カスタードめし380
またまた過去投稿記事の字体を大きくする作業中、380番投稿記事が突然消滅!!!。
前回はともかく、今回はハッキリ確認したジェ。こちらの操作ミスではニャいと!。
これは明らかに、ヒトデのこのブログのひな型が持つ欠陥に違いニャあーッ!!!。
マ、そんなことグチッてても仕方ないからサー、今回も写真羅列して説明文は多少短めだべ。
コピー取ってないから毎度こーゆーことになっちゃうんだよネ~。
当ブログ記事保存してるチト居たらゴメンチャイなのぉーッ!!!(ド泣き。滝のように落つ涙に虹が…)。
とにかく、もう今後一切、過去記事の字体拡大はしニャあーッ!!!。
よろちーくチャン!!!。
列島灼熱砂漠の中、息も絶え絶えにやって来たジェ、ベント・エ・マーレに!。
「マレにか。マレになのか?」
背後でよそよそしくオランウウタンの声。振り返ると居たのに!。
不動前駅から細く急傾斜な桐ケ谷坂をえっちらおっちら。はあはあ!!!。
酸欠ッ!4ぬッ!!!。
登ること約10分!。辿り着いたハハハハ……。はあはあ、はああ、ああああ~ッ!!!!。
トーゼン開店11:30に予約。月曜火曜が定休なのラ~。
これ絶対に名店なヤツって見知らぬ人に速報なステッカーがビシバシ!。
百名店は数あれど、ミシュランガイド東京のビブグルマン選出ってのは相当ハードルが高いもんネー。
釜茹で熱波から店内に避難はボクちゃんで3人目。
入店した途端にアラビアのロレンシュから、たちまちゴッドファーザーの銀幕世界へジャーンプ!。
開店直後、冷房効果まだビミョ~な中、薄暗がりの店内をオネーシャマに導かれ奥へと…。
中央に小さく窓が見えるッショ?。あそこが店内入って左側の最奥だべ。
最奥の部屋に入室する直前のことだったー。
ナニゲにシレッと右を向いたらドでかい石窯が!。
どっしりとした重厚なミテクレに思わずひれ伏したくなリュほどだー。
石窯とこちらの通路を仕切る棚の側面のタイル。
ベント・エ・マーレの下に
ENOSHIMAって書いてあるけど???。
“オレの家も近い”、あの江の島???。
オオオ!。ここか?!。ここなのキャ?!。
まさかの半個室!。2人掛け丸テーブルを独り占めは予約特権?!。
店内の様子が眺められる側の席、すなわち最奥の壁際に陣取ることにしまッシュ。
うッ、う~ん!。よく見えるったらよく見える!。ドアなし解放の半個室って分かったでショ?。
店内ったらまるでイタリア。シシリア島民の家みたいだジェ。行ったことないけど映画はいっぱい見ちょるけんネー。
窓の向こうに窯がチラ見え。オネーシャンがピッツァイオーロに
「今日は何にしますかー?」
「う~ん……。(12秒後に) サルシッチャのマルゲリータ!」
へええ…。本日のピッツァは開店直後に決めるんでシュね~。しかも、焼き手のライヴな気分で!。
丸テーブルに着席前に見た光景だジェ。
厨房が見えるヨーン。年季の入った各種鍋、フライピャンがずらり。
半個室の上部がコレ。相対でニャい天使が二名、ボクちゃんのためにミウジックを奏でてくれとりまッシュ。
天井にランダムに貼られたモノクロフォト。こーゆー演出ってナイス。
お金かけずにシャレのめす。傷や落ちない汚れ部分の隠し効果もあるしネー。
▲ピッツァセットのサラダ
着席後5分以内にお届け~。量は多め。サニーレタスに水菜、紫キャベツ、トマト、山頂には千切りニンジン。粉チーズとオリーブオイルをばシャッシャカ。
独特の味わい。ハッと気づけば何とドレッシングがかかってニャあ!。
粉チーズ、オリーブオイル、塩とコショウの融合でオリジナルドレッシングを形成してるってことなんヨ。シブいッ。うミャいッ!。
▲ピッツァセットのゴルゴンゾーラ
1400yen
〈サラダ、ドリンク付き〉
まず最初に、周囲の下げ済みを買う金切声でひとこと!!!。
このチーズピザ、この世に生を受けて以来まさに絶品中の絶品!。★★★★★★。
ビブグルマン選出は偉大な納得!、壮大な同感!、莫大な賞賛だべ!!!。
