カチチャアドめし274
やよい3月散歩道。花粉症半額セールの本日も風速4mにて目はショボラ~。
「だから何なんだよ、アア?」
と7色虹色ベロダラがボクちゃんを見下し
「ベロレレレ~」
フンだ。ボクちゃん今から田園調布駅に降り立つことにシュる~。
なわけで、たちまち田園調布駅降臨ッ。目指すはペリカンコーヒー。
駅から徒歩90秒弱?。10代の屈強な少年~青年なら20秒という金字塔?。
どうだろ。分かんない。
何で「ペリカン」?。
HPの説明読むと、地域住民に親しんで店名を呼んでもらいたいから、って書いてあるジョ。
そーかな。
星の数あるアニマルの中から、体重10キロ、全長170cmを超えるペリカンを親しみやすさ筆頭同心に選ぶとは。
ちっちゃい子とか親しみにくくないだろーかー。
マ、ペットに出来る動物らしーから、フランキーっちゃーそーかもネ~。
駅前広場の正面片隅、人によってはこの建物、「掘っ立て小屋」だとか「バンガロー」だとかに見えるらしー。
マ、無理からぬだけど、見方によっちゃー無頼漢で大変よろすぃ~💛。
なんせモダンハイカラな駅前建造物に「そんなん知らんがな」でソッポ向き~なんでシュから。
ともあれ、ここに幸あれ雨あられ、店内に入りまスた。
こんなクールドライな光景が展開しとるジェ。
都会的?…。洗練度100%を30ほど切るのは場所柄か。
朝7時半から夜の7時半まで、週に1日の休みもなく営業を続けるガッツさ&けなげさ。
そらぁ~誰だって応援したくなっちゃうジャンけ~。
自分の心のよりどころ、心強い味方を閉店させてなるものかー!だヨオ~ン。
よく「地域密着型のお店」とか謳ってるSHOPがあるけど、「地域密着型」って生易しいもんじゃないよねヘヘヘ。
たゆまぬ努力が要求されるのニャニャ~ン。
ボクちゃんたら、ポンポコ腹たるまぬ努力しとらんやんけーい。
写真のカウンター席の真後ろが注文レジ。
階段のぼってチョックラ大人気の二階を眺めてみたら半分満席、しかも良い席はことごとく空いておらず。
仕方なく1階の土蔵扉の前に陣取ることに~。
ここは2人掛け席。真隣に使用済みのトレーを片付けるコーナーあり。
オーダーしたものは席まで運んできてくれるけど、返却はセルフなのでス。
若い女子が重たいトレーもって二階まで階段しずしず上がってく姿は涙を誘うジェ。
▲チリビーンズとバターミルクコーンブレッド
1210yen
なるものをオーダーしましたのオホホ、やあね。
入り口立て看板のメニュー写真でオイシソーなのを選んだつ・も・り。
映画の中で時々見受けられる、アメリカの皆はんがサンクスギビングデーなんかにモグモグしてるコーンブレッドとやら、一度でいいから食べてみたいヨーン!って常日頃から思ってたわけだし。
▲キャラメルラテ
715yen
かわゆいラテアート描いてもらっちゃったああああああああああーッ!。
しかも2色刷りはこの世に生を受けてから初の体験だったのだーッ!。
茶色の一番下の部分、明らかにビーチボールを鼻先に乗せたマッコウクジラが描かれている。
こういった手の込んだラテアートが描けること、それがみんなに高く評価されている点だと思う。
この角度でラテアートを眺めてみると、
ビーチボールを鼻先に乗せたマッコウクジラは、
これから目の前の3つのアーチを潜り抜け、
一番右端のポール上のスイッチを叩きゴールのタイムをレコーディングする段取り
なのだということが容易に見て取れる。
ハート形の白い波しぶきなど心憎い演出もなかなか。
近年、日本のカフェでよく見かけるようになったランチプレート形式。
カフェを利用するお客ハンの大部分が女子であるため、このよーにヘルシーな野菜盛りだくさんプレートが主流になったわけなんだー。
ホントに全くそーだったー。
マ、お店側にすればヒトサラだから食器洗いが簡単、人不足の特効薬。
ゆえにスクエアより面積の小さい丸型が人気。洗う面倒を考えれば仕切りのあるランチプレートは論外ってわけなんだー。
しかし。
目の前に土蔵の扉があるのは心地よい緊張感がございますわねホホホ。
悪さをしてお仕置に暗い土蔵の中にブチ込まれた経験のある方、おそらく大半だと思いますのよホホホ。
ペリカンコーヒーという小じゃれたカフェの中に江戸時代か明治時代の土蔵キャ?!なシロモノ。
なんとも愉快。なんとも痛快、鬼気快快。
もしやして、土蔵の地下にはモンスターペリカンが?!。
ハッ!。
もしかしたら、扉の向こうは土蔵じゃなくってただの部屋なのかも。
それではさっそくコレをいただくことに致しますわねオホホ。
この店は開店から閉店まで一貫して混みまくり。人が途切れることが無し。
ただいま中途半端な14時20分。それでも周りの空席はわずかにカウンター2席のみ。
ズバリ結論、このコーンブレッド非常に美味!!。
美味しさに感動スまスた!。
名前の通りにバターとミルクがたっぷり使われてる。トウモロコシの粉で焼かれたパンだからパサパサしないでしっとりしてるヨーン。
生地に甘さもあるしパンとケーキの中間のよーな食感が新しい!。
表面の焼き色もいいし、特に縁部分のスーパーしっかり焼かれて出来た焦げ目はステキなカリカリ加減で見事な出来栄え!。
このプレートのWメインはコーンブレッド、そしてこのチリビーンズ!。アメリカでは最強の組み合わせ、素朴な料理としておなじみ~。
チリビーンズは、トマトソースでじっくり煮詰めた挽肉に赤インゲン(キドニービーンズ)がたっぷりで、旨味が深いッたらありゃしなヒ!。
スプーンを入れてかき混ぜてみましたッ!。アヒッ!。
たちまち現れたるはお豆さ~ん、キャアすてき~!。
ミートソースに近い味わいだけど、パクチーや紫玉ネギのみじん切りが彩られてて味のアクセントになってるジェー。
さらに、とろ~りな生クリームもライドオン、かき混ぜて召し上がれば湧き上がるクリ~ミ~さ!優しい仕上がり!。
夢中でパクパク食べ進み、アッという間に消滅!。
バランスのとれたランチプレートは実に心地イ~。
喫茶店とカフェの違い、の一つに間違いなくランチプレートの有無が挙げられそーだがや~。
新鮮な野菜は、フリルレタスにロメインレタス、ベビーリーフにカイワレ。それに加えてキャロットラペも参戦。
酸味の弱い、さっぱりタイプのドレッシングが掛けられてて食べやすい。ラテとの相性もソフト&ソフトでバッチグ。
にんじんラペったら酸味と甘みのバランスおみごと、歯ざわりだってシャキシャキしててさわやかだぁぁぁ~♪。
コーンブレッド単独摂取もイー。だけどアジヘンを夢見てコンブレにチリビを乗っけて食べるのは、ウッヒャア~、いいこと、いいこと!。
だって、コーンブレッドの甘さが抑えられるし、お食事してる臨場感がまさにクライマックスを迎える実感あり!。
リピ確定のヒトサラなのでござひましたッ。