味の色どり万華(まんが)

春爛漫!【ピザチェック】で春キャベツのピザとカモネギのピザでリフレッシュ!

カスタードめし463

最近の天候は晴れと曇りで一喜一憂、合間合間に雨までドヤ顔乱入ジャーブジャブ。季節はマッコト春爛漫~♪。

そんなわけで本日近頃またまた不動前のチェックにピザ詣でッ。開店11時半5分前で見上げりゃどんより空模様。でもいいの。昼から快晴予報っていうじゃんけ~♬。

早く明かりが灯らないキャな~。

オ!、灯ったァーッ!。

開店時間ジャスト!。ボクちゃんの前には5人のマダムが既にお並び。多分予約客。5人だから間違いなく3階席へご案内されるのネッ。

うらやま~。ボクちゃんも一度は3階に座ってみたぁ~い!。2階に空席ありな場合、お一人様ったら絶対きっぱり2階席が鉄のオ・キ・テッ。やあね。

当店オーナーにしてピッツァイオーロ(ピザ焼き職人)の齊藤サマがお出迎え~。そんで行くべきフロアを支持して下さいますのよオホホ。やはりですわオホホ。マッダームらは3階。アータクシったら極めつけ2階ッ。まあね。

1階入り口脇の調理場を見下ろしながらも我が2本足は2階を目指しラセン階段をば登りゆくッ。アーアー心は躍る(おどる)、身は踊るッ。

いつものサラダがオーダー直後にテーブル上にッ。このブログじゃ何回も紹介してっからモーここでは説明割愛ッ。〈当ブログの【チェック】過去掲載記事NOは293に310、393に441、445〉。

おいぴーサラダってことだけヒトコトッ。

▲鴨と上州ネギのピザ

1650yen

これは『本日のピザ』。定番お定まりのメニューとは別、日替わりピザの何が出るやらっちゅー楽しみは格別~。

ましてや「カモネギ・ピザ」だなんてマー素敵!。モー最高!。メー子ヤギ!。

アラ、カモネギってもしかしてアタクシのこと?。やあね。

チェック自慢の熟成生地が今日も息づく!。もっちもちで最高の噛み心地!。

加水率(水分量)高くって焼き上がり加減も絶妙!。

鴨肉の上に降り注いだ季節外れの細雪、それったらパルミジャーノチーズなんだから~ん。

パルミジャーノはチーズの王様、イタリアンの王様チーズ、粉チーズの王様、って呼び声高しなのネ~。

あっさりと淡泊な燻製鴨肉に濃厚な旨味と甘みを持つパルミジャーノの相性はドンピシャ!。パルミのナッツみたいなかぐわしー香りもステキ!。

じっくりと木煙でいぶされた鴨肉!。旨味が凝縮されて脂くささもなくって食べやすい!。

ロース肉じゃないよネ、あっさりしてっから。でもフチの部分はややオイリー。でも思ってたよかクセはなくって食感はしなやか。生ハムにチョイ似てるかも。

カモ肉の保存はなかなかむずかしーんだってネ。料理上手な齊藤先生だからこそだネー、日替わりピザにもこのよーなものを登場させられるってわけなんだー。

色っぽい鴨肉をペラリと取り皿に退却させてみましたのオホホ。

そしたら下にはア~ラ恥ずかし嬉しのモッツァレラ。その上には薄い輪切りの上州ネギがたんまりこん、オレガノもはらほろひれはれ。

これらを、ぷぅっくりと膨らんだモチモチ生地と一緒に頬張るとだヨ、ンギュッ、ムギッ、っと噛むたびに生地の甘味と粘りが、ネギの甘味と粘りがガチ勝負ッ、旨いのなんのって!。

それに黒ゴマ!。ゴマの香ばしさがメッチャいい仕事してンのよネ。ピザに黒ゴマとはザンシン過ぎる~、他店では例を見ないチェックならではの革命的試みラ~。

今回の企画でネギと夢の競演を果たしたのは何と挽肉ソボロ!。しかもその挽肉はどーやらこーやら鴨ソボロッ!。

ガッギャン、ギャラッターン!。

ちうことはこのピザったら燻製鴨肉と鴨肉ソボロの2本立てっちゅー豪華極まりなき奇跡の競演だったのですネ~?。カモ肉は高血圧予防にうってつけ!、ガンガン食うべし!。ところでこのカモ肉、多分アイガモだよネ~。マガモは希少価値っつー話なんで~。

それにしても上州ネギ、これは美味かった!。群馬県産のブランドネギだけのことはあるで!。

「下仁田ネギ」と「長ネギ」を掛け合わせた改良品種だってサ。丈が長くってズングリ、甘味と旨味が強くって加熱すっとさらに甘さが際立つってオハナシ~。

確かにネギの甘さが特徴的だぎゃ!。ソイツがゴマと鴨と結託、傑作和風ピザの誕生と成り果てたのでしたぁー!。

ボク様ったらここじゃセットのドリンクはいつもイタリアンコーヒーよん。

クセがなくって苦みマイルド、理想的なグビグビ何杯もタイプッ。最近じゃもっぱら白砂糖ミルク抜き、ストレートでふ。飲み干すまでの所要時間は常に約3分。狭い店ゆえ回転の速さに貢献ッ。

