味の色どり万華(まんが)

蓮の華眺めて【かくら】のありがた~い薬膳カレーをもぉぐもぐッ!

カスタードめし474

紫陽花が目に染みる先月初旬、中目黒商店街をテクテク(もしかしたらヨチヨチだったかもしれない。記憶がおぼろで申し訳ニャア)歩いてたらだネー、このよーに風変わりなアジサイ的様相の花が店頭に咲き乱れてたんで思わず足を留めたのでふ。

あとで調べたら、やっぱこれアジサイ。

見た目のとーり華やかだからーその名も『ダンスパーティー』。お店はカレー屋さんみたいだったけど食事したあとだったんでその日はスルー。

空梅雨(からつゆ)のよーな日々が続くも、7月に入るとすぐ平和の森公園ひょうたん池の蓮花は例年通りにお美しいお姿ざぁますわねオホホ。

ぷっくりとしたツボミが今まさに華開こーとしてるじゃなヒのホ~。ステキッ。

猛暑気温32度の中、再び中目黒に行く用事ありッ。

で、こないだの古民家風で実は古民家ではニャいカレー屋さんのことを思い出し、とりあえずそのドアを押し開けてみたのだったー。

薬膳カレーのお店【香食楽】(かくら)。入店は開店直後の12時1分。

12時13分前、既に店頭にはご近所のマッダームと思われる人々が5名ひしめき合って列を成していたのでふ。

やっぱ薬膳とかって圧倒的に御婦人方らの独壇場ですわねオホホ。ヤローどもったら相変わらずラーメン屋で長蛇してますものアハハ。

やあね。

この壁の真下にボクちんが居るのだ。座ってて、しかもおすまし顔。

入店は6番目だったが注文は1番乗りだった!。マッダームらはペチャクチャ話し合いながらメニュー談義してっから、その合間にまんまとオーダーだべ、ケエッケ、ケエー。

目の前にはカワユラな数々の薬膳酒ビンがズラ~リ。

かくらのカレーったらスパイスやハーブ、生薬なんかを27種類も配合しちゃってだヨ、加えて大鍋で12種類もの野菜をペースト、それを1日かけてじっくり煮込んだってんだから世の中分からないッ!。なぁんてすンばらしい世界なんだァー!、アアアン!。

それに加えてコレ!、コレなんだから~ん!。「薬膳酒」!。

多種多様な効能のハーブを酒に漬け込んだ100種の薬膳酒と5種のカクテル、更には薬膳ビールまであるんだって!。

▲香食楽の黒カレー

2200yen

+白米を薬飯(やくはん)に変更 220yen

このド猛暑なんとかニャんニャい???。ハアハアゼエゼエ、でここカクラに辿り着き瀕死のハックチョン状態でこれにありついたってわけだー。

全くマコトにそーだったー。

希少な「当帰の薬」をたっぷりこんと使ってだネー、時間かけて取った出汁に野菜&果物をばプラスしたグルテンフリーのカレールーだヨーン!。

なかでもボクちゃんが頼んだこの黒カレーったら腎機能の働きを補う優れものなんニャ。身体の成長リズムを整えて老化防止にも寄与するッて話!。

もっちろんお味はドギモ抜く超爆発的な旨さ!。「薬膳」のイメージからくる「食べにくさ」のド真反対!。

今まで食べたカレーの中で一番ダントツに旨ァーい!!!(自作のポォクカリィを除く)。

野菜、生薬、鶏&豚スープでじっくり煮込まれた正真正銘ホンマもんの薬膳カレーのルーを見てチョ!。濃厚で甘口な人々がほがらかに涙ぐみながら笑い合うカレー!。

その漆黒のルーの中には、植物性油脂だの化学調味料だの小麦粉など一切見当たらないんだジョ!。

当帰(多年草。血行促進、冷え性や肩こりに効果)パウダーもたっぷり、他にシナモン、なつめ、ニンニク、ショウガ、唐辛子などの生薬(身体の元気を引き出すもの)をベースにだナー、黒ゴマや豆鼓、イカ墨で黒を表出!。しっかも、そればっかじゃニャー!。

