味の色どり万華(まんが)

自由が丘グッドチーズ グッドピザでイワシとオレンジのピザ、ケールのピザをワシワシ!

カスタードめし414

またも高速スキップしながら到達するは白亜のお城「カームヒルズ自由が丘」!。

目指すはその3階にある【グッドチーズ グッドピザ】!。

東京は清瀬の牧場から毎朝届く絞りたて牛乳で作られるというチーズ!。

そのチーズを使って作られるピッツァお目当てに本日この頃ついさっき、ボクちゃんたら舞い踊りながらハラホロヒレハレと到着したってわけなんだー。全くホントにそーだったー。

カームヒルズの1階は、デキる女子御用達!食と暮らしの商店【TODAY’S SPECIAL】。

見ての通り広いフロアーには魅惑的な商品が所狭しと展示中。

このお店ったら、他には渋谷、新宿、日比谷、京都、恵比寿、玉川などでも展開中だってネ。

その左手の階段を上って3階を目指すボクちゃんったらバネ虫さながらビトーンビトーン!。弾みながら登ってゆくの~。ソ。ソなのヨ。

階段上りながらナニゲに見下ろしちゃったりしてネ~(ゲラゲラ)。

2階フロアに到着ッ、はあはあ!。こッ、このお店のお名前はッ?!。

ウ。

わッ、分からんッ!、すまなヒッ!。はあはあ!。

みみみ、見えてきたじゃあないキャッ、開店11:00無休のグッチーグッピーの3階が、はあはあ!。

自由が丘の道幅の狭さはシレッと有名。ソコを車道と歩道にムリムリ分けてんだからネー、歩行者は片時も気を抜けないウォーカーとなり果てぬだヨ~。

そんな道路のひとつ、学園通りを駒沢方面に向かってテクテックるとココに辿り着くことが出来るってスペクタクルなんだー。

むふァッ、一番乗りィ~!はあはあ!。

とりあえず、いつもの席ッ。ワイン棚正面ど真ん中の丸テーブルッ。

このお店の照明ったらやや暗めなんヨね。今日みたく曇ってる日は一層暗さ2割増しで得した気分でアハハーンだ。

白と黒がメインカラーデザインとなる店内。

白が表すのは当然チーズだとしてだヨ、黒は一体何を…。

う~ん……。唯一思い当たるのはスタッフさん達の黒Tシャツ…。

ソレってこと?。

左の方へズズズィィ~っと。

結構広いよネ。ディナータイム、土日祭日も並ばずに済むのってイ~よニャ~。

新鮮なチーズ料理のお目当て客が多い中、ボクちゃんたら常にピザ一択。

学園通りを見下ろす窓際から見た内観。

奥の中央にオウゴンの石窯、その左手が厨房、窯の右手に見えてる額縁ラインナップ・ウォールの真裏がTOIRETだべ。

全65枚のハートマークをモチーフにしたデザイン画。

何となーくだけど、作者は1人だけのよーな気がする。今度聞いてみよフ。

ゴホルドな窯の前から学園通り側の窓辺を睨みつけてみる。

「誰も居ないから睨みつけれたんだよ」と上から目線でチブル(フレンチブルドッグ、明菜2歳)。

「そりゃそーだよ。居たらカン違いされちゃうもん」とボクちゃん。

「マジか」と明菜。「そう」

「…………」

数十秒の妙な間合いのあと突如ドッと笑うボクちゃんと明菜。

星座の相性最悪な互いが無意味な笑い声を上げる昼前。そのシラケ具合。

左手に入口が見える。入店してすぐにレジ。その背景がバーカウンター。

金色の石窯の右脇にも4人掛けカウンター。

丸テーブルはよく磨き込まれててツルッツル。つべたくて気持ちイ~。

店中央を飾るはレストランでよく目にするフランスゴムの樹。お手入れ簡単、葉が落ちにくい、虫が付きにくい、がポイント。

花言葉は『永遠の幸福』。

このお店の女子スタッフさんいわく、

「この窯はイタリアから業者が来て作ったのヨーン。グッチーグッピー全店舗の中でこの窯が有るのは自由が丘だけなんだジョーン」。

そんなありがたくも神々しい窯ったら、イタリアはヴェローナ近郊(コルノ)に在するマラナ社製のだぜ。