▲釜揚げシラスと春キャベツのピザ

2300yen

〈バーニャカウダーソース、しらす、春キャベツ、

オレガノ、モッツァレラ、パルミジャーノ〉

後日!。前回と打って変わって朝から晴天、しかも昼には半袖OKてな予報だべ!。春にゃー柔らかさが魅力な女性的キャベツ、これ常識。てなわけでーこれをば注文したって魂胆だー。

当店にはレギュラーメニューに「シラスとアサツキのピザ」ってのがあってだネー、それが夕方の宅配注文で大人気みたいなそーなー。やっぱ日本人たらシラス好きなのネ。

ウォッ!。

ヒトクチ食べたら釜揚げシラスの塩気がガツンときたァッ!。

あわてて点在するキャベツ落ち穂拾いでワシワシ!。キャベツの甘い水気がイ~塩梅に融合してナイスなスプリングゥ~。

釜揚げシラスって?。今さら何だべ。それはだヨ、水揚げしたばかりのの生シラスが水分100%なのに対してだナー、釜揚げシラスは水分量をマイナス20%くらいにしちゃうんだニャこれが。

食べてみると、な~る。確かに柔らかくってふわふわしてるニェ。よくよく噛むと甘味もあるッ。

チェックのピザ生地はしなやかでもっちり。これに水分量たっぷりの釜揚げシラスとくれば愛称は上々、ぱくぱくとリズミカルに食べてしまうヨーン。

シラスは水分量の多い順に、遠山の金さんのおシラス(温情判決に涙する罪人が多いから)⇒生シラス⇒釜揚げシラス⇒しらす干し⇒チリメンジャコ、ということになるデ。

ピザ生地との相性では何といっても釜揚げシラス。硬いジャコなんかだと相当に加水率が低くニャーと生地との違和感をいなめニャい。

例によって例のごとく、コルニチョーネ(ピザのミミ)に出来たぷっくり破裂寸前で完成した生地焦げ風船!。生地の発酵が進めば進むほど、生地を焼いた時にこの玉が大きく膨れ上がるのだー。

マ、このピザがナポリピッツァだっちゅー確たる証拠だネ~ン。

じゅわわわわ~んと沁みだしたのはオリーブオイルにシラスの水気、そしてバーニャカウダーソース!。最初に「シラスが塩辛い!」と書いたのは間違いだったジョ!。

アンチョビ+ニンニク+オリーブオイルで作られているバーニャカウダソースが塩辛かったのだー。それはアンチョビの辛さだったー。今にして思えばー。

「バーニャカウダー」はイタリア語で「熱いソース」の意味。そ~か~、それでこのピザはナニゲにホットだったのか~。

アンチョビとシラスの魚臭さをニンニクが消し、熱いソースが生地とよく馴染んで春キャベツの甘味を極上のものにする…。齊藤ハンの目論見は大成功、メッチャ旨いピザになりまスた~。

いつも通り、生地裏をみてくらはい。中央は薄くこんがりと。

ボクちゃんはワンピース食べる時、まずこーして真ん中をミミ側に大きく反らせてから左右の生地を中央に合わせて具材をキンチャク状に封じ込めてからパックンチョしまふ。

生地の左右を折って重ね合わせる前に、具材を内側で均等に配分するのでふ。具材たぁっぷりのギョーザのよーでもあるジェ。

▲生ハムと有機ルッコラ

2200yen+ニンニク100yen+グリーンオリーブ150yen

またしても後日ッ!。本日は妙にルッコラをワシワシと食べたくなりコレを注文ッ。

有機ルッコラはただのルッコラに比べて辛味が強いのラ。でもポイントはそれよか健康面の方だべ。有機栽培とは “農薬だの化学肥料を全く使わない”農法!。「有機」は「勇気」といわれるユエンじゃ~ん?。有機肥料にお金使ったり害虫駆除の手間暇かけにゃならんぜよ。やっぱやるにゃー勇気がニャーと。

水洗いした有機ルッコラがテンコ盛り!。その上からまたもパルミジャーノチーズがはらほろひれはれ!。う~ん、ただそれだけでビジュアル的にゃイタリア~ン!。

食べにくいんでルッコラを全て取り皿に一旦避難させまふ。するとおいぴそーな生ハムが恥ずかし嬉しでコニャニャチハ~。食べてみると適度な塩気でコクと旨味も上々ラ~。

グリーンオリーブをトッピングしたんだけど思ってたのよか量がベリーベリー少なヒッ。

おまけにこのオリーブ、「自分はグリーンピースでございまフェ」などと見え透いた深紅の嘘までつきゃーがって!。きしょーめ!。

マ、いっか。とびきりさわやか~でお花畑な一品であった。

ルッコラ美味しい!。ほのかに辛くて噛むほどにゴマの味がそよ風のよーにオクチの中をグ~ルグルッ。とはいえ春のルッコラは共に旬である秋と比べりゃ辛味は弱ヒッ。しっかし、それもまたマイルドテイストでGOODジャ~ん?。

にしても生ハムとの相性は相変わらずの鉄板ラ~。でも塩気は生ハムだけで十分だったかニャ?、オリーブはいらなかったのかも~。