カチィタードめし253
▲本門寺そば ヤシパン
本門寺に参拝したあと、妙にくず餅が食べたくなって藤乃屋に駆け込み、かけつけ一杯の緑茶を飲み干したあと、元気よく葛餅。そして退店。
あざやかなエッジまわし!。
路を間違えて左折したところ、小さなパン屋さんの中からピーチクパーチクと鳥の泣き声。
「ニャんだニャんだ?」
まるで魅入られたよーにふらふらと入店。
そして、ピーチクパーチクの泣き声の主、ことりパンとの出会いがあり、ソレらを購入したのであった。
完
▲ことりパン
180yen
なんと愛らしーのだろーか!。
「だよね。みんなそー云うじょ。はやく食べてみ~」
チョコレートの目、アーモンドひとつぶのクチバシ。
それが本当のキミなんだね。
「そ。店のダンナさんの子供時代のアダナがヤシだった。だからヤシパン。
ぼくはそこの小鳥。うまいじょ」
ふんわり、しっとり。もっちり、は無いけどやさしいパン生地。
水分多めで飲み込みやすく作ってる、というお店の思いやりが泣ける。グッ。
中には隅々にまでビッシリ詰め込まれたチョコレートクリーム!。
チョココロネのチョコとは全然違う食感だニャ!と思っていたら、どーやらカスタードクリームとチョコの合体。
なるほろひれはれ!、トロリンコな食感が旨い!。
さらに、おいしさの秘密は塩気。ほのかな塩がパン生地から感じ取れる。
大福のアズキに塩を入れるよーな効果!。
塩気とチョコとカスタードとでウマサ格段にアップだべ!。
おいしーし、かわいーから2個の購入は大正解 ♬。
イエにある鳥かごは大きめ。だから2羽は余裕。
「ところで。ぼくら白丸の天敵が田園調布のカフェにいること知ってる?」
「えっ。天敵?。というと?」
「赤丸だよ赤丸。ソイツも食べてきてくんないと。片手落ちでしょ?」
なわけで、ことりさんに道を教わり、来たこともない多摩川駅に降り立ったってわけなんだー。
アーアー、ほんとに全くそーなんだー。
昼下がり、カフェ【ルシェロ】の席は半分埋まってた。
パン売り場で好きなパンをトレーに乗せて会計。ドリンクもそこで頼めるんだジェ。
なんちゅー広い窓!。しかし屋根がテーブル上への陽光侵入をはばみ、まぶしくはないけど陽だまりの温もりもニャア!、という設計。
マジか。
▲アイスコーヒー
550yen
田園調布せせらぎ公園の広葉樹をバックに誇らしげーなコーシーとパン、そしてソレらを撮影するボクちゃん!。
せせらぎ公園とは多摩川緑地跡地に整備された公園なんだとか!。
せせらぎ公園には「せせらぎ館」っていう憩いの場が併設されているのでフェ。
ソコは区民の憩いの場、文化活動の拠点として親しまれてて、今回アタチが侵入したキャフェは館内右半分ということになりますかネー。
CAFEの片側全面がガラス張り!。お向かいのせせらぎ公園緑樹を見渡せるサワヤカCAFE!。
ガラス向こうの芝生広場を眺めながらのティータイムは絶品の鳥肌モン。まさにカーネルサンダーのブレークタイム。
やあね。
いっぱいのオヤツに黄色い可憐なお花。なんていうドリーミングな光景が展開しているのかしら?。
弱ったわ…。アタシったらこんな幸せな光景に出くわしたこと…今までになくって…グ!(ここでまたもキラ光る涙。さっき目薬)。
だとしても、こんなお皿って、昭和50年代を代表する装飾ですわネ。
今の時代はソッケなくもクールなシンプリ嗜好のデザインが人気ざます。
とはいえ、こういったゴテゴテの皿飾り、絵飾りもタマにはよろしくてよ。
オーッホッホッホッホーッ!!!(きっぱりと勝利宣言!。でも、一体なんの?)。
やはり、イッチャン目を引くのは紅一点か。
あるいは隣のゼブラ柄の風呂敷包み?。
中には何が入っているのでショ。
きっと甘いもの…。もしくはアタシを甘い気分にさせるもの。
でなければ、きっといつかは辛いもの。
だって…それって人生っぽい。
