カスタードめし179
今日はグッドなスプーン、グッスプにピザを食べにやってまいりまヒたー!。
10時46分、気温31度。湿度が低ければスガスガしー秋の日なのにナー、などと軽快なスキップ走行にあわやのかげり。
着いたジェ。
此処は東急東横線の高架下商業施設だっぺ。数店舗の店構えはイキイキ。
鉄道用地活用が比較的成功してるよーに見えるニャー。
グッスプは武蔵小杉駅と新丸子駅の中間地点に位置しとりまフ。
川崎フロンターレの公式グッズショップ「アズーロ・ネロ」&公式カフェ「フロカフェ」のある南部沿線道路の向こう側正面の道をまっしゅぐに進むとあるネーン!。
開店11時。それまで高架下に沿って見慣れない通りをプ~ラプラ。
なんかサイトのクチコミを見るとサー、とんでもない接客態度だとか酷評がいくつか乗ってて、
此処に行こうかどーか、しばし悩んだんだよおー。ピザに惹かれて善光寺参り~で意を決したワケだけど。返り討ちにあって不快な思いをしたとしてもピザ食べてみたいからイクー。
ごっつい金属スプーンの光沢がイイねヘ。ピッカピカでなくイブシ銀ラ~。
すっごくインパクトのあるネームプレート、というか美術的要素も高いオブジェだべ!。
などと感心しながらインスタ映えハンパないコレを撮りまくっていたら、
突然、アルファベットにライトイエローのネオンが点灯ッ!。
エッ、まさかマジ?!。スマホの時計見ると11時ジャスト!。
そうキャアーッ!!!。なんちゅうニクい演出をするんだ、カームデザイン!!!(店舗設計デザイン会社)。
このたたずまいを見てると、サイトの悪口イメージとは程遠いクールさがあるっぺな。
決してBADスプーンなんかではない、と。
さてと。
では運命の評決に向け入店するジョ~(全身に悪寒。だけどヤラセ)。
オブジェ壁面の右サイドでシュ。テラスになっとりまフェ。イー感じ。ただし席からのストリートビューは期待しちゃイカンね~。
今後、秋のスガスガシー空気を飲むことだけ味わってくだシャいネ。
つつつ、遂に重いドアを開け入店ッ!!。すかさず若い女子が歩み寄り
「何名様ですか?」
と丁寧で誠実な様子の接客。ホッとして約1名ではあるんだ、と回答。
にしても、ステキなパリのCAFE、イタリアのCAFEみたいな店内。
イーじゃん、イーじゃん!。
開店直後でお客様は当然ボクちゃんだけヨーン。
オブジェの真裏にあたる4人掛け席が最奥。その手前の4人掛け席を奨められたハ。
日の光が柔らかく注ぐステキな窓際。ガラスの向こうはテラス席。
ドオリンクバーやってるって。200yenで。ほんだらソレに。
う~ん!デトックス水があったかあ~♪。ここはレモンの栄養成分を水に溶かしてるわけなのネ。ステキなフレーヴァーウォーター!。
それ注いでピーチ飲むことにするわ。だってアタシったら生まれてこのかた、ずうっと呪われてもいないピーチっ子なんだもん。
熱中症でバタバタ人が搬送される近年日本の夏。まさに緊張の夏よね~。
こういう飲み放題、がぶ飲みし放題のお店ってホント助かるべ。
本日も7杯飲むことを目標!!!。
おやまあ、なんて独創的デザインのスプーン、フォーク、ナイフなんざんしょ!。
全くもってチャップリンの「モダンタイムス」を連想しちゃうユニークもの!。
日本の飲食店では珍しい欧米レベルのハイセンスざんす。
着席から数分後、サラッと可愛らしいサラダが目の前に!。ピザセットやパスタセットにはコレが付いてくるのだハ。
このサラダ、小っちゃいのに実力は相当なものでヒたヨー!。とにかく美味しい!。
冷えたシャキシャキの葉もの、味わい深いポテサラ、歯切れいいコーン。
そして驚きの、白いサラダ豆が下からワラワラ!。すがすがしいドレッシングにからめて美味しくガツガツ頂いちゃいまスった!。
▲シーフード・ジェノベーゼピザ 1280yen (ドリンクは+200yen)
〈ジェノベーゼソース、シーフード、パルメザンチーズ〉
ドリンクバーからピーチジュースを注いで席に戻ると同時、待望のピザ!。
注文から10分かかったかどうか。早いニャ♪。
お皿を引き寄せると温もりあり。
ピザは一見してボリューム満点、ゴロゴロと転がるイカの切り身が食欲をそそるッショ?。
イタリアでは遠い昔、ピザは貧しい人達が食べる平たいパンだったそーな。
いわゆるストリートフードってやつラ。それが今では世界中で愛されるPIZZAへと変貌しちゃったんだからネ、チンパンズィーらの開いた口がふさがらないのも大いに納得ぅ~!。
