味の色どり万華(まんが)

目黒通りコーヒー焙煎機併設ラボ【神乃珈琲】へようこそ!

カスタードめし458

目黒郵便局前の横断歩道を渡って中目黒方面に向かって歩き始めた途端、このキッパリとしたタワー(名前))が目の前に展開するって状況どーよ。

やあね。

重い入口ドアを力込めて押し開けるッ。コーヒー豆扱う場所ゆえチリホコリ流入は出来るだけ避けねばねばだからー重厚は当然ッ。

右手がオーダー、コーヒー抽出カウンターだヨ。入店すると白衣のブラザーが「いらしゃいませ」のお声がけッ。

ウムウムッっと軽く会釈したボクちゃんたらまずは席の確保ッ。1階2階を駆けずり回るッ。確保出来たら転がる様にオーダーカウンターへ!。再び姿を現したコプタに白衣の人々は軽い苦笑ッ。

目の前の美しきコーヒー抽出を細目でウットリ眺めながらオーダーを告げるッ。

「右端でお待ちくらはい」と言われ「あい」と答える。

これはハンドドリップ方式ではニャいッ。ペーパーフィルターを使わない浸清式だっぷ。

フィルターを使わないと豆が持っている香り高い油分が失われることがないのれス。

ホットコーヒーをオーダーした時に聞かれちゃったあ~。

グラニュー糖にするか和三盆にするかってー。黒糖のよーなまろやかさと上品な甘さなんだって言われた日にゃーそれにするしかないのヨーン!。

ウサギ1匹でⅤサインが1。4匹いるから4V。ああ~ら!そう?!。

シブイ。珈琲に和三盆たらシブイ極みでしたのネッ。

トレーにオーダー品乗っけてMY席が待つ2階へ向かわんとす!。

階段登り口手前にゃーお持ち帰り商品の数々がッ。自家製コーヒー豆やクッキーなどでふ。

1階と2階を吹き抜けるラボ&ファクトリー。見慣れない光景は何度見ても見慣れないことはなく、やがて徐々に見慣れていった。

「何だあ?このクソガキッ。ナメた口きき腐りやがって!。かんべんならねえ、この十手が見えねえかアア~ン?!」と怒髪天を突くチンパンズィ岡っ引き(銭形平日、24歳)!。

「ああ全く見えんね。ここからだと十手が反射してヒッジョーにまぶしい。眼も開けていられないほどラー」

「マジか。……じゃこれは?」十手の角度変える平日に空しく首を左右に振るボクちゃん。

「これではッ?!」再び首を振るボクちゃん。

そんなことが数十回も続き、遂にキレた平日は、半狂乱で絶叫し両手両足で壁や床をメチャメチャに打ち鳴らす。それを奇襲攻撃の合図だと勘違いしたアマゾン部族会議の戦士ら総勢約3000がチンパンズィ平日のすぐそばにまで迫っているのだった。

「神乃珈琲のスカーフェイス(顔役)」といえば、いわずと知れたこのコーヒーロースターだべ!。ローズマダー色した円筒状の焙煎窯は均等にコーヒー豆へ熱を与えながら回転するのれふネ。

このシリンダーには直火式、半熱風式、熱風式とあるみたいだけどー、ココのがどれに当たるのかすら皆目見当つかないアタクシですのオホホ。

この赤い焙煎機の左手に液晶画面が見えとりまふね?。コーヒーに熱を伝えるという行為は実に繊細な作業ってことらしーですぜダンナ、へっへっへ~。

ゆえに焙煎士しゃんは焙煎機の温度や豆の温度を液晶画面で常に計測しながら焙煎の段取りを立てていくそーだべ。

コーヒー豆の焙煎が始まると生豆は熱を加えられてボクちゃんらが見慣れてる茶色へと変化してゆきまっふ。

ボクちゃん1階カウンター席に座るときにゃーロースター真ん前に陣取ってだネー、ガラス越しにかぶりつきでこの様子をコーヒー飲みながら観てんだけどサー、この煙が上がる瞬間を観るのが一番楽チいのよネ~。

