カスタードめし469

久々に舞い踊りながらボクちゃんが飛来したのは青物横丁寄りの旧東海道。
鮫洲エキチカの居酒屋ならぬ「ピザカヤ」を自称する地元民超大絶賛の【バッカムニカ】だあ~べ。
この図は店内から外を見た光景。奇妙な当店のイラストロゴがホホエマ~。

その入口ドアの傍らに積み上げられた薪山。
これを見るとだナー、毎度ピッツァ窯焼き魂がメラメラッチョと燃え上がっちまうジェ~。

当店が掲げるコンセプトは「呑兵衛の呑兵衛による呑兵衛のための超本気ピッツェリア」。そー云うだけあってワインでさえも少量ながら自前生産するほどラー。
呑兵衛を喜ばすため酒の肴はイタリアンにこだわらず「旨いメシ」に全力投球。
ピッツァ生地は最低48時間以上を熟成、季節によっては100時間。ナポリと日本の小麦粉を4種ブレンド、最終発酵に12時間以上。発酵後は冷蔵庫管理をせずに全て使い切るのを信条、だって。
これってマジ本当。だってメッタヤタラに美味いんだモーン!。ボクちゃんにしてみりゃ不動前のピザチェックと双璧だジョーン。

▲セット(ピッツァかパスタ)のサラダを5種盛りに変更
+330yen
ピッツァもパスタもアレだけどー、バッカの楽しみはまず最初にこの前菜5種盛り!。
毎度チョコチョコ違う品ぞろえ、今日は何?って待つ楽しみ。でもでもだって、さほど楽しむ間もなくお皿到着~💛。
オッホホホ~。今日はコレなのネ~。まぶしく光る目鯛のマリネ、揚げレンコンにお馴染みの紫キャベツとニンジンのマリネ、そして葉野菜にはバッカ自慢のアップルドレッシング!。
このドレッシングが最高においぴい!。1本500円のやつを毎回買って帰るほどだァ~!。フルーティーで無添加、アトクチのさわやかさは悶絶度72.195km!。

▲八丈島レモンと高菜とシラスのビアンカ S
〈本日の気まぐれピッツァ(日替わり)〉
1780yen
(MサイズをSサイズに変えると-110yen)
ピッツァに高菜とは!。
小っちゃい子がよく魚のことを「おたかな~」と呼ぶのを聞いたことはあるものの、まさかピッツァに高菜を具材としてもってくるとはッ!。
さっすが「料理バッカ」みたく美味しいメニューを作り出す情熱、そのインパクトったらハンパにゃあ!。
ソッコー注文だべ!。

普通、具材として使われてる高菜っちゅーとだヨ、細かく切って炒めたものを思い浮かべるんでニャーか?。
ゆえにこのメニューをスタッフさんから口頭でささやかれた時、そーゆー黄土色がかった深緑色の高菜漬け炒めがピッツァにチョコっと乗って出てくるんだろーニャハハーと空想したものだった。その当時は(ボクちゃんの回顧録2025版より抜粋)。

とッ、ところがどーだ!、この見栄えッ!。この有様ッ!。ひと目見て
「ありゃりゃ?!。この薄黄緑色のったらキャベツ???」
とコメツキバッタのように激しく頭をバウンドさせる始末!。
しかし、恐る恐る突出したへっぴり腰でこれらをモグモグしてみた結果、これは紛れもなく高菜そのものの味であったァァーッ!!!。

ちゃあんと王道な高菜漬けの味わい!。薄味ながら大きくカットされたソレはシャキシャキとした軽妙な味わい。
文句なく最高ウミャアッ!。
量も十分たっぷりこん!、ワシワシ食べ進められる大盤振る舞いッ!。
『新鮮でさわやか~な高菜漬け炒め』に脳内感謝祭ッ!。初めての味覚と食感をどーも。
シラスはチョコリンと控えめ、それがかえって全体テイストにゃGOODバランス!。そんなシオッケお茶目に八丈島レモンの酸味が爆発的にドンピシャ!。八丈島のってフツーのレモンよか酸っぱさ強くフレッシュじゅんわわ~!。

そして、忘れてはニャらニャーのがピッツァのチーズ。ミルキーで柔らか~なリコッタチーズ!。
フレッシュタイプのチーズだから八丈島レモンの爽快さと見事に融合、五月晴れの味覚といった横顔を見せるばかりか縦顔さえ見せかねない様子だった!。
「何だとこのクソガキャ~。黙って小耳に挟んでりゃーくっだらねーことばっか抜かしゃーがって!。もーカンベンならねぇ、こっち来やがれッ!」
激怒する岡っ引きチンパンズィ(銭形平日、17歳、オス)の頭から噴き出す湯気をしきりと顔にまわしかけるチブル(フレンチブルドッグ、ごめんねジロー、2歳)は
「あんまり動かないでよねオッサン!。今、美顔効果高めてんだからー」
「美顔効果?。あのビギン、ビガン、ビギャンで有名な?」
「そう」

