カスタハドめし412
目黒通りをプラッコプラッコしてて大鳥神社まで来たのれす。
交差点から裏道に迷い込みプラッコ継続中、ナニゲに此処を発見。
窓に「Coffee」とか書かれてるジョエ。
カフェか?、などと呟きながら正面に回り込むボクちゃん。
メニューが出とりまフ。
マフィンだのケーキだの書いてあるジョー。
やっぱカフェなんだわココったら。
やあね。
その名も【デリアット コミュニタ】。
「デリアット」は、フランス語で「繊細な~」の意味。
「コミュニタ」は「地域の共同体、住環境に根付いた仲間達」という意味ざんす。
ちうことはだネー、このカフェったら「地域住民らの仲間達が集う繊細な、ナイーブな」場所って位置づけられてんのかもスれんな~。
したらば入ってみんべ~。
シレっと入店。この建物周り同様、店内も「THE 物静か」。
受付レジ奥のヤング極まりなき女子とナニゲなアイコンタクト発生す。
戸惑いながらも作り笑いを表現ッ。
「カフェご利用ですか、コワークスペースのほうですか?」
などとティンプンカンプンなことを聞かれ、分からないなりに
「カフェっす」
と小粋に返答ッ。我ながら機転の利いた返答だったと得意満面となる。
写真はボクちゃんが座った4人掛け席。
店内は広いし先客は2名1組だけだから独り占めもいいかなって。
アハハハン。
ア?。
レジの女子スタッフに注文注げたらだヨ、奥の壁ギター前のソファで話してたフランス人男女カップルの1人が厨房に立ってボクちゃん用のコーヒーを入れ始めてくれちゃった~。
彼女のコーヒー淹れるお姿ったら正に「デリアット」!。繊細さを絵に描いたよーな感ーんじ~。
ふわぁははぁ~っとかぐわしきコーヒーの香りが真横に座っているアアタクシのところにまで届いてまいりましたのオホホ。
まあね。
▲キャロットケーキとバニラアイス
440yen
アメリカーノ(HOT) 450yen
ケーキセットにしたから、アメリカーノは100円引きになっちゃってこの値段。
注文してから約10分ぽっちでのご到着っ。
お店の雰囲気からしてだナー、オーダーしたものは自分でカウンターまで取りに行くのキャ?って思ったら運んできてくれたのヨ。
そなの。そーなのヨ。
もふ。
大ぶりにヒトクチ。
うまっ。
パウンドケーキのよーな見た目のキャロットケーキ、米粉使用の自家製なんだネ。
米粉効果で生地はしっとり。中にはクルミとレーズンの美味しい便り。
シナモンは少し香りはするけど控えめ。ニンジンの味はしニャい。
後で調べてみたらばー、このお店は「地域住民との共同体を目指す」っちゅーコンセプトの通り、厨房スタッフも「多国籍クッキングチーム」としてプロでない人にも募集をかけてたりしてンのヨ(今なお)。
ンだからネー、コレも完全なプロフェッショナルが作ってるケーキではないのかも。
マ、そんなカフェがあっても面白いと思いまフェ。
けっこう甘めでどっしりとしたキャロットケーキ。ソレにバニラアイスを乗っけたのは非常にナイス。
バニラアイスが生地に吸収されてシットォリ。ミルキーになったことで味の広がりが出ちゃったァ~♪。
ほんのり肌寒いコンニチでもオイピく召し上がれるジェー。
▲バナナケーキとチョコアイス
480en
別の日に再来店ッ。今度はコレ。同じく米粉使用。時々グルテンフリーにすがりついたりすンだよボクちゃん。思い出したよーに。
コッチはバナナの味がちゃあんと出てるけど甘さは控えめ。だって、このお店って健康志向なんだモーン!。ランチプレートもヴィーガン御用達だったりネ~。
やっぱアイスが生地に染み溶け。うみゃいッ。
チョコアイスに乗っかってるのが口の中でカリカリ。面白い食感で飽きずに食べられるネ。
コレって意外と真冬でも食べられるかも。などと向こう見ずな思いが頭をよぎる。
店の奥右手の情景がコレら~。