煙が上がるタイミングは焙煎後半3分~5分のたった1回だけなのヨーン!。

コーヒー豆が吸い上げられてゆくーッ!。

ズワワワワーッ!とかって感じなんだけどトーゼン音なんぞ聞こえておりましぇん。ガラス張り密閉空間のお話だからー。

焙煎された豆は煙突内を巻き上げられて豆排出口へ。同時に煙突内はドラフト効果(排気と給気)が行われてるんだってサー。同時に排気ガスと酸素の交換も安全にーだヨ。

そんなラボの真横、1階通路に設置されてる時代がかった木棚が奇妙で異様な雰囲気をかもし出してるジョ。ひとことで言って場違い。ラボとの対比は『時代錯誤はなはだしー』。

多分それが狙い。その違和感が面白くって好奇心かきたてられるーみたいな趣向なんだべ。

マ、異様ながらも木棚がこの場に馴染んでるのは暗い照明のお陰。何で照明落としてるかって云えばラボが際立つためだネーン!。

人の拳を縦に2個、くらいの大きさだジョ。コレってトナカイでないヨ。

ツノ見るとヘラジカだニャ。ヘラジカの赤ちゃんだべ~。ヘラジカは鹿種で世界最大種、コレ見てると想像もつかないけどもー。

このよーなものまでッ。どこかの地下室物置って感じラ~。

石を台にしてるとこがヒッジョーに個性的、半文明的ッ。トーゼンすでに針は動いてはおらんッ。

この棚の左手がガラス張りラボ、右手は黒皮のソファー席。薄暗がり大好き人間集合せよ、みたいなー。

なわけで2階への階段を上り始めて見た光景がこれ。

手前、階段サイドにナプキンや紙コップ、給水タンク、お手拭き、ストローなどの設置ディスクが。

今、ボクちゃんたらこの訳の分からない4重の塔の真上あたりに居るんだから~ん。階段下の奇妙なこの雰囲気、オモスロイ。

ラボ上部にある機械でふ。何が何やら分かりまへんが妙に気分アゲアゲッ。普段ただナニゲに飲んでるコーヒーなのにー、このよーな大それたシステムを目の当たりにすっとド仰天するほかなヒッ。ウピッ。

階段の横幅は2m近くもあるんだジェ。この位置は丁度階段を3分の1ほど上がったあたり。ソ。階段長いのよ。やあね。

ロースター右に集合した6つのネイプルイエローの筒には焙煎前のコーヒー豆がぎっしり密閉。

中でも神乃珈琲を代表する浅煎り「陽煎-ひいり」「神煎-かみいり」「月煎-つきいり」は生産量が群を抜くネーン。

「陽煎」はジャスミンのフローラルな香り、「神煎」はアーモンドナッツのような甘さと風味、「月煎」はピーカンナッツのような香ばしさを持つのが特徴だべ。

正月に回す駒のよーなウツワが2つもあるジョエ。ここにコーヒーの生豆が入れられてロースター下のシリンダーに落下してゆくニョだな。

はああはあ!。

よ、ようやく2階の設置テーブルとイスが見えてきたヨーン!。自分で飲み物とケーキが乗ったトレー持って長い階段を上がってくのってスリリングだべ!。

ガラス張りラボをL字に取り囲む2人掛け席の数々。目黒通りを見下ろす窓際にはカウンター席。そのカウンター席とガラス張り脇席の間にはゆったりとしたソファー席。

空間の贅沢極まりない広さは周辺のカフェを圧倒するニャ!。「バズカフェ」と呼ばれたのも納得だべ!。

卓上は木が良く馴染んでて触れると冷んや~りツルッとしてて気持ちイ~。椅子もゆったり座れてくつろぎ系。

テーブルを営利目的で詰め込んでないから見下ろすラボ空間同様まったり気分にどっぷり浸れる。おまけに天井高ッ。コーヒーブレイクに不可欠な伸び伸び要素がたっぷり満載~♬。

世界各地から選りすぐりのコーヒー豆が集められるッ。この一袋一袋は長い旅の果てこんな極東の地に届けられちゃったってことなのネー。

白衣のチト達ったら男も女も袋担ぎ上げて筒に豆移したりしてるの見かけるからネー、肉体労働だべッ!。ごくろーさまッス!。

このシステムは一体何ッ。

マ、分かるわきゃニャーか。分からんが何か凄ヒッ。

本日ったらこんなメニューにしてみましたわオホホ。13時気温10度のつべたいホホに立ち上る珈琲のかぐわしさ、そのひと撫でがたまりませんわねオホホ。まあね。

▲苺と抹茶のダックワーズ

550yen

抹茶のスポンジが妙にゴワゴワ。しっとりしてなくって使い古しのスポンジのよーな…。しかしそれって愉快ッ!。変わった食感でオモスロイ!。その奇妙さにイチゴらが「どぼじて?」と絡みついてきて増々愉快ッ!。これは結局おいしいやつだー。

