味の色どり万華(まんが)

多摩川デライトと多摩川ダイナー行ったり来たりだヨーン!

カシュタードめし282

またも視てしまった真春の夜の夢!。編み籠(かご)で作られたバーガーバード(略してBB)

が起床後に多摩川沿いのバーガーSHOPへいざなってくれるといフ。

「ソなの?。ソなら行きまショ」

東京大田区と神奈川川崎区に架るブルーの丸子橋が見えるナイススポットに佇むバンガロー風な建物、ソレがデライトなのであったー。

もっとも偉大な目印である12世紀創建の多摩川浅間神社からも徒歩30秒だし、多摩川治水記念碑からは20秒、整地記念碑にいたっては何と5秒という好立地だべ!。

もちろん、東急多摩川線の多摩川駅からは2分もかかることを付け加え、このデライト周辺調査報告を終えたいと思う。  完

アニマルズの「朝日のあたる家」をソッコー思い出しちゃうこの陽だまり!。

そう、Cafe&Barデライトは陽だまりカフェなのであったー。

遅い朝この前を通るとだネー、愛犬と散歩途中のおばあちゃん達がよく店前の丸テーブル付きベンチでモーニングやお茶をしている姿を見かけるのヨー。愛犬同伴でもウェルカムなんだからネヘ、そりゃトーゼン一休みがクセになリュ。

店の入り口左側にコヤツは居る。真っ黄色のミーアキャットだべ。

本物のミーアキャットの体長は30㎝前後だけど、コレは約50cm。

ちなみにミーアキャットはネコ科ではなくイタチに近い仲間のマングース科に分類されてるんだとかー。

マ、ミーアキャットはよく日光浴するそーだから、この朝日のあたる家は絶好の住み家ではあるネ~。

開店11時に一番乗り入店スまスた。

入口入って左側のカウンター席(5人掛け)でフ。手前側のテーブル席は2人掛け席が2つ、4人掛け席が一つといった風情。

やっぱ、晴れてさえいれば全ての席に太陽光くまなく、がこの店の売りではなかろーかい。

陽光の中、赤色ケチャップと黄色マスタード容器の色彩が鮮やか。

おおっとぉぉぉ~。

コイツぁ~何とも洒落たテーブルでないか~ホレボレ~。

窓際の陽光が強く照り返すテーブル表面。ソレを見下ろしながら腰かけるボクちゃん。

木の板一枚一枚に凝った彫り物が施されてて、それが継ぎ合わされてゴッチャゴチャの様相。しっかし、そのゴチャぶりが何だかとってもTATOOなクールさを演出しててメッチャいけてるわネーン!!!。

