味の色どり万華(まんが)

武蔵小山のラトリプレッタ再び!メガピッツァにイタリアンドーナツ!!

カスタードめし316

この武蔵小山ピッツェリアに本日2度目の訪問を実現したアタシったらマジ何者?、ウッキャア~♪。

ここは武蔵小山駅から半信半疑の徒歩6分、【ラ トリプレッタ】。

店名はご存じイタリアのサッカー用語「1試合で3ゴール」。

それが決まった瞬間たるや最高潮の歓喜!熱狂!ハッチャメッチャ!。

そういった感情抑揚をピッツァ始めとするイタリアンの数々でお客はんに提供したいッちゅーコンセプトでこの店は始まったってわけなんだー。

なんせこの界隈はナポリピッツァ激戦区。お手並み拝見~と、あらゆる好奇の目が注がれる中、この店は開店の年に早々ミシュランガイド東京のビブグルマンの座を射止めてしまったという、シンデレラとはおよそ無関係な栄光を手に入れたのだった。

シンデレラは確固とした日々の研鑽で勝利を収めたわけではニャーのだからー。

座席数42席。さほど広くない店内に、ざっと6~7人のスタッフはんらがキビキビと各々の作業に従事していリュのを見るのはマコトにすがすがしーヨ。

甘えんぼでキビキビなら “サトウキビ” と後ろ指を注されるものの、あいにくそのよーなスキありスタッフはんは見当たらなかったー。

そんでもって、この店構えのネームプレートの真横には丸テーブル1卓のテラス席があるんやで。

この画像は入口に片足突っ込む直前にボクらが見る光景。それは右手にあるべし。  

お一人様でも開店と同時の予約を入れてけば2人掛けに案内してもらえる可能性が高いヨーン。

ボクちゃんシットダウンのこの席前後左右は2人掛け席だったー。つまりボクちゃんは太平洋ドストライクなポイントに独り浮き輪でプーカプカな雰囲気だったのだよウフフー。

ナイフ・フォーク包みのロゴはハットトリックの星3つにボール落下のコース入りラ~。

ふと見上げた店最奥の壁上、天井付近のパイプに複数の行進する豚坊(ぶぅぼぅ)らが可愛ゆい。

ボクちゃん似の黄金豚坊を中心に撮影してみた!。

▲マイス

1200yen 〈ピッツァとドリンクのセット〉

ピッツァはメニュー表でロッサ、マリナーラ、ビアンカに分かれてて、このマイスはビアンカからのチョイス。

だって今日ったらアータクシね、ロッサ(トマトベース)でなくてー、マリナーラ(ガーリック風味のトマトベース)でもなくてー、

ビアンカ(トマトソースを使わずホワイトソース、またはソースなし)気分だったんですものー。まーね。やーね。そーよね。

モッツァレラ、リコッタチーズ、スイートコーン、ハム?(メニューにはハムとあったが出てきたのは見ての通りソーセージの輪切り!)、チーズという構成が色味的にもウマゲ。

ただ、出てきたピッツァのドでかさには改めて腰が抜けようものなら!だったっぺ。

皿からの生地はみ出し度合いが毎度半端ニャあ~!(ド泣き。目薬注す前、本当に涙がッ!)。

皿が見えぬ程はみ出しまくってるピッツァ、それは土をこねてアバウトに陶器の皿を作った時のよーな完成形だけんど、見栄えは最高最強!。

お客ハンらはヒトメボレやらゲンナリやらで店内は歓声と失望とが入り混じるカオス的状況!。

まさに、天国の奴隷か、地獄の支配者か。どちらか一択の過酷な世界なのであったー。

にしても、本場イタリアのピッツァが今自分の目の前にある!という胸躍るワクワク感は是非とも体験して欲しージョヨ。きっと、自分が日本人とイタリア人のハーフになった錯覚に陥ることはないにせよ、だ。

しかし、このピッツァの存在感はスゴすぎる!。大きさだけではニャあ。コルニチョーネ(ピッツァのミミ部分)の厚みたるや、通常の他店のゆうに2倍もあるんだネーン!。

つまりは大の大人の男が一瞬ひるむ大きさだということ。そうとは知らず1人1枚を嬉々として注文する初来店の女子達の声がそこかしこに聞こえ、アータクシそのたびに冷や汗ドヴァッでしたのよ!ヤアネったらマアネ。

ベースはポピュラーなモッツァレラチーズ。その上に彩りを考えたコーン、ハム、キノコの取り合わせ。

この店ったら具材を惜しみなく使ってサー、太っ腹度数は100を突き抜け3次元世界へと混迷するほど。

つまり、落語家に林家こんぺいは存在しても林家混迷は皆無、といったような。

まあとにかく、そんな専門的な知識はさておき、この大量に溢れかえるコーンの固さがちょーど良い感じ!。柔らかすぎてベショッ、のパターンでニャいッ。歯触りも理想的!。

切り分けたピッツァの上に乗ったコーンをバラバラと威勢よく皿上に落下させながら食べる夢のようなひとときに脱帽!。あたかもパチンコ台を眺めているよーな他人事気分ほど酔えるものはニャいんやで~。

ちりばめられた色白なリコッタチ-ズ、見た目おぼろ豆腐のよーだべ。

ほのかにミルクのよーな甘味があるけんど、あっさりしてて口当たりも良ヒッ。クセが無いからソーセージやモッツァレラが持つオイリーさと上手く融合してるしだなー、マッコト味わい深いヨーン。

大きくって厚みもあるピッツァ生地+溢れかえる具材=大サービス価格!!!

日本一大きな薪窯で焼かれるピッツァはそれ相応のサイズを持つ、は至極当然。それにコスパ最高の価格を付けるお店のハットトリック姿勢は感心しきり。あんがとねーだべ!。

完食する決意で食べ進むボクちゃん!。片時も気が抜けニャあ!。モグモグばく進中、隣のアラサー女子二人の声が再三に渡りやったら耳に響くヨーン。

心底心配し、相手を思いやり気遣う口調で「平気?………ねぇ、平気?」

「何とか……。あなたは?。大丈夫?」

いちいちボクちゃんがねぎらわれてるよーでいージェ。でもアンタラは絶対平気じゃないよネーこの量。無理して食べたらあとあとボーマン感半端ニャーなるで!。

▲ナポリドーナツ 200yen

やっとこさ完食!!!。

見事な金字塔打ちたてた自分へのゴホービは当然!。なわけでお安いコレをば注文したんでっせ。D、E、S、S、E、でデッセ。

お隣のお二人シャン、案の定ピッツァを各々が半分以上残し痛恨のリタイア。

イタリアのドーナツっちゃー、どんなんかネ。

と食べてみたら、生地の弾力と小麦の味わいから間違いなくピッツァ生地のドーナツなんだって確信したジェ!。噛み応えミゴト!。しっかり揚がってるヨ。

周りには大きめのザラメ結晶みたいな硬い砂糖がガンガン付きまとっていリュ!。

ガブリンしちゃったら、モーギュモギュな生地から油がじゅわぁぁぁ~っと口の中で広がってだヨ、砂糖ガリシャクの甘さもガツンと脳みそコンパチ!。

いかにもイタリアママンの手作りドーナツといった様相!。素朴で家庭的なドーナツにソフィアローレンを思い出すトンチンカン野郎って一体だれ?。

云いだしたお前じゃ~ね~の~?。