生地の間にサンドされてる抹茶クリームもイ~労働してるネ~。

▲パナマゲイシャ(HOTに和三盆)

990yen

チョイお高いわねオホホ。お高いわよホホ。でもいいの。タマにだから。ブラックティーみたいなさわやかな香り、ジャスミンレモングラスをホーフツさせる華やかな風味が特徴なんだって!。まさにコーヒーの女王だって!。きゃあああああーッ飲まなきゃーッ!でオーダーしましたのオホホ。

グビッ。ウ。たたた、確かに飲んだことないゴ~ジャスなお味ッ。それに香り立つ香ばしさがステキだあッ!。値段相応かもッ。

アジヘンで和三盆をね。慎重に慎重に、ほんの少しだけ入れてみまふ。

ゲ。

さりげない日常のあやまち。

ほんの一瞬でド・バ。

そして何事もなかったかのようにまったりとした空気は変わらず周囲に立ち込め…。別に手元が狂ったわけでもなかったのに。

どうしてなんだと苦々しく自問自答する時ってあるじゃ~ん?。今がその時ラ~。

桜祭りで皆様はみんな目黒川に大集結しているのでせうね。

本日春晴れ、気温も高く桜は6分咲き。おかげでコッチは久しぶりに店内空いてて快適の極みッ。

ケエッケケー。前後に人も居なくってくつろぎ気分爆発ッ。

目線の先にあるのは室内プチ植物園。てか「草園」。それでもわずかな緑があるだけでこのゆとり、この平和感て一体なにッ。

このバクゼン、コントンが良い。妙にリラックシュするッ。スリガラスも抹茶色に染まってるし~。

左手にトイレ。トイレは1階2階ともに有ってだヨ、1階だけ何と2階の4倍くらいの広さがあるんだネーこれが。此処2階は入ってビックリ、写真現像の暗室くらいに暗いッ。

なじェだー?!。

▲キューバTL(HOT、ブラック)

660yen

1時間後、2杯目がコレ。アーモンドナッツのよーな風味が長持ちしゅる。飲むたびに風味が段々と強くなってくっていう不思議なコーヒー。ソフトで飲みやすいジョッ。

なんかひとくち飲んでみたらミルクいらニャいなー。

それにビターな大人のショコラにミルクは合わないかもしれんのだよ。

▲ショコラ

550yen

覗き込んだら顔が写りそーにピッカピカなチョコのコーティングがいかにも旨そ!。

さっそくモグれば期待通りッ!。第一声、富士山麓にインコ鳴くッ!。

苦みの強くない香ばしさ最上のコーヒーにドメッチャ合うチョコケーキだあーッ!。

しかもスポンジ部分のしっとりウェットがたまらニャいッ!。スポンジとココアクリ~ムのサンドが超イ~感じッ!。

▲苺のショートケーキ

550yen

これはまた別の日に食べたケ~キよん。この日は開店1時間後、すなわち10時に入店しちゃってぇ~、この通り2階にはお客様たった6人~♬。

ランチ前にいきなり甘い物、血糖値爆上りかもッ。だけど、どーしても食べたいイチゴのショート!。そういう日ってあるじゃんけ~。

ケーキのお供はマンデリン。クローブだのシナモンだのハーブの風味が印象的なシングルコーヒー!。飲んで正解ッ、甘さがストレートなショートケーキにヒネリを与えてくれるコーヒーだったぁーッ!!!。

アメリカンテイストを満喫するスターバックスリザーブ、その対極にあるのがジャパンテイストを極めようとするこの神乃珈琲。

どっちも魅惑のコーヒーロースターを眺めながらお茶が楽しめる希少スポット。目黒桜祭りの喧騒に疲れたら、しっとり息づくコチラにまで足を延ばしてみちゃーどーだろかいッ?。