▲チーズバーガー

1640yen

一番乗りなだけに、他にお客さんも居ないだけに、オーダーしたバーガーは15分くらいで来た。コレって早いのキャ?遅いのキャ?。

マ、ランチセットのメニューはそー多くはなヒ。

フィッシュ&チップス1種、ハンバーガー3種、タコライス、ガパオライスの6種だヨーン。

フィッシュ&チップスとハンバーガーのランチセット(11時~16時)に限ってドリンク付き。

ドリンクはコーヒーか紅茶、コーラ、ジンジャーエール、オレンジジュース、グレープフルーツジュース、ウーロン茶の中から。アータクシはジンジャにしましたの。

辛口のウィルキンソンが喉に効ッくぅぅぅぅぅ~ですわよホントにもう。

店奥の壁を眺めておりますと、マコトにバイク野郎どもの溜まり場的なイメージを持っちゃうけどーん、さっきも云ったよーに店先はおばあちゃん達の休憩所。

おやまあギャップが。あらまあチグハグ。

マ、それが川べりってもの。不可解な現象が起こるのは川べりなんだと、昔っから云われとるけんねー。

2024年の2月末をもって15周年を迎えたこのお店、そんだけ長く営んでこれたのはフィッシュ&チップスやハンバーガーの美味しさのお陰だべ。

ソイツを、今ここに試食することを誓います、モグモグしちゃうとだねー、

オオ、ヤッパいかにもってアメリカンバーガーな……

しかもリバーサイドのダイナーバーガーっちゅう~感じがモロなテイストでウッメェ~!。

付け合わせのフライドポテイトホも揚げたて、サックサクで歯ごたえが心地イ~♪。

見ての通り、くしゃくしゃタイプで引きのいい胚芽入りバンズ。ソイツが軽く焼かれて表面カリ、中はしっとり。

両手で持ち上げれば10指先にツルツルのバンズ表面が心地イイでよ。

薄切りのタマネギとトマトは埋没していて目視出来なヒものの、とろぉ~り溶けるホワイトチーズはコクがあって大変に美味!。

焦げ具合も香ばしい肉肉パテイを包み込む白いチーズが食欲誘いまくりラ~。

人気の【白いモスバーガー】の白いチーズの正体は5種チーズの配合。

すなはち、クリーム、ゴーダ、エメンタール、パルメザン、ホワイトチェダー。

こちらはヘーゼルナッツの味わいが感じられたし、アメリカンなフィーリング満載だってことから、コレってホワイトチェダーじゃないか?って結論だべ。

ホワイトチェダーチーズは、大量生産技術によって今じゃ全米くまなく安価供給出来るよーになったわけだしネー。

小さくて固いヤングなピクルスが3本付いてきたジェ。時々ポリポリやるとアジヘン極め付きでウミャア~。

それにこうしてみると何とも藩の家老といった重鎮感!。暴れん坊将軍ならぬ、まさしくアメリカン家老!。それって一体なんじゃらホエ~。

右隣のテーブルをしげしげ。

にしても……これは凝っている~。なかなかの味わい~。いつまででも眺めていられるジョエ~。魚のイラストがリバーサイドっぽくて随分とイイねヘ~♪。

このバーガー、大きくも小さくもない。ヤングギャルがペロリと食べられる大きさかもしれん。

アトクチも旨く、ジンジャーエールに良く馴染み最高なバーガーであった。

が、バーガーを包む袋であるワックスペーパーが無く食べずらかったので、お願いして出してもらったあー。その時から運命が開けたよーな甘い錯覚あり。

▲ホットドッグ

物足りずでホットドッグも緊急追加注文!。外のベンチに座るおばあちゃんと犬が注文声に驚いて振り返るほどの愚行に我ながら苦笑!。

手元に届けられたホットドッグは、何故かソーセイジの下に敷かれることなく上から柳よろしく垂れ下がりまくりの風情!。

ハンバーガーの方もレタスでなく軽く炒めたキャベツだったー。何?、レタス切らしてんの~?。

お前の追加注文はコレみたいに邪道だった!

といわんばかりの警告をヒシヒシと感じ、まさに目からウロコ、すなわち半魚人の心!。

値段はうっかり控え忘れ。HPで調べても今やメニューにさえない有様。

モハメドアリ様、お元気ぃ~?。

ちなみにコーヒーも美味しかったッス。クセのないサラリと飲めるタイプ。

飲みながら考えた。次週はこの店の目と鼻の先で耳の後方、にあるのかもしれん兄弟分の多摩川ダイナーにでも行ってみよーかニャア!、といった健全極まりない悪だくみ。

店出る時、「ア、まだ看板首にかけてるんだー。がんばってネー、ごちそーさまッ」

そしてその5日後、多摩川ダイナー入店は早くも実現したのであったー。

春らしく吹きすさぶ風は多摩川を吹き抜け、ボクちゃんの前髪を全部立て。

晴れてはいても肌寒さ爆発、風速5mで体感温度もダウンダウン。なわけで店前のテラスもガーラガラ。観光鳥が泣く始末。

入口入ってすぐの右手。窓の向こうに多摩川対岸の川崎ビル群が垣間見えてるジェ。

上写真カウンターの突き当り部分でありまス。奥の壁のコラージュ風デザインが粋だね~。

姉妹店のデライトに通ずるイメージがココにも。

フィッシュ&チップスのランチセットを注文だべ。サラダにスープ、そしてジンジャーエール。

サラダは、レタス、フリルレタス、水菜にトレビス、グリーンリーフの彩り。その上に酸味と塩味の強い濃い目のドレッシングがたっぷり。野菜はシャキシャキしてて新鮮、揚げ物に良く合うタイプ!。

コンソメスープはやや濃い目、やはりボヤけた味ではなくガッツリ野郎向け。

▲フィッシュ&チップス

1080yen ( S / 1080n、M / 1680yen)

フライのコロモが正統派なカリッ!音を発し心地よい!。

タラの生臭み度数もゼロ!で大満足!。

コスパは悪すぎてチョー残念感は否めず。

しかし、大テーブルに刻まれたサル骸骨の彫り物がアータクシをシビレさせましたのよオホホ。

アメリカのバイカー集団ヘルズ・エンジェルズをホーフツとさせますわヨ~。

おりしも夕方前の3時58分、傾き始めた陽光に黄金の輝きを見せるフィッシュ&チップスに多摩川の誠を見た錯覚!。

店内は入店時より他に客無し。

黄金色の陽光は、フィッシュ土台のポテイトウ達の“縁の下の力持ち”具合を一層浮かび上がらせミゴト…。

ナニゲに見上げた頭上の窓辺。東急東横線がチラ見出来まシュ。

Sサイズのフィッシュとはいえ小さすぎ。コスパ悪すぎでないキャ?!。

見てくれが男前だけに何とも残念な感じ。あと、形が円盤だってのも何だかなー。

コレなに?センベイ?歌舞伎揚げ?ってオランウータンの若造に効かれたら何て答えりゃいいんだヨォーッ!!!。

とはいえ、さすがに旨いフィッシュは辛口のジンジャーエールにドストライク3ボール。

美味しいやらコスパ悪いやら、嘆くやら笑うやらでモーうらはら!。

くし切りレモンをたっぷりフィッシュに絞ってタルタルソ~スをタラリンコ~。

それなのに味が薄ッ!。気のせいかとも思いフタクチ目。やっぱ薄ッ。

マヨネーズの酸味が控えめでマッタリ感が強い。とっても小さく刻まれたニンジンやタマネギが混ぜ込まれているよーだが、パンチに欠けるニャ。

備え付けのビネガーで味を調節。なるほろひれはれ、たちまちGOODなテイストに変貌!。

アッツアツのタラの身が春冷えの身に染みる~。

シーズンの桜並木の頃にはテラスは最高だろーネ。でも、店前の玉堤通り信号待ち車両のラインナップを眺めながらのテラスはイマイチ~と思う人も。

とはいえ、4月5月の夜桜眺めながらライトアップされたお店のテラスでワイン飲むのはムーデイでしょーよ何はともあれ、ここに幸あれ~だヨーン!。