ガッツリ焼かれてるのに柔らかくしなやかな生地ってマジカルミステリーピッツァ!。
モッツァレラチーズが敷き詰められてて完全に溶けちゃったパルミジャーノったらモッツァレラの海に埋没!。
ところどころにイエローなオイルが溜まってるッショ?。これこそがパルミジャーノが溶けている証拠中のしょーこりもなくだべ!!!。
「最低ランクのダジャレ遊び人は世のためにならんーッ!!!」
あばれ太鼓の乱れ打ちをバックに木綿のサルマタはいたヤングチンパンズィらがボクちゃんをメッタ太鼓打ち!!!。
気を失う直前にボクが見たものは、隣家のパグが蚊取り線香の横でスイカしゃくりあげる姿。
“ああ、犬ってタネ全部飲んじゃうんだ~”。
皿のピッツァをずらしてみると赤い文字。
確かに!。
これこそ正真正銘ピッツァだべ。
ふっくら、たおやか、何とも包容力を感じさせる母性愛的チーズのクッション群!。
ゴルゴンゾーラチーズの美しき点在。
ピリッとキリッとした塩気がメッチャ良いアンバイ!。強い旨味が口中に溶け出して倒れそーなほどの至福にオクルミされちゃったあああーッ!!!。
4種のチーズを使うクワトロフォルマッジに対してコレは3種のチーズで勝負。
十分すぎる。チーズの最高級感はボクちゃんみたいなドシロートでもたちまち認識できちゃうクラスの絶品さ!。
写真のチーズを見てちょーらい。チーズ同士がしきりに何だかんだとオシャベリに夢中。それを生地のプックリオコゲらがウムウムとホノボノ共感してんじゃんケー。
これほどまでに凄まじき美味生地って、なかなか食べられニャいッ。
まるで神がかったワザ。
駅から離れた住宅街、それも急な坂の上という悪条件立地のこのお店。これが駅近であったニャら、モー予約だって取るのはミラクルな過酷世界に突入は必須!。
アー良かった、オー良かった!。お店にゃ申し訳ないけど自分勝手に大満足~♪。
「お好みでネ。モフフ」と差し出されたハチミツ小壺。
ナニゲにチョイ掛けしてピッツァほおばったら
ガァァァーン!!!
こんな気の遠くなるよーな美味しーピッツァがこの世にあるなんて奇跡中の奇跡だあああーッ!!!。
実はアータクシったらチーズだけのピザにハチミツかけて食べるのって好みじゃありませんのオホホ。
だってホットケーキ食べてる錯覚に陥っちゃうんですものーだ。
だっからサー、ドルチェピザって苦手なんですのヨー、オホホ。
通りを横切るチンパンズィ青年団鼓笛隊の先頭で音頭をとっていたチブルが伝令。
ボクちゃんに駆け寄り、
“じゃ、何でチーズだけのピザを選んだのか” と手話。
巧みな手話の肉球を眺めながらボクちゃんトーク。
「それが分からないんだ。大人になった今でも…」
チブルは戻り、チンパンズィ団長にソレを報告している姿が遠見に見える。
すると、頭から湯気出しコチラに何やら叫びながら全力疾走してくる激怒パンズィ。
マッハでの逃走!。それはいつの時も甘くジャスミン…。
これはホットケーキなど毛頭連想などしニャあ!。
このゴルゴンゾーラとハチミツの相性はバツグン!。
お互いを引き立てあう、互いに無くてはならない唯一無二の存在だビョエ!。
もちろんそれは、このハチミツの品質の良さと大いに関係しているニョだと思う!。
甘すぎずベタベタしてなくって味に深い深い情愛あり!。
美味しいだけでなく芳醇な香りにメッチャ癒されるデ!。
これって絶対あと数十回はリピート間違いなっし!!!。
これはハチミツを掛ける前のピッツァ。よくよく生地を眺めまわすとだヨ、あちこちにレモン色の小さな粒が見えないキャ?!。
これはキャラウェイシードといって、パンだのチーズ料理、ザワークラウトやクッキーなんかに良く合うスパイシュなのだー。
甘い香りとスッとしたさわやか~な香りを併せ持っててだナー、甘味もあるのが特徴だビョエ。
コイツが控えめながらバッチシ効いてるためにピッツァの出来を最上級に仕立て上げるのに一役買ってるってわけだー。
いやはや全く。こんなおいひい本格的ナポリピッツァを生み出す石窯って一体…。