中世のドラキュラ伯爵が食べると似合いそーなピザ生地の中世イメージ。
歴史の重みを背負う重厚な生地の質感!。
ところどころ生地が窯の中で破裂した跡の黒コゲ丸もシブい。
これらを見ただけで、この店のピザがいかに本物かが食する前に分かりまシュ。
香り立つ緑豊かなジェノベーゼ。
本家イタリアのジェノベーゼ、その色は茶色。日本では絶対的に緑。
抹茶大国だからか?。ウソウソ、
日本はソースのメインをバジルにすっからネー。付け足しでニンニク、松の実。
イタリアは、ななな何と牛肉がメイン。それに数種の野菜を加えてソースを作るのでッス。
おおおおお~ッ。よくよく覗き込んで見るとイカの合間にキュートなアサリっぺが。
さっそくピザをば試食!。
おおッ!。ピザ生地は、柔らかというより“たおやか”。
たおやか。
その意味は、しなやかで美しい、やさしい。まさにそんな感じ。モチモチという表現よりもモーフモフが適切。
これまで食べてきた男性的イメージのピザ生地とは違う、どの店より女性的イメージの濃いモノだあ!。
パルメザンチーズも味わい深い!。この店はチーズを得意としてっから。ガラス張りのチーズ工房も店内にあるもんね~。
イカもアサリも柔らかくて美味しい~。どちらも火を通し過ぎないのが柔らかさの鉄則。
このイカはモンゴウイカ。肉厚だけど火の通りが早い。どんなイカさんにも火を通すのは90秒がベスト。
アサリが生臭く仕上がっちゃうのは水の段階から煮始めるから。熱湯に放り込めば臭みなし!。
しなやかでたおやか、モーフモフなピザ生地にジェノベーゼの思わせぶりな誘惑。
嫉妬で割り込むのはイカぷりとアサリぷり。
シーフードの味わい。至福のひとときだあ~。
刻々と時が経過。ピザはどんどん覚めてゆく。お見事ピザはそれでも美味しく頂けるもの。
固くなり始めても、それなりに別の美味しさアリ。時の味変つーか。
冷やご飯がおいしー時あるやんケ。ああいうやつネ。
たまげるでよ。腰抜かすでよ。
ここのジュースめちゃ美味しい!。
試したけど、ピーチもアップルもアセロラも、どれもこれも歯がゆいほどギリギリと美味しい!!!。
このピザは直径20cmってとこだけど、けっこう食べ進んでるとズ~ンとくるネ。
軽食じゃなくってメインランチで男共もイケちゃうジョ。
ジェノなだけに緑の小皿でコーディネヘトを狙ってみた!。
そんな気になるのも、テーブルの傍らに重ねられた小皿が色とりどりだから。
さすが女子御用達のお店。入店から30分、次第に奥様達が続々と入店してきちゃったああああああああああ!。
ジェノベーゼ好きな人、女子に多い印象あるある。
男どもと違い、女子は栄養に敏感ニャのラ。バジルの主成分には栄養がいっぱい。
βカロチン、ビタミンK、カルシウム豊富。加えてオリーブオイルとくりゃイケイケ。
とはいえ、ジェノベーゼパスタの方に行っちゃうよね、女子は。
ピザは後手に回る。
ここのピザ生地、たおやかって云ったけど、見て見て!このオフトンの巻き具合!。
バキビシなく、しなやかにス~ッと巻けまスた!。オモチか、アンタ?!みたいな。
▲スモア風チョコレートケーキ 580yen (税込638yen)
スモアって焼きマシュマロをチョコレートとかビスケでくるんだやつのことだっぺ!。それ風ってことは、そんな感じのケーキでシュよー、なわけネ。
面白い。もらおうじゃなヒの。
食べたら美味し過ぎて、思わず「Some More!」(おかわり!)って云っちゃうとこからスモア(S’more)になったとか。
パックンチョしたらビックリ!。固ったーいチョコのコク、旨味、スゴすぎ!。
これぞチョコ!これぞチョコレートケーキ!。
ガトーショコラに焼きマシュマロってなかなか小粋DE生意気!!!。
寄り添うレモン色のクリームも、ほのかに甘くて苦み走った夫を良く支える恋女房だス。
ノンシュガーのアイスコーヒーでガッチョリ頂きまフェた!。
よーするに、サイトのクチコミ悪評は悪意ある営業妨害と判断したジェ。
ホントにそーゆー経験したってゆーなら全否定は出来ないけどネー、常識的にかんがみて、この店の方々にそういうことはないナー!と強く思フ。
百聞は一見にしかず。サイト情報は大事!。それより実体験はもっと大事!。
お勉強になったチャン!。また是非来まーシュ!。
お店の得点ポイント、マルッと合格!!!。