▲りんごとクリームチーズのパン
280yen
これかあああ~。白丸コトリパンの天敵、赤丸りんごパン!。
見ているだけでも嬉しさ満点の紅(べに)なパン!。
見た瞬間、誰もがハッとしてコレをトレーに乗せ一気に走り出す。
それほどマッハな破壊力を持つこのヒト誰、な感じ~。
深紅のブタマン?。大恥かいた栗まん?。
アーアー、何だか分からないー、いつでもどこでも分からないー、になんなくて良かったあ~!。ちゃんとパンなんだよコレ、って書いてくれてあリャがとー!。
ベーグルほどの固さはないとはいえ、かなり食感は近く、ベーグルが鬼の目にも涙、的な慈悲を持った時の一過性的な柔らかさがあるっていうか…。
何言ってやがるコイツ。オーイ!誰かコイツをつまみ出せッ!!。
パンの中には小さく刻んだリンゴの甘煮。それはネットリとしたクリームチーズにいだかれて…。
とはいえ、チーズの味覚はほとんど感じられず、白く甘いクリームといった印象ラ。
とはいえ、おいちい。だからベニーマイラヴ。
これは割ったゆで卵。そう云って一体何人が信じるって?。
せいぜい1人か2人だろうよ、そんなもん。
しかし、コレの生地はふにふにと柔らかめ。チーズ感なしのクリームチーズとは相性もイイ。
食べやすいってこと。思わず2個はイケちゃう~。
クリームにチーズ感がないのは、砂糖投入で甘さの方が勝っちゃたからかもー。
そういう意味では改良の余地アリだニャ!。
にしても、このパンの赤い着色は何だべぇーか。
ピューレで着色した場合は程よい酸味が出るよねヘ~、グランベリーとかラズベリーをピューレにしてるわけだからサー。
酸味はなかったから、たぶん食紅ではないだろーかー。
▲白いもちっとチョコぱん
220yen
このパン様、名前に偽りなっしんぐ!。
白いもちっとした生地にチョコクリームが繊細な柄模様を作りなギャら生地に練り込まれ続けること約○○年!、みたいな。
モチッとしててもクチドケがいいし柔らかさも心地イー。モチモチしすぎないとこが旨さの鍵だネ~。
生地に練り込まれたチョコは甘さ控えめ、ベタベタもしてないし、気にならないチョコといったタイプ。
▲ミニシナモンロール〈NEW!〉
180yen
ヒッジョーにチッこい!。なのにNEW!だとかいっちょ前のことを云いおって!。
ええい、こざかしいッ!とばかり怒りに任せてトレーに乗っけちゃったなんて案外やるじゃないキミ、いくつ?。
チョットだけシナモンロール食べたい時は天の恵み。シナモンは控えめ、デニッシュ生地は油脂感あれどもバターの強さなし!。
だから実に軽いタッチで食べていられるヨーン。
表面にはシナモンロールお約束のアイシング(粉糖を卵白や水で溶かしたあと練ってペースト状にしたもの)で雪の結晶を思わせるペイントがなされ、見ている者たちを有頂天ピエロにさせることウケアイだ!。
アマアマしゃりしゃり、瞬時に3口で食べ終わっちゃうナ~。満足したいチトは5個くらい買った方がいいニョら。
▲プレミアムプレッツェルクロワッサン
280yen
フツーのクロワッサンとは、ひと味もふた味も違うパンだべ。
万が一、目を閉じて食べる習慣を身に着けていたとしたら、間違いニャくサックサクの香ばしいバタートーストを食べているのだ今ワタシったら、とカン違いしてしまうことだろネ!。
クロワッサンといってもシツコイ濃厚さはなヒ。
バターは効力を存分に発揮してて、パンの表面は十分なサクサク感があリュ。
ただし幾層もの重なるパン生地の一枚一枚はやや厚みアリ!。
だからキャ?!。トーストってるって思えてしまったのは!。
パンの内側は、ややしっとりタイプかい?。だね。
マ、ひとことで言えば、コレは塩気が効いたライト感覚のクロワッサン。
表面の焦げ模様もハイカラ、食欲をそそるのでー、アッという間にペロオリと食べてしまったヨーン(合間にアイスコがぶ飲み!)。