味の色どり万華(まんが)

田園調布エキチカ【ペリカンコーヒー】で長嶋茂雄回想ッ!

カスツァァドめし492

今年も色んな出来事があったジェ、と誰しもが振り返りかける頃合いになってきたヨーン。

なかでも6月に飛び込んで来たニウスは衝撃的だったァァ。

巨星堕つ。

読売ジャイアンツ終身名誉監督長嶋茂雄はんがお亡くなりになられまふた。

合掌。

なわけで、本日ハイヌーン、ボクちゃんたら燃える男を忍ぶべく、おセンチ気分でここ田園調布のエキチカ『ペリカンコーヒー』へとやって来たのであったのヨン。サン、ニィ、イチ、

発射ァァァ!。

遠い昔、長嶋茂雄や中井貴一の自宅を見学すべく田園調布を髪振り乱して駆けずり回った頃の自分がたまんなく懐かしく微笑ましく愛らしく美しい…。

そんな気分になったことがあるかい?。

ボクはあるんだなこれが。それが今なんだなあれが。

カフェ不毛地帯田園調布にあってだネー、朝も早よから来客引きもきらニャー人気カフェがココなんだべ。

だのに何で『ポツンと一軒家』で取り扱われなヒのか。ふッ、しッ、ぎッ。

いかにも1階店内ガッラ~ンな雰囲気ッ。

しかしだねぇー、コッチャ側にはざっと10人座ってるんデー。

撮影のマジックったらホントすごッ。

自分の撮影テクを自慢しちゃってごめなさ~いネ~、と目に涙を一杯に溜めながら2階へ向かおーとしたりして。

えへッ。

まぶしい白銀の世界にも似ない陽光に光り輝く窓辺。外は気温13度のテラス席。

誰も居ニャあッ。

お二階ったらこんな…。こんなすかして気取った…なにこれッ。

やあねッ。

でもこれ…よくよく見りゃ1960年代アメリカをホーフツとさせる可能性さえ秘めてるんじゃない?。

待って。だとしたら前言撤回。いいんじゃない?これ。

▲ハンバーグサラダセット

1700yen

なわけでー、2階でこれらを召し上がりぃ~な感じになることにしたッ。

マッシュルームをからめたド濃厚なデミグラスソースにおくるみされたハンブァーグ。

角度を変えて考えてみるとだヨ、「肉団子ハヤシライス」とかなんとかに見えねーか?。

「一理あるネ、ウムウム」とお隣のライスが妙に神妙に頷くのを私は見逃さなかった。

キャロットラペは酸味控えめ、柔らかくって甘みが強い。薄味で食べやすヒッ。

葉っぱサラダはゴマ風味でフルーティーなオレンジ系ドレッシン’でおいぴくモグれたって話。和風と洋風の融合ドレッシン’て感じ。

サニーレタス、エンダイブ、トレビス、ベビーリーフ、そしてカイワレと種類も豊富。

隣で同じものを食べよーとしてるお人がおり、ボクは思わず立ち上がってオジサンのハンバーグとボクのとがホントーに同じ大きさ、つまり平等であるかどーかーを一瞬のチラミで決断を下さねばならなかったわけなんだ。