ウィキョウ、カシューナッツ、プルーンさえも入っちゃったりしてー、マッコトこのカレーはただものではないジョーン!。

かくら恐るべし。想像を絶する健康美味薬膳カレールーばっかじゃニャー!。

この薬飯(やくはん)の驚愕すべき旨さは、たとえばオランウータン2歳が森の中で皮が剥かれたパパイヤ5kgをナニゲに発見しシレッっと全てを川の中に投げ捨て、帰宅してからそのことを母親に話し、半信半疑の母親が現場の川辺にまで見に行くと、確かに投げつけられたパパイヤで川面はオレンジ色に染まっていた、などというよく聞く話。これに類似した旨さが確実にこの薬飯には大いにある。

ボカァ雑穀米って苦手ニャの。消化不良起こしちゃうからー。だっけどココのは違ふ。そーじゃなヒッ。フツーの雑穀米とは食感がまーるで違ふッ。

悶絶激ウマーッ!!!。

華、咲きまちたネ。

じゃボクちん、安心してまた香食楽行っちゃうもん。

▲香食楽ベジカレー

1600yen

+白米を薬飯に変更 220yen

今回はコレーッ!。見た目、フツーにカレーの様相ッ。いかにも玄人が作った薬膳カレーの雰囲気と香りが立ち上ってるジョ。

改めて味わい、やっぱし超絶激ウマ、この薬飯!。殺人的猛暑を乗り切るのに無くてはならんメシだべ!。プチプチした食感が何とも愉快!。

白米、押麦、キビ、あわ、紫石米にジャスミンと黒ゴマ、白ゴマ、クコの実をプラスしたオリジナル薬飯だべ!。

パサパサ、パラパラ感まるでなし、モッチリとした重さもニャいッ。オレンジ色したクコの実の甘酸っぱさを時折の感じつつルーと混ぜて食べれば至福の悦びに気絶寸前は必須!。

このルーったらサー、中辛で食べやすいの。ソなの。んでもってネー、昆布や干しシイタケ出汁なんかが煮込まれてて味わい深いのなんのって!。ルーを噛むたびにダシの旨味が滲み出すって感じ~。

ベジタブルカレーの名に偽りなしの100%おやちゃいカレーなんよ。もちグルテンフリーでご安心~♪。

具材としても、刻まれた生昆布の食感がじっくり味わえる嬉しいオマケ付きラ~。

具材は、昆布や干しシイタケに加えてトマト、玉ねぎ、ニンジン、エノキタケ、ニンニク、ショウガなど。その他の野菜は季節ごとで選ぶそーだべ。

身体に良くっても「美味しくないとネー」なごもっとも意見を完全に納得させちゃうおいぴさだジェー。リピする人が後を絶たないのも納得だべ。

しっかりとしたスパイスを感じるとこは黒カレーとは違うニャ。店を出てから感じたのはだネー、胃の調子が食べる前よか格段に上がってたこと!。気のせいではニャー!。胃腸が妙に軽く驚くべきことに空腹感さえ感じたことだべ!。これってマジ魔法のカレー???。

ちなみに、ゴハンなしカレールーのみの注文も出来ちゃうのよオホホ、1300yenでネ~。

じゃがいも、にんじんがルーに入ると日本人たら安心して居眠りこけるのよネー。それったら時代が変わっても変わらない「こける化現象」と違うんかい。

マ、このお店は希少。オメズラ天然記念店としてボクちゃん登録決定!。

トッピングも充実しててだヨ、

田中農場の半熟卵220円、チキン3切れ300円、ポーク3切れ400円、ルー多め250円、激辛に変更250円、

だとかその他色々だヨーン、ヨーン、ヨーンとこだまするボクちゃんの美声キャワワワーン。んじゃまたプイッ。