カスタードめし３９
やったらめったらに潮が引いている光景を見ていて急に潮干狩り！。
多摩川河口流域某所にて砂を掘る事こと４０分くらい、大きめのアサリを
３０粒だけお持ち帰り。小っちゃいのは、
傍らでアチシの手つきを覗き込んでいたシオマネキ(大)が、
「置いてけ!、ああ、早く捨てろ！捨てろ！」
としつこいので渋々従うことに…。
アサリの味噌汁を作るつもりでいたはずがクラムチャウダーになってすまったよ。
どして。そりはカジキマグロの新鮮な切り身が安かったからなの。
コンソメと牛乳少々で煮込んでみまふた。貝のエッセンスでベヘリィ・グゥー。
テキトーにプチトマトも半切りにして投入。アサリはなかなか口を割らず驚きだ。
コイツ、スパイかなんかにしたら相当手ごわいなと思わせるかなんかだった。
口を開けた奴の中にはバターで激しくむせているのもいた。大丈夫か。
しかし、ついにその時は来た。最後のアサリが口を割った！。
しかしソイツは、口を開けば開いたで喋る喋る。満ち潮になる時の
雰囲気がイヤだとか、丸っこいコブシガニの後ろ姿のシルエットがイマイとか、
さまざまな干潟のお話をしてくれたの。いいわね。 完
