マグレだろうが事実は事実!
はじめて打球をラケットに当てることが出来た!。
何云ってるの、そんなレベルの低い話。
そんなんで大喜びされたってねぇー。
しかも、行っちゃ悪いけどソレってマグレだよね。
実力だろうがマグレだろうが、確かに当てた。
当たっただけと云われたけど、気にすることなんてない。
正直、自分でも思うかも。まぐれだったかなって。
でも、問題はソコじゃない。
確かにキミはラケットにボールを当てた。
それが事実。事実は事実。
それに対する誰それの解釈なんてどうだっていいんだよ。
一番大事なことは、当たった瞬間の
キミの心の感激を
君の全身の全細胞が感じたってこと。
その衝撃、その音、自分自身の息づかい。
それを知ったということ。
全身に刻まれたその感覚が、
経験なんだっていうこと。
役に立つ経験だったのかどうか?。そんなこと関係ない。
役に立たない経験、それがマグレだと
誰かに言い切られたってかまわない。
二度ある事は三度ある。
ひょんなことから。大化けする。潮目が変わった。
みんな、それぞれ、勝手な解釈をするけど、
あのマグレ、良かったな。
もう一度、味わえないかな?。
キミがそう思えることが大切。
そう思い続けていれば、
マグレの前の自分に戻ろうとしても、
戻りたくっても
もう無理なのかもね。
キミの全身が戻りたくないって
キミに云うからサ。
これはテニスに限った話じゃないけど、
球という漢字は
王様が求めるって書くんだヨ。