カスツァードめし470

五反田駅前から317号線(通称ミイナ)を五反田駅に背を向けヒタ走ること約6分や7分など!。
脇をチラ見したら裏路地にこのゆるやか~な坂が目撃されるんだべっち。

一度見たら決して二度と間違いなく断言出来るほど脳裏に焼き付くこのイラスト。
7025って何だべ。五反田で7025番目に出来た飲食店ということなんだろうか。

ああっちゃあぁ~、なんか見上げりゃ一瞬リゾート地のレストランてな佇まいッ。

紅一点「フランクリンアベニュー」が効いてるネ~。
ソテツでなくワシントンヤシかなんかだったら高級リゾート演出にもっと貢献出来たかも~。

店構え左手の階段をしずしずと上がるボクちゃんたら妙におすまし顔、って何故?。
バーガーとサンドイッチのお店なんだけどー、壁のタイルったらナポリはマジョルカ島の焼きプレートってナジェだー。これってピッツェリアの定番じゃんか~。

階段からチラリホラリと見下ろせばだネー、宅配バイクの荷箱が印象的ッ。

はぁひぃふぅ~、と軽く肩で呼吸を整えながら2階入り口前にたたずむこと約20秒。

右を見やれば、こげな光景ッ。お掃除行き届いてるわネッ。
奥のドアはきっと従業員専用なことなんだわ。

シマズヤマ?。何だべ。

入口ドアを開けたが最後、右手のレジあたりから「いらっしゃいませ」の明るい声の洗礼にドギマしつつも、くじけることなくクチビル噛みしめ光が導く方へとコマを進める。

美しき6月の日差しに映え映えな庭の緑樹ッ。
左手に積まれた薪を加えりゃ「ここってバンガロー?」な雰囲気がたまらないやら驚くやら。

この磨き上げられた丸テーブルが光の反射を受けてるサマはどーだ。
なんちゅうーリッチ感ありありでないのー。やあね。

さらに奥へとコマを進める。お庭は狭しといえども遠からじ、って感じ?。
それにしても、手入れが行き届いてて好感度は乱れ打ちといった塩梅か?!。

開店25分後で店内お客サマの入りは7割といったところ~。
店内はコの字型で、テーブルはL字部分のみに配置、って何だそりゃ。メッチャ分かりにくいやんけ~と嘆き悲しみながらも本棚前の丸テーブルに案内されるッ。
アラまあ、インテリジェンスッ!。

ボクちゃんたら店内の席が一望できる席に陣取ったの~。調理場を囲むカウンターにはさっきまで外人客が3名居たデ。
この左手にもう一つ部屋があるんだけどー、お客様ワイワイで撮影キビシー。断念ッ。
ちなみに、カウンターの真正面が庭ということになんだネ~。

▲ゴールデンブラウンオニオンバーガー
パティをラージ(149g)に変更
1910yen
来たああああーッ!。
待つこと約8分、外のロゴのイメージ同様、シンプルで明るい皿景色ッ!。

オウゴン色っちゅーかベッコウ色っちゅーか、とにかくウマゲ!。
マッシュルームとチーズが生唾ゴックンチョだべ。
添えられたパセリがなーるほろ!。このお店が老舗だってことを物語っちょるばいッ。

バーガー自体はやや大きめ。バンズがふっくりとしてて大きく見せる演出に一役買ってる。
垂れるチーズの図って最高!。臨場感丸出しッ!。これ絶対垂れてなきゃイヤなやつラ~。

何とも香ばしい香りが食欲を満たす前から満ち満ち!。
このバーガーの最高最大に見せ場なのは、まずゴールデンチーズ。
しかしてその実態は?。
本当の主役、実はチーズの下にわんさかと潜んでいるアメ色になるまで炒め上げられた玉ネギなのであったぁーッ!。

このお店のバーガーの食べ方は、両手で真剣白刃取りっちゅー定番スタイルなんぞではニャく、ナイフとフォークでお上品にいただくスタイル。
何でかって、日本で初めてのハンバーガー屋さんだったわけだからー、当時はバーガーもナイフォで食べるスタイルが常識だったんでニャーか。洋食ってそーなんだからー、みたいな。
その名残が今でもってことキャ?!。

