味の色どり万華(まんが)

自由が丘ピッツァ17で男ピザをワシワシ!

カスタードめし153

年々、常軌を逸する猛暑に見舞われる日本列島!。

もはや “ 暑中お見舞い申し上げます ” ではなく

“ しょっちゅうお見舞い申し上げます ”

とせねばならんほどの連日連夜猛暑だべ!。

熱湯甲子園だぶ!。セイフティー熱湯などにゃヒ!!!。

とはいえ、人間はピザを食べなきゃ生きてはいけない。

ちゅーことで、本日も気温35度のギンギラの中、真ッ昼間13時20分に目黒区は自由が丘へ到着!。

ふらふらと学園通りに出て、道行く日よけ傘をかわしつつ、バス停待合所横のピッツァイナに直行ーッ!。

『ピッツァイナ』って店名、チョイと覚えにくいけど、要は『ピザ17』。

『17』をイナ、と呼んだだけなのよネ。自由が丘の窯焼きピザのお店では、コチラ有名店で人気店。当然、お昼時には店頭に列。なんだけんど、

今の太陽光線だとソレは寿命を縮めかねないからなのか、直射日光さんさんの通りに列なし。すんなり入店どすえ~。

カウンターには1人のお客。狭いカウンターに座ろーとしたら、レジに居る物静かなシブいお兄様が

「お二階もありますけど」

「ア、二階もあるんですか?!。それでは…」

と狭い階段をあがる汗みどろのボクちゃま。

振り返り見下ろせば、故郷ははるか……なーんちって。

誰ァれも居ないのをいいことに、すばやく窓際の快適な4人掛け席に陣取りまヒた。

奥の壁際に身を寄せ、カーテン越しに学園通りを見下ろす。

真っ白な景色でしゅ。東京砂漠だああああああああーッ!。はあはあ!。

ほどなく、ドスドスと階段を上がって来たお兄様にピザをオーダー。

冷房効いてて快適だあ~、貸し切りで最高だあ~ッ。などと思おうとしたら、すぐさま前菜がお待っとう様!。

▲ピザを注文すると付いてくる軽いタッチの前菜

何やら酸味の効いたドレッシングじゃあないの。いいわね。暑さにやられた身体に軽いジャブ。胃にウォーミングアップをくれまちた。サンケーウ!。

このお店のオーナーさん(?)で窯焼き担当のお方は、一見プロレスラーか!と見まごう体格のオトコ。こういう体系のレスラーって強いんだよねヘ~、とプロレスファンとしては思うわけであるが、

その男臭い雰囲気とはまるで裏はら、テーブルに並べられた色とりどりのウツワは陽光を受けて優し気なるフェミニンな雰囲気を演出しとるじゃーないの!。

にくいわね。そうよ、にくいわよ。きっと、にくいんだわ。やあね。

▲おとぎの国のメリーゴホランドのようなプリエーゼ  ¥1300(税込1430)

<トマトソース、オレガノ、たまねぎ、パルミジャーノ>

すすす、スッゲーッ!。まるでゲンコツのよーな岩石系ピザ生地!。

男くせえーッ!。ガッツリ、ガテン系のピザだべ!。うううう、うまそーッ!!。

ピザ生地に出来た焦げ丸クンが、空手道極めた拳のタコに見えるじゃないのよ!。

こうゆーの大好き。焦げすぎだっていう人も居るみたいだけど。

食べた瞬間、思わず直立不動のクルマエビと化した!。ガーン!。

オーソレミーヨ!、それ見たことか!

激ウマだあああああーッ!。

噂通りの美味しいピザ生地!。期待外れを恐れるボクちゃまを異様に和ませる、

絶品のプリエーゼ・ピザだんべーッ!。

何といってもタマネギの甘さが存分に引き出されてて、パルミジャーノとオレガノが結託してピザの美味しさを画策した感じ。

証拠はあがってるわよ。ステキすぎるわね。

タマネギは柔らかいながらも食感もちゃんと残してまフ。

「いいぞ、よくやった!」とたまらなく泣ける話!。タマネギGちゃん、がんばってネ~。

窯焼きピザの味わいは何といっても味覚。でも視覚的要素も同じくらい味覚なのよネ。

この焦げ丸クン、窯焼きの象徴的存在だと思フの。17は石窯でなく薪窯。

上の二つを見比べても楽しヒでしょ?。

プックリふくれて弾けるビフォーアフター、夢の競演だよーん。

とにかく旨い。無心にモリモリと食べ進んでしまフ!。

若いカップルのお客さん来た。貸し切り終了だべ。

明るい会話に破られる沈黙!。そっちの方がいーネだよ。

ポチッとひと押し!。

いつもの、恒例フトンめくり!。やっぱ生地の薄さ度合いは確認したいよねヘ。

たまねぎスライスの厚みとマッチしてる生地の薄さ。そのハーモニーが食感に美味しさを加えてまスたっぺよ。

階下へおりてレジで支払い。お兄様が「何かお忘れ物はないですか?」

う~ん、やさしヒ気遣いありがとー!。

美味しかったデッス!とプロレスラーさんに言葉を投げつけると、ニッコリの笑顔で投げ返して下さいまヒた。

気分爽快な退店であります!!。