった料理で脳も活性化、ウンマイを連発!。
とうとう決壊させちゃった。
ポーチドエッグから流れ出る魅惑のイエロー!。
ポーチドエッグって日本語じゃ “落とし卵”だから、皿床に流れ出るは運命のよーなもの。
かたわらでアボカドの顔からみるみる血の気が引いてゆくのが分かったジェ。
そらそーだ。ここまで濃厚なの見せられたら自分の濃厚さなんて吹っ飛んじゃうもんネヘ。
ポーチドエッグはお酢を入れたお湯の中で出来上がるのだー。
ポーチドエッグ最大の特徴は、白身が半分だけ固まってて黄味が半熟であること。
その点、これは紛れもニャく由緒正しくポーチドエッグだべ!。
ところでだよ、半熟卵はポーチドエッグとは別物なんですジェ。
半熟卵の奴、白身が半熟で黄身が半分固まってるって、真逆なんだから~。
飲みなはれ。ヘビのようにやりなはれ。
頭の中で同じ言葉が何度もリフレインする。やあね。
黄身が半熟、白身は固まってる。そんな半熟卵って、生卵よか消化が良くって栄養素も素早く身体に取り込めちゃうのよネ~。
さらにだヨ、コリンが大量に含まれてっから記憶力を高める効果もバツグン!。
学生ん時、試験がある日の朝には必ず半熟卵にトーストだったっけニャ~。
ダイエットしてる人には固ゆで卵、栄養補給なら半熟卵、は偉大なる常識。
1日3個まで、も常識。この世から鶏卵が失くなったことを想像するだけでも身の毛がヨタる!。この美しき黄金にキャン杯ッ!。
▲アイスモーク チョコレートモカ
638yen
食後の御口直しにはコレだったんだニャ~、しかし!。
このステキに冷えたドリンクはカカオがキレッキレで美味いッ!。ミルク感も甘さも共に控え目な大人のチョコモカだべ!。
飲み口は濃厚さを存分に楽しめるしー、後味はスッキリで重たくなーく、とびきりステキなランチの〆に、思わず咲き乱れるデイジーやパンジーも突然デイジーやチンパンズィーに入れ替わってしまうという不思議な物語。
さてさて翌週。本日は所要アリで再びムサコ降臨。フォーリンラヴは遠き夢。
ラテグラの入口に人の列なし、試しにお声がけさせていただいたらスタッフさんたらデジャヴ的にテラス席に行きなはれ、と。
途方に暮れながら2階へと上がり込み、ウソ泣きを繰り返しながらメニューを凝視!。
ラテグラが超信頼出来る点の一つに「料理マコトに瓜二つ」というのがあるのだヨン。
つまり、メニュー写真と出てきた現物がほぼ同一に等しい一品だとゆーこと!。
これってオミゴト!。他じゃなかなかこーはいかニャい!。似ても似つかずで怒り沸騰!なことなんて結構あるんだジェ、だしネー。
▲スモークサーモンとキノコのクリームパスタ
1408yen (120g) 大盛 (180g、165yen)
ほらねヤッパリ。
とってもなメニュー写真とイメージの合致、大層に満足ラ~♪!。
やさしいオフホワイトのソースに浮かぶイエローなる麺とレミョン。そして紅一点のサハモン!。オヤチャイの緑色散りばめでアーティカルにウマゲ!。
食べる前から最早ウミャア!。さっすが女子のルツボなラテグラだべ!。
ヘヴィークリーム、スモークサーモン、ハーブ、レモン、チーズ、ブロッコリー、マッシュルームという構成のパスタ。
へええ。ヘヴィークリームを使ってて牛乳は使ってないんだネー。ソースが割とサラサラだったから、てっきり…。
ニンニクを使ってないのは女子の利用が多いお店ならではだニャ。岩塩だの黒コショウだのも使わずハーブで味を支配するあたりもヤッパ女子御用達!。
濃い味に毒された野郎はとっとと失せやがれ!とののしられても、ボクちゃんたらイソギンチャーク。
オッホホホホ~♪。このテラスからはヒンパンに行き来する電車が楽しめるジョェ~♪。
電車好きでクリームパスタ好きの電クリパッサーにはたまらん席やね~。
このパスタったらマッシュルームと細かく刻んだ黒トリュフのおかげで、何ともいえニャー複雑な香りを醸し出してるべぇ~。
さらに、塩ッけの強いサーモンと茹でブロッコリーも乗ってるからネー、とってもなクリームソースにお似合いのチョイスやんけ~♪。
この一品、パスタは平べったい麵であるところのフィットチーネ!。
シッコシコのモッチモチでクリームソースが絡みやすいジョェ。焼きレモンをしぼるとスーパーさわやかなパスタとして君臨出来ちゃうほど!。
こんなクリームソース系のパスタにはなおさらフィットチーネだヨ!と人は云う。
クリームソースはもちろんラテグラ自家製。濃厚なのにサラッとした印象。
でもでも、まろやかなミルク感もアリ!。とまどいながらもクチビルを軽く噛むアンニュイな態度で食べちゃった!。スモークサーモンは生臭みゼロ、まろやかな口当たりが酸味の効いたテイストにドヤ顔でベリーマッチ!。
おまけに、イタリアンパセリだのローズマリーだのの生葉もトッピン’され、複雑な味わいに舌を丁寧に巻くワタシ。
焼いてあるせいか、レモンはたっぷりと絞りぬいて回しかけてもだヨ、ちっとも酸味が出しゃばらず嬉しい悲鳴!。
その悲鳴は遠く遥か、チンパンズィ山にまで届いたと噂される。
完