コレを撮影した時、のちに右側のギターでS&Gの「4月になれば彼女は」を、自分がソファに座って歌いつまびくことになろーとは、夢にも思わなかったことだったっぺ。
見りゃ分かる さっきの情景の左手。
左端にガラス窓ドアが見えてるざんしょ?。
ソコを開けると右手と左手に共同体のコワークスペースが有るのヨン。正面を進むとTOIRET。
ソざます。ドア開けて右手のコワーキングスペースがコレ。
時々、外人さん達が数名で何やらディスカッションしてるのが見受けられるんだジョ。
手前がセルフのTEAバー。
さっき語った正面のTOIRETスペース。
壁のペイントが何だか60年代から70年代にかけて巻き起こったフラワームーブメントを連想させちゃうのネーン。
若者らは「愛と平和」を「花」のイメージに託したんだってネ~。
さっきの右手もそーだけど、こちら左側もコワーキングスペース。コッチはグッと広い。
「Impact HUB tokyo」って会員制のコワーキングスペースなんだって。
満席になってて各々がお茶しながらオベンキョしてる姿ってVERY図書館の図なんだけどー、ディスカッションの夕べとかもあったりしてるみたい。
▲アップルシナモン 自家製米粉マフィン
440en
チャイラテ(ICE) 500yen
なんだかんだで結構ココに立ち寄るよーになったのだー。
何故ってココったら超超穴場ッ。
土日祭日過激に混みまくるココイラにあってお客ハンが常に0~5名なんだも~ん。
コワーキングスペースをご利用の方々は何故かカフェスペースにゃ寄り付かず、素通りで出入りするのみ。ナジェだー。
コチラも米粉。
ヴィーガンマフィンなんてのもあンだヨ。
米粉だけあって「なめらかさ」はイマイチだけどグルテンフリーというだけで心和むティータイムが久寿玉割れッ。
とはいえ、ややノドに絡まり感あり、モグモグのあとにドリンクぐびッ、は絶対な掟。
シナモンの効いたアップル、しっとりしてて大変によろしい。GOOD!。
TOIRETから帰還しテーブルに戻る道中で目撃した情景。
壁の塞がれた欠損跡、むき出しのままの床欠損部分、どれもこれも味わいありッ。
このSILENTな情景がこのCafe真昼の日常風景なのだよ。
以前、ココは印刷工場だったんだって。ソレをイノベーションしてカフェに。
なある。何となく面影残ってンね。てのはイメージの摺りこみによるマインドコントロオル?。
いずれにせよ、夏はヒンヤリ、冬は身震い、な光景ではあるべ。
音色は期待出来ず。てか調弦してニャかった。
ギターの前に置かれたソファーと対峙してやまない大テーブルを支えているのはニャニャんと足踏み式ミシンのソレであった!。
ニブい光沢を放つソレ、日本で自国製が発売されたのが1929年。終戦後、洋裁ブームが国内に巻き起こったのが1945年頃だったそーなー。
戦後初の大ヒット商品となった足踏みミシンは1960年あたりまでが主流だったって!。
こんな形でその姿を留めてるだなんて、
あらまあステキ!。おやまあミゴト!、ですわねオホホ。
▲オレンジアーモンド 自家製米粉マフィン
470yen
チャイラテ(HOT) 500yen
またも来店しコレをばモグモグ。身体に良い豆乳をお友にじっくりと頂いちゃった~。
この日も昼下がりの入店。ボクちゃんの他にはお客様1名、愛犬ビーグル1匹+お客様1名。お2人の会話は英語。
生地に練り込まれたオレンジピールのかすかな香り、米粉独特の生地食感、散りばめられたスライスアーモンド。
お味は脳内銀幕空想図よりオレンジテイストが希薄でスた。でもまあオイピイ。
サ、帰りまショッ。レジの横にはグッズ販売コーナーが。
店内に流れる洋楽に送られてバイビィ~♪。
てか、ここの経営者って誰ッ?。
出入りしてる人々の9割が外国な方々。特にフランスな人々が多い印象ですがっ?。