AVPN(真のナポリピッツァ協会)認定窯にしてパルマ世界ピザ選手権のオフィシャル窯なんだぜ。

▲イワシのコンフィとフェンネル

ディル&オレガノ 3080yen

開店と同時に一番乗り、マッハで注文し果てたピッツァったらテーブルお届けまで約15分!。いつもどおりだわラヴだわよ。

まず、当店ピザの特徴としてイッチャン先に目を引くのはー、極めて「女性的なピッツァ」だってことラ~。「フェミニン ピッツァ」だわよーオホホホー。

おやおや、この子ったらメッチャ色白さん!。とっても繊細かつナイーヴ、まるでピッツァの妖精な感~んじ~、ウフフ。

日頃、ガッツリ野郎どものナポリピッツァばっか食べ慣れてるアアータクシとしては眩い(まばゆい)ばかりッ!。

やあね。

ヒッジョーに独創的なたたずまい、どーよ。

なんて魅惑的なチーズ荒野なのかしら。

これって蜃気楼?。それともこれって大海原?。

カモメは飛んでないけどイワシは一杯、夢いっぱい。

まあね。

イワシのコンフィって何ぁに?。

それはねコブタよ、低温でじっくり時間かけてイワシをオイル揚げしたもののことなのサ。

イワシだけをチョコッと食べてみたらば、

おやまあ、生臭さ無ッし!。あらまあ、骨まで柔らかッ!。シオケわずかでグー。

一切れの大きさも丁度良くって、カットされたピッツァのピースごとにイワシ一切れが配置されていリュのもウレピイ!。

イワシ一切れ一切れの厚みも十分、ピッツァ全体の見栄えも素晴らしー!。まさしく晩秋のハーヴェスト感に満ち溢れる一枚といえるヨーン。

目に染み入るハニーがかったピッツァ生地の宮殿。玉座のモッツァレラ王のまばゆいこと!。周りでは宮廷道化師のパントマイムが展開中。

チェリートマトはピエロの赤い鼻、オレンジ色はその衣装、香草の緑は靴、そしてインジゴ色のイワシは、……イワシは……………。

「言えねぇのか、このクソガキャー。んだからオメーはウンペッペだって言われんだよー」

そのダミ声にハッとして振り返るボクちゃん。するとそこには見慣れないチブル(フレンチブル、名前:かすてら1番、2歳)の姿が!。

青魚が苦手な人って多いよネ~。

だけどイタリアのナポリったらイワシで有名な港町。

特にイワシのマリネが有名だけど、このピッツァに使われてるイワシの出来栄えも上出来!。

じっくり時間をかけて揚げたイワシ、その口当たりの柔らかさと滑らかさがピッツァ全体と相まって正しく「ナポリ」!。

ゼンマイ仕掛けのフェンネルが実に初々し~♪。

さわやかな苦み、スパイシーな香りと甘みがオレンジとよくマッチしてるばかりか、脇役的存在のイワシを主役にまで引き上げてる~。

この店、【グッドチーズ グッドピザ】のピザ生地の特徴は、ひとことで表現するなら「ザ・グッチーグッピー・オリジナル」。

ナポリピッツァでもなければミラノピッツァでもない。ローマピッツァでもなければアメリカンピザでもない。ズバリ、大和撫子お嬢様ピザ!。

どこまでも羽のように軽く、サックサクでありながらチョイもっち。別名「ザ女子御用達男子禁制ピザ」!。

豪快にムシャムシャるピザではニャいッ。

おしとやかにサクッ。もんぐっ。これ大事。

秋のボードウォークに降り注いだよーなディルとオレガノ。

ディルはイワシの臭み消しに使われたのラ。香りづけにもネ~。さわやかな辛味というべき味わいのハーブだジョエ。

ピッツァに付き物のオレガノもディル同様にさわやか~なハーブ。軽いタッチの苦みがチーズと相性抜群なのヨン。

ハーブの香りづけ、ほのかな辛味と苦みがチーズと混じり合ってだネー、噛むたびにオクチの中にそよ風サワワ~。レーズンの甘味もプチ味変ッ。

オレガノ、フェンネル、チェリートマトがハラホロヒレハレ。

お皿の上がいかにもグッチーグッピー、いかにも女子御用達ピザ&チーズのヤカタ!。

オッサレ~♪。