でも分かりはしなかったさ。無論ね。

きみだってホントのところ内心分かるもんかいッって思ってたはずだからね。

食べ始めるとソースからシメジやポォクが出てきてこんにちは。

驚いたネ驚いたネ、アア~ン?。ボクのうれしい悲鳴が聞こえたかい?。

ハンバーグの挽肉はマイルドでモエ~なる感触。

十分な熱を感じつつペロッっと完食ッ。

食べる物が目の前から消え果てた時、亡き人への思いはつのるッ。

「人を思う」と書いて「偲ぶ(しのぶ)」。

昔、「燃えよ流し目」という長嶋茂雄が登場するマンガを描いた人居たけど、連載数回目で打ちきりになってたニャ~。

ところでこのアメリカーノ、なかなか良いお味でふた。

アメリカンとアメリカーノって何がどー違うのキャ?!。

そりは、アメリカンコーヒーは浅煎りのコーヒー豆を抽出して淹れたもの。軽めで酸味があってスッキリした味わい。

アメリカーノはエスプレッソをお湯で割ったコーヒー。とはいえ通常のドリップコーヒーくらいの濃さはあるしコクもあって香り高いッ。

2階席で一番人気のある席がココだべ。3人掛けの黒いソファーがある席。

正面の窓からは旧田園調布駅舎が見えるのでフェ。

なんか北欧に居るみたいな気分になれそーじゃ~ん?。

こうしてみると、まるで

額縁の絵!!。

大正12年に建てられた可愛らしいお姿ッ。のレプリカ。

平成2年に鉄道改良工事で解体されちゃったんだけどー、地元住民の強い要望で10年後には忠実な外観で復活!。

もち今はもう駅舎としては使われてニャいッ。あくまでデンチョーのシンボル的存在なのヨ~。

ペリカンコーヒー正面入り口ドアの窓ごしから眺むる、の図。

中世ヨーロッパ民家マンサード・ルーフをお手本に設計されたんだってネ。

「田園」ってイメージからこの設計になったのでせう。

その旧駅舎からペリカンコーヒーを観る、の図。

ペリカン正面2階にある3つの窓、その左側に幅狭のマドがひとつだけ有るっしょ?。

さっき、そっから見てたのよこの駅舎を~。

というわけで、別の日になってしまい今度は満員にて2階へは上がれずー、でこんな階下の席になってスまったのホホ~。

▲スパイスポークサンドと

カフェラテ〈HOT〉

900yen+800yen

今日はパン。サンドウィッチ。

オホッ、旨そホ~♪。

まるで水気の無いミネストローフみたいジャ~ン?。

ぎっちりタマネギとベーコン、トマトの小口切りが詰まってておいぴそ~。

想像するに歯触りがウマイんでニャーだろーか。

ハイキーのマッダーム一群の興奮しきった我も我もおしゃべりマスィンガントークを背中にしょいながらー、いざ食べ始めてみると香草香る濃い味のミートソース味ッ!。

味覚に深みがあってウマヒ!。

パンは見た目を裏切って硬くニャー。

もっちりカミカミ、噛めば噛むほど小麦の甘味が歯茎を誘惑することしばしッ。

陽だまりの中で食べるミートソース味はだネー、まるで太陽光を食べている錯覚を覚えてしまうものなんだー、との誤解を抱きやすいことが分かった休日の午後だったのかも…。

見てくらはい。

秘められた中身の全容が今…。

お気づきになったかもスれまへんが、この刻まれ抜いたベーコン、トマト、玉ねぎの真下には弾力ある厚切りスパイスポークが敷かれておったとです。

それが食べ応え十分!。おいぴかった~!。

▲麹ラテ〈HOT〉

800yen

国産の米と米ぬかを使用した乳製品ったく使ってにゃーミルク!。

加糖なしだから甘酒にも似た優しい甘味がエスプレッソとの出会いを大切にしたよーなんだ。

ほんのりソフトな控えめ縁の下系だけあってガッツリなスパイシーポークサンドにゃ良く合ったァ~♪。

▲グリル野菜のマリネサンド

900yen

今度はまた後日とだけ申し上げておこーか。

こないだガッツリとポォクだったんで今度は反動的にベジタ系ッ。

肉厚ムッチリなグリル野菜の彩りにまだ見ぬ遠き春のお花畑の幻想を観る…。

やあね。

なんだか泣けてきちゃったァ~。

ウブウブ。やめてよもうッ。

ホントうぶなんだからって、分かってるわよそんなことッ。

このサンドはかなり大きい。

フランスパンに見えたが小麦の引きや弾力なし。

トーストされてっから表面サクサク、歯触りがいいヨーン。パンの内側は柔らかいんで具材と馴染んで食べやすかったネーン。

具材は、輪切りのナス、ズッキーニ、カットされた赤と黄のパプリカ、そしてカリフラワー。それらはバルサミコ酢のマリネ液にじっくり漬け込まれていたー!。

グリルされてっから野菜の甘味が増してて、焦げ目の付いてるズッキーニやカリフラワーなんかが香ばしくなっててうれぴい。

これらの下には自家製ガーリックチーズが敷かれていてメチャそれがウマヒ!。マリネ液がパンに染み込まない役目も担ってるしネ~。

このチーズったらかなり柔らかめでトロトロ、酸味まろやか、ガーリック過ぎずだからバランスがイ~♪。

▲ホンジュラス ペドロモレノ

750yen〈HOT〉

〆はクセのある初飲みコーシー!。口当たりはなめらか、シトラスの香りが風味豊かで飲みやすかったジョエ~。アッツアツのご提供でナイスッ。

▲ブルーベリーマフィンとペリカン

オリジナルブレンド〈ICE〉

605yen

そして翌週、さらに襲来は続く。亡きお方を忍ぶレクイエムのためにッ。

こんなマフィンは初めてラ~。

キノコみたいに大きい頭!。やけにボコボコしてっけどシッカリ焼けてて硬めのカリカリ食感。

歯触り良くって甘みも強く感じる~ん!。

中は、柔らかくってしっとりの生地!。

酸味控えめの柔らか大粒ブルーベリーがだヨ、そりゃもーニャけるほど一杯詰まっておりまふ!。

生地もブルーベリーも共に柔らか&しっとり!。

この組み合わせは相思相愛!。食べててマコトに気分イ~!。

しかも優しいふんわり感!。

こりゃまたモエ~💛。

最高のマフィン!。

バターが強くないんでくどさがなく、ずっといつまでも食べ続けていたい!という美しき罪びとよ永遠に!。

にしても、こりゃまたでっかいマフィンだったジェ~💛。