味の色どり万華(まんが)

麻布十番、あべちゃんの焼き鳥だがや~!

カスタードめし57

「ああぶだかだぶらぁぁ~!」と頭上でアブラジェミが大声で呟く猛暑日。

今年は七月一杯、ニイニイゼミの天下でござひました。

例年、にいにいは6月一杯、7月そうそうにアブラゼミにバトンタッチのはずが、今年は何故か相当出遅れたんだよ油ゼミ!。

鳴き声が油で何かを揚げているジャージャー音に似てるからアブラゼミと命名されたわけなのよね。猛暑のさなか、天ぷら揚げてる図を想像するとクラッとなるでよ。

こんな日はじっくり炙る形の物が食には適している。

なわけで、本日ワタクシはチャリこいで六本木は麻布十番の、やきとん老舗であるところの

『あべちゃん』に美味しい焼き鳥を買いに行ってまいりましたのよ、オホホホ。

さて、そのお味は?って、グルメはんなら写真を見れば大抵分かる。食感までもねへ~。

上から、レバー (¥180) 、ネギもも肉、ネギもも肉 (¥180) 、

鴨つくね (2串で \460)。

どれも肉厚、新鮮、ほどよい固さ。身ひとつがゴロッと大振りで、見るからにガテン系の迫力だっぺ。

特筆すべきは老舗ならではの絶品タレ!。隣では地元の白人男性が、半ズボン姿で焼き鳥を立ち食い。絶品のタレに陶酔の御様子、ボクちゃんが注文する黒板の文字を一緒に覗き込んでました。

耳で聞く日本語と黒板の筆記文字をMY同時通訳、確認しているのでせうか?。

左が鴨つくね。身が引き締まってて弾力あり。味は香ばしく深み有り。

甘からず旨からず、ではなく、甘くて美味しい。

以前、このお店の窓の外から中で焼き鳥丼を美味しそーに食べてるOLさん達を見かけたことがあって、ずっと焼き鳥丼に憧れておりました。

串のまま豪快にどんぶりメシに乗っかっててモロ食欲そそりましたので、

今回、自宅に持ち帰り豪快に再現してみましたばい!。いかがでしょーか。

とにもかくにも、ホントにゴハンがススム君なのよね~。

もはや『あべちゃん』などと馴れ馴れしく呼ぶは恐れ多い!。今後は『あべさま』とお呼び申し上げたくソーロー!。

「タレも売ってますか?」と聞いたら「付いてますよ~」とのお返事。ちなみに唐辛子も付いてました。ボクちゃんは6本購入でお腹一杯。

ついでに、すぐ近くのせんべい、オカキの老舗店であるところの豆源で豆カン買おうとしたら、お店の人に

「ドライアイス入れても、この暑さじゃ豆は1時間しかもたないよおォー!」

と警告を発せられてしまい、思わず

「あああぶだかだぶらぁぁぁぁ…」