ぺろっと完食。いつもそーだけど胃もたれ皆無ッ。飲み物はノンアルにしたけど腹八分目。

そこんとこマジ大事、年末に人間ドッグだからァ~。

とはいえ、とはいえ、5日空けただけで性懲りもなく再び階段はあはあ、ハア!。

▲ケールとリコッタ

&カラブリア産チリ

3080yen

ほっほー!。カラブリア産チリだって?!。よくよく見ると赤いサラミの要所要所に赤いトマトペーストみたいな塊が見受けられるッしょ?。コレがカラブリア産チリなのだー。

すっごくスパイシーなペースト状のソーセージだヨ。ポークミンチにローストしたペッパーとスパイス各種を混ぜ合わせて作られるんだと。

発祥はカラブリア州南部の小さな村とか。

ボクちゃんたらお店側の狙い通りサラミにチリ乗っけて食べちゃった。ビールにバッチリ、ワシワシ食べちゃう激ウマレア!。

▲ノンアルBEER 770yen

ココのピザ、けっこうデカいのだ。来店した女子は、大抵が2人で1枚をススメられていリュ。ピザ生地にはホェーが注入されてるのが当店ピザ生地の特徴。

ホェーっちゃーヨーグルトの上澄みでよく見かける透明な液だっぺ。

自家製のフレッシュチーズ(モッツァレラ)が作られる工程で出来たホェーを生地に注入、そのせいで生地はしっとりしてるってわけだー。

んなわけで、生地を噛めば心地イ~。しっとり感とサックリ感!。おいぴい!。

ケールったら焼かれて焦げッコッコー!。焼く意味あるのキャ(汗)???。

マ、焼かれちゃったからケールの持つ苦みはモハヤ感じられニャい。いいのか?これで…。

ま、それはともかくピッツァのフチをごらんくらはい。

焼きがシッカリで噛み心地ったら軽い食感!。塩気は弱くて優しい甘味が伝わってくる。ナポリピッツァのガツン系とは対照的、いかにもフェミニンなピザ生地。

生地に使われる小麦粉はイタリア産と北アメリカ産の強力粉、北海道産の石臼挽き全粒粉を配合したものだからサー、独自のオリジナリティーが前面に出てるネーン。ホント飽きのこない生地でっス。

独特の苦みが特徴のケール。苦手だって人も多いよネー。そりゃそーだべ、青汁の原料になるんだからネ~、鼻がフゴッ!と鳴るのも当然だべ。

地中海原産だけあって色味や形状はめっちゃオサレやんけー。目に染みる強弱の付いたグリーンがチリとサラミの燃えるようなレッドマーダーを引き立てまくり~!。

そこに淡雪のごときリコッタの白が加われば「皿の上には既にクリスマスイヴが!」みたいな。

オリーブオイルが惜しげもなく回しかけられているジェ。

オリーブオイルは生地に塗られたジェノベーゼソースと混じり合って何とも深み有るソフトテイストを形成、炎のような味わいのチリを強力に後押しッ!。

バジルの葉と松の実、オニオン、塩やニンニクの調合であるジェノベーゼソースったら濃厚の極地!。

バジルペースト+オリーブオイルがチリソースと融合、まるでグリーンチリソースさながら!。

こうやって1ピースを縦に半折して手持ちで食べちゃうヨーン。

フレッシュなリコッタチーズは出来立て新鮮なやつを使用してっから何てったってミルク感さわやか!。

薄い生地にも馴染むしホンワカ軽やかな口当たりがハマる!。

カラブリア産チリとサラミを一緒に食べたのは初体験!。深みのある辛味がヤミツキになりそー。

もっと辛くてもいいジョと思わせる旨さあり!。旨味が強い辛味とはそーゆーものなんだと今回開眼したのであったーッ!!!。

カットされたスナップエンドウ。これがいい味出してたジョー。

みずみずしくって甘みが強いからピリカラと対照的、噛み応えもケールのワシャワシャとまるで違ってシッカリしてっから噛んでて面白かったヨーン。

今回もぺろっと食べちゃって、風と共にたちまち姿をくらますボクちゃんなのであった!。

注:支払い済ませてからネ。

そんじゃまぁ、そういうことで。