正直に申し上げますると、ヒッジョーに食べづらヒッ!。むにむにッとナイフォ入れるけど切りにくヒッ!。
もッ、もどかしヒッ、
ひええええええーッ!!!。

次々にムッシャムシャとかぶりついていけたならー、どんどん冷めてく非情な時との勝負に挑まんでも良かったものをー!。
だけど店内半分を占めるマダムグループの方々ったら皆ぃんなナイフでおすまし顔なんだから~ん。
そ~か~。ここってバーガー好きだけど人前でかぶりつく姿なんてお見せ出来ませんわってマッダームな人々の巣窟なのかもしれなヒッ。

もーの凄いコクと旨味でふ。アメ色の玉ネギの甘味、わずかなコゲ味、その何とも言えないねぇっとり感がとろっとり感のチーズと組み合わさって衝撃の洋食ハードロマン!。
主役のパティーは100%ビーフでボリューム満点!。上記の曲者らをもってしてもパティーの主役の座を奪い取ることは出来なかったー!。

ザ・タマネギな煮込まれまくりソースの塩気だけで充分ではあるけれどー、やっぱアジヘンしたいのヨ。こらえきれずにケチャップとマスタード投入ッ!。
これってシェフがムッとする行為かしら。
やあね。

でもでもだって、新鮮さのお手本のよーなタマネギ、トマト、ピクルスを乗っけるにゃーケチャップとマスタードは必須のマブダチなのよネー。

ドシャキシャキの極地!。
このお店の主役は間違いなく生野菜だべ!。あまりの新鮮さ、傷ひとつない野菜への愛情に目を剥くばかりだべ!。
新鮮さをフレッシュさで包んでもなお高みを目指す野菜らオミゴト!。
もしかしてマッダームらの本命ってコレなのかしら~?。

丸くってフワォワァッっとしてんでしょーが、このバンズはねぇー。
トーストされてて甘味あり、サクッっとした軽いタッチのパンだネーンだ。イロツヤ良しで正にハンバーガーの理想的バンズだヨーンだ。

小雨の中、翌週もコチラへ再来店。ワンパターンながらもう1種食べて写真撮っとかないと1記事完成しないからだもーん。
1時間ずれてっけど店内こないだとほぼ同じ入り。まったりとした人々の雰囲気に「ご近所さん」らのナニゲな連帯感のよーなもんを感じるヨーン。

▲フランクスバーガー ミディアム
パティ112g
1600yen
今回は妙にベジタボーなルッキン’なるハンバーガーだス。バンズの上にしっかり焼かれた噛み応えも弾むパティ、その上にグリーン明日パラがんばろう的なヤツ、さらにモッツァレラチーズ。
相変わらずだネー、完熟果肉にして歯ざわり壮快なる不思議トマトの深紅が衝撃的!。

見事に加熱されスローモーシオンで皿のヒンヤリを目指すモッツァレラ。
なんかグリーンアスパラの影響か妙に緑がかって見えとるジョ。
パセリの下の白いヤツは玉ねぎにかけられたタルタルマヨ。酸味と甘さが絶妙なドレッシング風のクチドケ。

サラダ的添え物としてバーガーの横に放置されてまんがなーのトマトにオニオン、そしてピクルス。
なんかピクルスがショボッ。ゲージツ的な薄さはどーだ?!。
むろんパセリは食べまへん。今まで生きてきて食べたことニャいッ。匂い嗅いだ段階でノーサンQだべ。

脂っこくなくって食べやすいパティ、それをオブラート的に包むミルク感たっぷりの上品モッツァレラ。双方の絆は深く、ボクちゃんは底が浅い。
それが証拠にグリーンアスパラは火が通り過ぎずシャッキシャキ。
そういった者どもをだナー、テーブルに設置され果てている塩、黒コショウ、ケチャップ、マスタードなんぞでいぢくり回してだネー、お好みでアジヘンしまくりーのがたのぴい!。
総論としてはだヨ、このお店のバーガーは全く胃もたれせずに家路を辿れるしだネー、バーガー食べたことを忘れ果てるほどだー。アーアーア、全くそーだったー。
完