などとフラフラ席を立ちカブリ付きで窯をヨダレ垂らしてボーゼンと眺める。
「その後ろ姿ブラボー。阿呆の美しさ全開、ブラボー」
魂の抜けたよーな上っ面な声と拍手。振り返らなくとも分かる。ウウタン長老だと。
頃合いを見計らってオネエサマがコーヒーをお持ちくださいましたわオホホ。そうね。
今まさに煎れましたというよーなアツアツ!。持ち手が小さいために気を付けて飲まないとアジャァァーッでひっくり返すデ。
苦みの強いガッツリ濃い目!。酸味はほとんど感じニャあ。
かぐわしき香りに酔いしれつつペンを置きたいと思う。
「ペンを?。???。今まで何か書いてたんかワレ?」
コーヒーブレイクをゆったり過ごしながら、2枚目のピッツァを果たして何にするか迷い、まどろむ。
ふと振り返り見上げりゃ額縁に船乗りに関する小道具の数々が…。
強烈な力が加わっても、絶対にほどけない結び方って釣りには必須だよネ。ボクちゃんも仕掛け結びは必ずクリンチノットだったデ~。
▲サルシッチャマルゲリータ
1550yen
〈本日のピッツァ〉
次なるピッツァの注文にオネエサマったらジリジリと後ずさり。
もふふふ。男ってヤツぁ~いっくらでも食べられちゃうんだジェー。
お前がな。お前ただ独り、お前のみがな。
サルシッチャってイタリア発祥のソーセージ。
細かく刻んだ肉に(豚肉が多い)ラード、スパイス、ハーブなんかを加えて味付け、それを腸詰にして作られるのだー。
そんなサルシッチャがモッツァレラの海に浮遊するサマ、まさにウマゲなマーメイド!。
んなこたぁーサル知っちゃネーだべ。
このお店のサルシッチャは粗い挽肉が固まったよーな肉々しさが溢れる自家製!。
武骨な形だけんどジューシーな食感!。
スパイスが効いててクセのあるお味。
トマイトウの赤が視覚的にバッチシ効いてるせいか、なんだかとっても本場イタリアって感じが食べるごとにヒシヒシ。
そホして、ピッツァのイノチである生地!。ゴルゴンゾーラに引き続きインパクトMAXを再度体感!。
ピザ自体はメガサイズ。直径30cmともなれば、同じく百名店の武蔵小山トリプレッタといい勝負キャ?!。
当然厚みもあって、かなりのボリュウム。見た瞬間に女子が「えええ~ッ?!」って苦い笑いをするケース。
焼きがとっても強くってフチのふくらみ加減もハンパなヒ。
あっちゃこっちゃにブンワカと焦げ目黒坊主が出現、それって香ばしさバツグン!。
こうゆーのが窯焼きピッツァの醍醐味だよネーだ。
小麦の上質な香りに包まれながら食べるピッツァ!。これを味わい尽くすために昨夜から今朝まで食事制限してきたのだべえ~。
ピッツァの真ん中、ミミ、どこ食べても平等にメッチャおいぴい!!!。
生地はふっくらでモッチリ。裏側もきっちり焼いてあって満足。
生地の塩気は弱目。ゆえに生地の持つ甘味が前面を支配していリュ~。
そんな生地に薄くトマトソースが塗られミルキーなモッツァレラがソレを覆い尽くす。
マルゲリータに必ずお約束であるバジルが無いのって以外だったけど、想像するにサルシッチャのスパイスの妙を活かすためだったのかもしれニャいと、のちのち悟ってみたりするのであったジョー。
仕上げのオリーブオイルもたっぷり。
焼き手は単なるシンプルなだけのマルゲリータを目指さず、実に野趣深い野性的なピッツァを完成させボクちゃんの目の前に放り込んだのだニャ!と痛感したヨーン!。
痛感ていうけど、実はコレ、全然痛く感じないんだよネ。分かるかなこの感覚。
全然分かんなヒッ。
帰りがけに発見した壁の小っちゃいタイル。カサゴさんだねェ。
ナポリは漁港。漁港はカサゴの宝庫。ナポリの人って週の半分はカサゴ鍋食べてんだってネー。
ボクちゃんも厳寒期にはヘチ夜釣りで一晩10匹くらいは釣っちゃうヨーン。
22cm以下はリリース。あとはお持ち帰りで刺身と唐揚げ!。バカウミャらあ~♪。
帰りがけに発見した壁の小っちゃいタイル。
道化師がレモン汁しぼって飲んでるネー。絞った勢いで飛沫が目に入れるよーに仮面の目の部分はくり抜いてあるんだヨ。知ってた?。
ええ。うすうす…。