味の色どり万華(まんが)

タイ語飛び交う【クルンサイアム中目黒】でコスパ良しなエスニカン食べまくりーッ!

カスタードめし471

タイ語で「クルンサイアム」の意味ってーと「歴史ある王が治める古都」っちゅーことになるんだなこれが!。

な~るほろ、ひれはれ!。

この佇まいを見上げてもだネー、ナカメにしてただならぬ雰囲気が醸(かも)し出されてるってことじゃニャーか!。

急な階段をはあはあ上りあげるとだヨ、こんなとこ着きましたのオホホ。

あらまあ!現地!、おやまあ異国情緒!。

ちぃーとばっかドンビキして全体を眺め果てて見ると、こんなだべ。

頭上の白ビニールのその場しのぎ覆いもエスニック・タイ情緒満ち満ーち!。

快晴真ッ昼間、薄暗い店内に4歩ばかし足を踏み入れ、ふと右手を見やったらこの光景が、あった

(プロジェクトXのナレーター口調で読み上げて欲チいの)。

ここったら「飲み放題」タイムがあンのよネ~。お料理もお酒も安価だからノンベエ御用達天国よネ~。

入口入って真正面をにらみつけるとこんな光景が!。

驚き果てながら我々は右手に折れてメイン店内へとなだれ込むッ。

このスペースにゃ4人掛けテーブルが1、2人掛けが2。混みあい困ったナの刻にはここさえ満杯なんだろーぜ。

やあね。

うっひゃあ~!。この色合い、このエスニックSOS、たまらんでよ。

ここ中目黒店ならではの店内装飾だべ。

他のクルンサイアム店ったらごくフツーの店内インテリアだったりして、現地タイの雰囲気なんてまぁーるで無しだもんネヘッヘ~だ。

上を見上げりゃ、も一度「うっひゃぁ~!」。

経年劣化モノクローム写真!。これが経年劣化してなくって100年プリントであったなら

雰囲気盛り下がりまくりは必須!。最新鋭はTPOわきまえてね、ですわオホホ。

ソなの。ソざます。

お店の一番奥。突き当り。ここが一番王様が座るにふさわしーって感じの席だヨ。

もしアニャタがここに座りたいと思うんならだネー、男だろーが女だろーが当日はタキシードか紋付き袴で来て欲チーのよ。そして大汗かいて前髪濡れたらり、なぁんてね。

頭上の飾り棚ってこんな。

タイってモータースポーツラリーが盛んなんヨ。で、ミニチュアスポーツカーが飾られてるってわけだー。

ちなみにタイの日本車率ったら何と90%以上ってんだから開いた口も閉じちゃうジョー。

棚の左手には数々のタイビール空き缶。

タイビールのほとんどはラガー。マ、メッチャ暑い国だから飲み口さっぱりが主流は納得。アルコール度数も5%前後がほとんどだしネー。

マ、最近の日本はタイも舌を巻く酷暑。加えて湿度の鬼は何万匹大行進でもあるわけでー。

ナニゲにスケッチ的水彩(?)絵画。う~ん、日本人にゃ異国情緒アゲアゲで良い効果~。

古都って感じもしなくはニャい。

ここに座って店内の全貌を見渡しながらタイ料理と酒を味わってるとこ想像してみてヨーン。

きっと常連化現象が巻き起こりたくなる気持ちを察することの出来る人間の仲間入りに自分もなれるよーな気持ちになる可能性を秘めてるんだって、思ったりするんじゃないかな。

違う?。

「チゲー!!!。絶対チゲー!!!」

ガーンガーンガーン!!!。激怒しタライをこん棒でメッチャ打ち鳴らすオランウータン長老ゲノマ123歳!。つんざく爆音に両耳を塞ぎ歯を食いしばるボクちゃん!。

やあね。

お店の約中央。左手がウナギの寝床厨房。

常時約3名のタイ人コックしゃんが無心に調理し続けとりまふ。何でタイ人だって分かるかってーとタイ語で話してっからだー。

最初に出るは辛いスープと生春巻き!。

スープは「辛くないやちゅ」って店員シャンに媚び売らないとネー、卒倒必須な激カーラなスープが出てきて泣くハメになるんだジョ!。

▲サイアム ポピアソット

1本480yen (2本920yen)

