味の色どり万華(まんが)

自由が丘のパン屋巡りは楽しいヨーン!

カスタードめし207

ちょっと蒸し暑さが戻ってチた!。何かウレシーよーなハ。

このまま人恋しい秋、やがて木枯らしピイプウ、に待ったをかける気温、バンジャイ!。

にしても連日とってもスガスガしー真っ白な雲!。

目の覚めるよーな青空に映えまくり!。

こんな空を30分も凝視していよーもんなら、パンが食べたくなるのも無理ない話!。

だからサ。行くのヨ。

グル天に。

▲浅野屋の入口左手窓辺を飾る美しい卓上静物!

これぞブーランジェリー気分満載にさせるコホディネート!。

全くアッパレ!。お客様を分け隔てなくオトメチックにさせる演出どーよ。

おかげでヤローのワタクシメまでもが乙女のワルツを熱唱する始末!。

やあね。嬉しいサプライズであり、喜ばしい歓喜だワ。

▲とうもろこしと玉ねぎの塩パン 

324yen (本体価格300yen)

〈バターが香るコーンパン。玉ねぎ、チーズ、胡椒も入っています〉

【浅野屋のパン】

何やら黄砂の惑星のよーな見た目!、即トレー乗せだべ。

見た目はまあまあ地味だけどサー、ひとくち食べたら一瞬でテンション爆上り!な代物でしたよコレが!。

外側生地の固さはちょうど良くって、内側はやや柔らかいニャ。

小麦本来の旨味がきわだつ、美味しい生地の塩パンに間違いなしだヨー。

生地にはトウモロコシ(一粒一粒は固くない)と玉ねぎ(炒めてるカモ)が練りこまれてるジョ。

玉ねぎの甘味がこのパンをヒッジョーに魅力的なものにしてるネ~♬。

玉ねぎとコーン。その甘味が、小麦の引きをシッカリ感じる生地の塩気と相まって、食べてくとドーンドン旨味が増してきまッス!。

浅野屋でコーヒーと塩パンを食べ、腹ごしらえも済んだジョ。

準備万端だあ!。

いさんで目的地である九品仏のコムン東京へと、はせ参じたあーッ!。

コレコレ!。とっても無味乾燥なお店構え!。

人を寄せ付けない風貌の建物の中に、人々をHOTにするパン達が人を寄せ付けている。

何だあ、まぎらわしーぞ。とかなんとか、おっしゃってぇーだ!!!。

▲フィグノア 320yen外

【コムン東京のパン】

一目見て、その奇異な形に惹きつけられたの。やあね。

ネームプレート見たらイチジクのパンだって?。

イチジクのパンて大好きだから買うわ、買うッ。

この小ぶりゲンコツみたいなパン、ちょっと角度を変えると、カメレオンのよーに色を変えるのではなく、形そのものを変えたかのよーに見せる。

ああ~?、何だって~?。もっと分かりやすく云え~。

食べてみた。イチジクの存在感はアリアリ!。

種が持ってるプチプチ食感の歯触りも良い。

クルミもあちこちに入ってるネ。

パン生地はミッチリ詰まっててモチモチ。

相当おいしいので今更ビツクリ。

モグモグしながら、しげしげとパンのフォルムを眺めてしまフ。

ドライイチジクがかなり大きめにカットされてるけど、ベタツキはニャーで。

ドライのイチジクによっては妙にネットリなタイプもあるんだけど、コレにはない。

で、手が汚れて「アアン、もうッ!」がない!。

生地はモチモチなハード系の部類に入る。噛み応え十分。

大まかに生地を巻いて、ネジってからパン形成してるために、パン生地の水分が飛びにくくて中身のモチモチ感が持続してるよーヨ。

ハード系のパンにクルミとドライイチジク。

王道の組み合わせだけど、コレは小麦の旨味がスバラシー!。

コムンの代表格的存在みたいで、いつ行っても置いてある、は納得。

「てか、ソレはオレ様、イチジク王子のおかげではないかー」

オーブンの中、焼かれるパン生地の上で愛を叫ぶ王子にグルテンフリーなどムリ。

腹ごなしに九品仏まで行ったのだが、行った以上は戻らねば。

そして戻った自由が丘の駅前には、OZがさんぜんとそびえ立っていたのである。

そびえている以上は入らねば。

いちじくパン 400yen (税込)

〈プルマンブレッド生地にトルコ産ドライ白いちじくを入れて焼き上げました。

歯切れよく柔らかいパン食感と、

甘いいちじくのプチプチ食感がとっても心地よいです〉

【OZブレッドのパン】

面白い形!。今買ったばかりのイチジクパンとは絶対に他人の空似なし!。

だからでしょーネエ、思わず購入してしまいまスた。

サイトでは、店員さんがパンを取ってくれることになってたけど、売り場では冷たく

「自分で取ってくだはい」

だって。次の女性もそー云われて驚いてたヨ。方針変えたんだニャ~。

OZのはハード系ではなかった。主役のイチジクは柔らかくてネッチョリ系!。

パン生地には砂糖が多めに塗りこまれてて、柔らかめの甘いパンに仕上がってるかナ~。

もちろん、甘い菓子パンとは全然違うのだけどネ。

なんせ、ブルマンブレッドというイギリス食パンの生地で作られてっから上品な味!。

とはいえ、ハード系パンが好きな人には、チョイとオススメは出来ないのヨ。

でもでも、この生地は甘くて柔らかいんだけどモー、よくありがちな口の中でペッタリねちねち張り付いたりはナシ、歯切れはイーねぇ~。そこんとこ、どーよ。

表面の焼きが強い部分は、カリカリッでチョッと驚いたべ。

大きめにカットされたクルミは、まるでオマジナイのよーに唯ひとつだけ入っていましたの。

アタクシ、決して見逃しませんでしたのよ、オホホ。

マ、イチジクパンの醍醐味は、何といっても種を噛むプチプチ感。

あとは、どんな生地でソレを味わいたいか。

100人に100種類のイチジクパン!、ってことになるのかナ。

▲焼きカレーパン 280yen 内

【バゲットラビットのパン】

〈旨味のあるカレーをたっぷり。

パン粉をまぶし、カリッと焼き上げています〉

イチジクの仇をカレーパンで討つ、と云われるよーに、ボクちゃんもまた遠く離れたバゲラビへと来てしまった!。これが世の常、ツツネられたら痛いヨーン。

で、お品書きにあるよーに、この店のカレーパンは旨味がスゴッ!とクチコミ多数。

忍者の手裏剣のよーにルー窓をクロスカット。そこをフォークで少し広げてみた!。

オオ~ッ!。チラと見せてる部分にだけ!ではなく、

パンの中に詰まってるルーには、まんべんなくゴロンゴロン大ぶりの具材が詰まっているじゃあーりませんか!。

お約束のジャガイモ、ニンジン、玉ねぎ、そして牛肉!。

ブーランジェリーのカレーパンの品格は、1にカレールーの上品な旨味、2に揚げたパン生地の油具合とモチモチ具合。

その2点、このパンは総合評価2点を獲得!。

濃厚なルーと生地が絡み合えば、トーゼンそのパンは油っこくてクドい。

このパンは、熟成ルーがパン生地をアッサリなものに錯覚させるワザを持ってるネ~。

ン?。

ハッとすれば、ソレは揚げたのではなく、焼いたものだったからだー!。

ズッシリと重量感のあるパン、ひとつで結構ポンポンはトラフグった!!!。

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