カチタアドめし243
旧東海道、ミハラ通りにある【クレセント&モーリー】にやって来たのは10時頃。
開店時間から3時間経過。前は6時開店だったんだって。
職人さんたら、一体何時に寝て何時起床なのでしょホ!。
この佇まい、オサレ。ブリティッシュ・スタイルとでもいフか…。
右手の窓の先、オブジェの左腕が見えてリュねー。
心ときめくですヨーン。初来店だからーん。
入口は入ってすぐ、テーブルの上に愛らしいミニチュアのパン。
確認しなかったけど、まさかの本物なんてことないよネヘ。
ちょっとまあマア!
ドンビキするお高いパンがズラリですわねー!!!。
聞けば、イーストフードも酸化防止剤も、
乳化剤も、おまけに臭素酸カリウムまでも、
一切使用してないパンだっていうぢャないのホ~!。
健康面重視で作るパン、何かと苦労がありそーネ。
お高くっても仕方ないザマスの。
そザマス。
さわやかな真夏の朝、すがすがしー青空をバックにすると
断然映えまくるであろークレセントとモーリーでショ。
はて。どっちがモーリーで、どっちが???。
レジの女性に聞こうかナーとも思ったけどヤメたあ~。
分からないでいる方がミステだもんニャー!。
自分的な理屈としては、飼い主がモーリーかなー。
だって、人間の名前とかアダナで、クレセントはないんでない?。
イヤ、待てマテ待て!。
この人のヘア尖ってるけど、
もしかしてソレが三日月のよーだ、ってアダナの由来とか?!。
う~ん悩むフ~!…やっぱ聞くべきだったかー!。
テラスがチラ見えしとりまっス。
テーブル2、イスが4だべ。
お店にいる間、2組の飼い主さんがそれぞれ愛犬連れてこの窓?、ドア?から入店してきてまスた。
それもそのはず、ワンはパン売り場には土足厳禁という掟。
ココからならダイレクトにイートインだもんネー。
この二人の右手に売り場へのドア。
二人の前の2人掛け席に、ボクちゃんのパン乗せトレーが見えるネ~。
この席からはガラスを通して売り場の全貌が丸見えでフ。
▲ホットコーヒー
313yen 外
半熟卵のオツムのカラがニャい。オーダー時にこの状態で出してくれるのラ。
ありがチャーだよ。だってボイルドEGGのカラ剥きって
ぢごくでないですか。
パンに含まれてる添加剤で、特にキケンでメジャーな代表格はマーガリン。
あとは、合成甘味料、合成保存料、防カビ剤、ショートニング…etc。
マ、欧米に比べて、日本は考えられないほどコーユーのに対して
規制ゆるゆるなんだってネー。
分かっていながらも、ついついそんなこと忘れてパクパク食べまくってる自分がコワ。
こんだけ買いまスた!。
お目当ての一つだった真っ黒なカレーパンは見当たらず!。
泣きじゃくりながらお店の人に聞いたらね、ソレは夏限定だって!。
どぼじてッ?。灼熱の太陽で焼いて真っ黒にしゅるから?。
ガックシ。
しかし、狙いのノリパンと三日月あんぱんはキープでけた。
お情けの配布ざます。お目こぼしざあます。
ところで、お皿の手前あたりに白いのが点在しとりまフね?。
半熟卵に付けよーと、ボクちゃんが塩振りまくったのヨ。
そなのヨ。
▲タルティーヌ海苔パルメジャーノ レッジャーノ
399yen 外
パルメジャーノは聞いたことある名前。レッジャーノって?。
コレは初めて。パルメでありレッジャでもあるの?。
一挙両得な?。もしかしてボクちゃん得したの?。
▲半熟たまご
86yen 外
ここここ、これはああああああッ!。
このパン固い!。
そ、それはハード系ってことでイーにしても、乗っかってる海苔も固ヒッ!。
自分の上下の歯で縫物をしてるよーに海苔糸を操る、ッて、
ム、ムリッ!!!。
操れニャアーッ!!!。
パンと一緒に海苔をほおばる。
バリバリ、という音。噛み始めるとジギジギ、ザギュザギュに変わる。
ウ。
コーヒー飲もうとするもヤメ。コーヒーは合わなヒッ。
しまったあああ!。水くんどくの忘れてたああああ…。
口の中でダンシングしまくりの海苔!。てこずるヨヨーン!。
舌の口内炎、3日前に治ってて良かったあああ!。
激痛でのたうち回るとこだったキね。
白い破片はミモレットチーズ。
コレがこのパンにホノカな塩気を与えているのだネー。
さっすが海苔のメッカ大森の、海苔のメッカ美原通りの名物パン。
かたくなな味、忘れまシェん!。
▲ベジタブルチーズサンド
490yen 外
新鮮な野菜が口の中でシャキシャキ!。
さっきの海苔のカタキをこれで討つ的なリベンジが完成ラ!。
特にニンジンラペが秀逸!。ほのかな酸味、さわやかなマイルド・テイスト!。
うみゃいッ!。
ベーカリーイノベーション研究所販売の天然花酵母を使って作られる当店のパン。
もちもちしててシットリ!だとオーナー様。
しッ、しかしッ!。ボクちゃんにはソでもなかったあ~。
▲三日月くりあんぱん
307yen 外
大田のお土産100選に選ばれたという一品だそーれすネ。
こぶりでしっとり生地。
コレは確かに、天然花酵母のしっとり感が前面に出とりまス。
クリあんはホノカな甘さ。やさしい食感。
しっとりオクルミ生地の中、モエ~な粒あんBABYといったところ。
んでもってネ、天然花酵母の花っていうのは、大田の区花である梅のことなんだヨーン。
大田のお土産100選に選ばれるのもトーゼンだネッ。
この角度だとクレセント形がよく分かりますわね。ステキですわ。
まあね。
パンの背中には非常に分かりにくいけど当店のロゴ。
目を近づけないと、焦げ目にも見えてしまいましたのワタクシ。
くりあんではない三日月あんぱんの方のアンコは十勝アズキを使用。
花酵母は天然素材の米麹!。健康に気を遣う人のアンパンだネヘ~。
この店のパン生地は、すべて『ゆめきらり』という国産小麦粉使用なんだって。
それを、希少価値な座論梅から抽出した天然花酵母を使って製造。
何だかよく分かんないけど、とにかくスゴッ。
お高いの当たり前ッ。
ギョーザは中国ではお金(かつて清朝に使われていた馬蹄銀)を表わシュ。
ギョーザは三日月。
お金は増えたり減ったり。
月も見え方で欠けたり膨らんだり。
つまり、形が刻々と変わる月の中でも三日月は相当やせ細ってる?。
てか、添加物そぎ落としたパン、とみるのが妥当かニャ?!。
愛犬専用のパンもマジ販売されとりまフ。犬用のパンを販売って、この店だけでショ?。
ここお店のオサレなイートイン、立派なカフェとしてバリバリ通用しまっス!。
それが証拠にTVドラマのロケでたびたび使われているのだそー。
観たことないけど、撮影時この二人のオブジェは片付けられるのかどうか、
気にかかるのはそのことばかり。
今もこの胸に夏はめぐる、みたいな…。