どのメニュー頼んでも付いてくるサービスの生春巻き2個。

それにすっかり味しめちゃってだナー、今回は生春巻き4個も求め果てちゃったヨォーだ。

店側の狙い通りに操られるマリオネットなボクちゃん。

やあね。

今ではどっこのタイ料理店でも大定番なコレ!。

だっからサー、皆様的にゃーライスペーパーのもっちもち度数がお店の評価の中心点になるよなとこ有るよねヘ~。

このお店のライスペーパーもタピオカ粉か米粉で作られてると思うんだけどー、今まで食べた生春巻きの中では群を抜いたモッチモチだジョエーッ!。

その至福のモチモチに、しんなり食感(野菜のみ)の具材がどんぴしゃマッチ。

さらに秀逸はスィートチリソース!!!。これがサイコーに気絶ウマ!!!。

ひとくち口に入れてモグモグすればたまンなくスィート、飲み込んだ瞬間に適度な辛さが喉奥から鼻の孔を通過して店内に拡散ッ!。

おおお、おいぴぃぃぃ……。

▲クルン カオソイ

1300yen

生春巻き4個をぺろりと完食、お次はコレだー。

このお店、最大の特徴はだヨ、店内満席でもオーダー取りに来てくれるのがマッハ。なかなか来なくてベンピ誘発のストレスフリーは甘いシロップの誘惑。

そしてオーダーの到着もマッハ。でなきゃ意味ないじゃん。

何品頼もーがマッハ、マッハ、マッハ~。

このお店のメニューったらやたらとブラックタイガー海老が投げ込まれてるんだけどー、ア~ラおめずら!。

コレには入ってニャいッ!。絶対入れなきゃ視覚的にカッコがつかないってはずなのにー、シェフさんたらよく我慢したニャ~。こらえたニャ~。うむうむ。

じゅっくりとした濃厚でありながらもさっぱり感を感じさせるスープ。

スープはカレー。だってカオソイってチェンマイカレーラーメンのことだから~ん。

そのスープに凄くマッチングしてるのがこのバラ肉!。茶色にまぶされ正にバラ色!。

+100円で大盛。

+100円でミニガパオライスが付くッ。

+50円でジャスミンライスが付くッ。

タイでもラーメンライスってアリなの~ん?。それとも日本人向け~ん?。

カオソーイったら2種類の麺をひとつのドンブリに入れるタイラーメンなのだー。

ゆで麺と揚げ麺の両方が楽しめまっせダンナ~、ヘッヘッヘ~。

なるほろ!、なるほろひれはれ!。確かに目を細目にして口元にややニヒルな笑みを浮かべながら再度この画像を見るとだネー、確かに左の白っぽい麺がゆで麺、右のが揚げ麺だって分かっちゃうニャー。

ふにふにの茹で麺とちょいカリな揚げ麺を一緒くたに味わうと何かこそばゆい感じ。

同時に2種味わいたいかどーかは微妙~。人それぞれだニェいッ。

アー食った喰ったァ~!と背もたれにふんぞり返ろうとしてハッっと息を呑む!。

まだ食い足りてニャあッ!。

もう一品をポンポンが求め果てている事実にボクちゃんたら軽いめまい&薄笑い。

だわねーだわよー。

▲スッキーヘン

1500yen

白菜とイカと春雨の炒め物ってメニューで見た瞬間、じゃーそれ、じゃーそれ!。

んで、またもマッハでご到着ッ。早ッ。早すぎッ。

ウェイトレスしゃんが注文聞いてる時、すでに厨房のコックも聞いてたんでニャいの?と疑いを持たざるを得ない速さだべ。

ううう、ウーン!。

見たまんま、想像したまんまの味、食感!。これって日本人には馴染みのある炒め物ラ~♬。

美味いッ!!!。

細かく散りばめられ過ぎな卵が細い春雨にまとわりついて、なかなかの旨味!。

キクラゲとニンニクの芽も旨味を強調、でもそれらの具材で料理は一気にタイから中華に傾いたよーな。

タイの春雨は緑豆春雨(ウンセン)っていうシロモノなんだネ。煮崩れしなヒのが特徴だって。

こんだけ細いと味付けを一心に集めて相当ウマい!。他の具材に対するお心遣い、サポートぶりがオミゴトキャプテン!。

▲クイッティオ・トムヤム

1300yen

辛いラーメン!。

でも事前にスタッフしゃんに辛さの度合いを事前申告することによって、我が身の瀕死の白鳥化を大幅に回避出来るんだジョ。

むっちょ~りな大ぶりの茹でエビ、その噛み応えは心地いーダイナミックさ!。

さわやかな紫タマネギのほろ苦さとプリ海老の相性がドンピでドストライク~。

左右に放り込まれた氷があるジョえ。

冷やし中華のスープに氷が放り込まれてたらだヨ、日本人の中にゃ怒りだすヒトも出るにチゲーネー。

日本人たらネー、食に対する繊細な謙虚さを求め果てるもんだからー。

これ見ただけで、「辛れぇ…」ってなる。想像つく。想像通りだったべ。

でも旨いこと間違いなし。食べやすい辛さの甘味あるスープ。口当たり良くってアトクチ壮快ッ!。THE8月、なラーメンて感じ~。

おなじみ~、これはタイラーメンによく使われるセンレック麺だべ。

幅が約3mm~5mmの平べぇったい麺でふ。このクイッティオに使われるのは大抵がセンレック。

この料理の名前「クイッティアオ」って米麺を使う麺料理の総称なんだってサ。

タイ麺料理にゃースープと混ぜ麺(汁なし)があるといふ。

センレックに対してセンヤイ麺はだネー、幅1~2cmで炒め物に多用されんだって。

今回は幅5mmのセンレック麺食べたけどモー、やっぱ細麺好き。のどごしも良くって食欲もアゲアゲにニャーるジョ。

辛くってさわやか~なラハメンでふた。「あんま辛くしちゃイヤイヤン」て言っといたから辛さも丁度よくってウマウミャだった~(^^♪。

▲マンゴーアイス

600yen

〆はコレ。本日激烈青春ど真ん中な気温34度!。

お外に放り出され熱波の路上に倒れ伏す前に少しでも身体を冷やしとかんといかんッ。

で、つべたいアイシュを。マンゴーの味がするアイシュって、やっぱエスニカンな感じ~。単なるバニラだとタイの臨場感はサゲサゲだべナーだ。