こっからは翌週!。
またまた通常サラダの代わりに330円足して前菜5種盛り~💛。
本日はマリネが色々花盛り!。
ブロッコはナイスな硬さ、レンコンとゴボウも長所丸出しの硬さ。紫キャベツとニンジンのマリネはしっかり濃い味、キノコのマリネはやさしい薄味マリネ。
葉野菜にアップルドレッシングはハミングしたくなるほどフルーティー、粉チーズがいつもよか大盤振る舞いでラッキイ~💛。

▲ホタルイカとアスパラガスの春菊ピューレ
1580yen+220yen(大盛)
「ハイ、お待ち~」の声にハッ!っと顔を上げ激しい衝撃ッ!。
なんと美しー彩りのパスタであろうかッ!。

ホタルイカのホホは照れ笑いに火照ってて、その全身は紫がかった茶系の大人色!♪。
そして特筆すべきはダイスカットされた完熟トマトの燃えるよーなスカーレット!。そのヒロインを脇で固めるアスパラと春菊ピューレの新緑!。
ヒロインのトマトと道化師のホタルイカ!。まるで『風と共に去りぬ』!。
んッ?。

ジェノベーゼっちゃーパスタでお馴染みだけどもー、コチラは何と春菊のピューレ!。
あまりにもオメズラ!、ボクちゃん初めてッ!。

そのピューレを存分にまとった細麺はやや硬めに茹で上げられて~。
口にまで運んでくとピューレの独特の香りが鼻から抜けてだネー、食欲そそるソレに驚きと喜びが交差しちまったジョエ~♪。

ホタルイカは生臭みゼロ!。これなら十分「カメンライダー」に「ホタルイカ・ゼロ」として宿敵出演出来るとみた!。
内蔵の下処理がキチンとなされてて苦みテイストの口触りも心地イ~。ザクザクとカットされたとろ~り食感の完熟トマトは軟体動物らしさを和らげる効果もバツグン、さっぱりさわやかなアトクチに大貢献ッ!。

春菊ピューレったら程よい煮加減のグリーンアスパラにもよ~く絡まっててだネー、濃厚なソースパワーをいかんなく発揮しちょるばい。
このピューレはニンニクもピシリ効いてて味の深みを倍増してるジョイ。すんごく美味しいーからサー、パスタを大盛りにするという賭けの最終勝者は結局ボクちゃんてことになったわけだアハハー。

そんなこんなで週が変わってまたまたコチラ~。
店内に飾られた絵画な人々よろしく、ボクちゃんもまたおいぴい食物で一攫千金、本日当日今日この頃、ヒトクセもフタクセもあるベロ出しぺろたんで迫りたく思われまシュ!。
やあね。

いわずもがなの前菜5種盛り!。
いつもの野菜マリネにトルティーヤ(スペインオムレツ)が参入。冷えててむっちり硬くって弾力あり!。めっちゃおいぴい!。

▲ポテトと玉ネギのサルシッチャ S
〈本日の気まぐれピッツァ〉
1670yen
本来MサイズのピッツァをSサイズに縮小するメリットとしてはー、量が減るのはもちろん、中央に盛られた具材のミテクレ主役度がアゲアゲになることラ~♪。
存在感限定解除、のびのび活き活き、ピッツァから飛び出して店内あっちゃこっちゃに激突せんばかりの出世街道まっしぐら!。

秀逸なるはこの揚げポテトッ!。とにかく旨い!。そのヒトコト!。
断面はシッカとキツネ色に揚げられててー、中はホックホクなボリュ~ミ~食感!。スティック形状と違って食べた感が半端ニャあ。

量も山奥秘境渓流岸辺に転がる岩石ゴロゴロをホーフツさせて抱腹絶倒(ほうふくぜっとう。腹を抱えて笑い転げる様子)!。塩加減も全く気にも留めない程度でGOOD塩梅!。

この手のポテトは羽田空港の「自由が丘バーガー」でも食べたけどー、コッチャの方がよりおいぴいかも~。
もりもり噛み応えのあるサルシッチャの肉ごたえがほっくほくのポテトとフォーリンラハヴ!💘。

ソイツをもっちもちのピッツァ生地のおくるみで内包、口いっぱいに頬張る悦びこそがピッツァ世界のワンダフォワールド!。
サルシッチャは程よくオイリーで旨味が強ヒ!。それに甘みのあるタマネギが加わってトマトソースをより魅惑的なものに。
「ア~やっぱMサイズにすりゃ良かったかニャ~」などと口先ばっかな後悔をするほど美味しいピッツァ~!。

▲濃厚パンナコッタ
200yen
本日気温25度にして南風風速2m。ちょいとムシアツなのでこれをばオーダー。
しっかりつべたくガッツリ甘ァい!。ぺろっと食べたけどコレで充分、糖度100%に誰もが青空のもと解き放たれるッ!。
ごっそーSUN~♬。